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自炊歴5年、お弁当歴1年の私が実感した続けられるお弁当作りのちょっとしたコツ

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新生活、食費の節約、料理の腕を上げる為......など、様々な理由でお弁当を作り始めた人が、必ずぶち当たる問題が「お弁当作りが続かない」ということ。

学生時代は安い学食で済ませたり、お昼ご飯を食べなかったりしていましたが、社会人になり「きちんとバランスの良い食事を食べなきゃ身体がもたない。外食は高いから自分で作ろう」とお弁当作りを始めました。

途中で上手くいかず「駅前で280円の牛丼を食べよう」と思い至ったことも多々ありましたが、何とか今まで断絶することなく続いています。

1年間ただひたすら試行錯誤しながらお弁当を作っていて、自分なりに気付いた「長く続けられるお弁当のコツ」を紹介します。

日持ちする簡単な常備菜レシピのまとめ。
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続けられるお弁当作りのコツ

  • 朝、絶対に作らない
  • 1日でまとめておかずを作り置きする
  • おかずは3品で充分
  • お弁当箱は買わずにタッパーに入れる
  • ご飯は1食分ラップに包む
  • シリコンカップは使わない

朝、絶対に作らない

私の場合「朝決まった時間に起きられない」「できるだけ長く寝ていたい」「何しろめんどくさい」という理由で、毎朝お弁当を作りません。

確かに朝にお弁当を作った方が出来立てのおかずを楽しめますが「作ったおかずを詰めるだけ」「朝作る時間が無かったら悲惨」「朝は軽く食べるだけ」という状況であれば、忙しい朝に無理してお弁当を作る必要性を感じません。

お弁当を作るのは、前日または2日前の夜。
比較的時間に余裕がある夜は、おかずを作ったり、夕食の残り物を詰めたりするのに向いています。

もし仮に寝坊しても、前々に作っておけば「お昼ご飯が無い」「昼食は外食」という状態は避けられます。

1日でまとめておかずを作り置きする

お弁当作りを続けられるコツの一つが「複数のおかずを大量に作り置きしておく」こと。

日持ちがして常温でも美味しい常備菜(キンピラ、煮物、おひたし、竜田揚げなど)を中心に作っておけば、3~4日はお弁当のおかずを作る必要がありません。

おかずを食べきってしまって、足りなくなったら時間が空いた夜に1~2品追加すればOK。

1週間で食べきれないほど作り過ぎた時は、お弁当カップに入れて冷凍保存。凍ったおかずをお弁当に詰めれば、保冷剤代わりにもなり、お昼の時間には良い感じに解凍されています。

おかずは3品で充分

お弁当の画像を見ていると、おかずは4?6品、色とりどりに詰められていることが多いですが、3品あれば充分だと思います。彩りは「赤、黄、緑」さえ気にしていれば、何とかなります。

正直、毎回毎回、おかずを4~6品作るのは面倒ですし、食材や作ったおかずで冷蔵庫(特に一人暮らし用)を一杯にするのは、できるだけ避けたい所。

おかずを4~5品作り置きしておいて、その中で3品をそれぞれローテーションしておけば、お弁当の中身が連続することもなく、飽きずに食べられます。

お弁当箱は買わずにタッパーに入れる

春や行楽のシーズンになると、雑貨屋さんで可愛いお弁当箱を良く見かけます。
確かに可愛いお弁当箱は、お弁当を作るモチベーションは上がりますが、それも最初だけ。

お弁当箱は色々と洗うパーツが多いのです。
当初は某キャラクターの可愛いお弁当箱を使っていましたが「フタ、本体2つ、中フタ、間仕切り」を毎回毎回洗うのが、面倒で仕方ありませんでした。

しかもお弁当箱は1個しかないので、毎日洗っておかずやご飯を詰める必要があり、これがまた性根がズボラな私には苦痛でした。

「毎回お弁当箱を洗ったり、おかずを詰めたりするのが面倒→お弁当を作りたくない→作らない」をすぱっと断ち切ってくれた救世主が「タッパー」でした。

私が使っているのは幅12.3×奥行16.3×高さ4.9cmの角型、550mlのごく一般的なもの。

おかずを3つ詰めたタッパーとラップに包んだご飯、ハシを箸入れ袋に入れて、お弁当袋に全部入れ込みます。汁漏れを考えると密閉できる容器が良いですが、工夫次第(汁気のあるおかずを入れない。煮物の下にかつお節を入れるなど)で何とでもなります。

タッパーは値段も安く、電子レンジOK、食洗機OKなので、気兼ねなくガシガシ使っても大丈夫。
2~3個あれば毎日お弁当箱を洗わずに済み、使わない時も重ねられるので置き場所にも困りません。

お弁当作りを止めた時、お弁当箱は使う用途がなく戸棚の奥深くにしまわれる可能性が高いですが、タッパーならば保存容器として、何にでもオールマイティーに使えます。

お弁当箱の可愛らしさは皆無ですが、可愛らしさよりも続けることが大切なので、見た目は気にしません。

ご飯は1食分ラップに包む

タッパーをお弁当代わりに使う場合、ご飯はラップに包んで持っていきます。

ご飯茶碗1杯分のタッパーに入れても良いのですが、洗い物が一つ増えたり、その日の体調に合わせてご飯の量が調整できないのがデメリットなので、ほとんどやっていません。

私の場合、3合のお米を炊いて、1食分ずつラップに包んで冷蔵庫で保存します。
大中小、色々な大きさで作っておけば、食べるご飯の量を調整しやすくて良いです。

ラップに包む際に、梅干しやふりかけ、塩昆布を混ぜておけば、味のバリエーションが増えます。

後は出かける前に30?1分くらい電子レンジで軽く温めておけば、固いご飯にならず美味しくお昼に食べられます。

シリコンカップは使わない

「カラフルで何度も洗って使える」と評判のシリコンカップですが、使えば使うほど洗い物が増えますし、おかずの種類によっては変色やにおいの心配もあります。またお弁当用のシリコンカップは少なく、自分のお弁当箱(タッパー)に合う物を探すのもなかなか大変です。

続けられるお弁当作りではツルツルの「紙製カップ」におかずを詰めます。
アルミカップだと電子レンジに対応せず、間に紙が挟まっていて、捨てる物が2倍になって面倒です。

紙製カップは100円ショップに種類豊富にあるので、自分のお弁当箱に合うサイズも探しやすく、値段も安いのがメリット。もちろん、ゴミとして捨てやすいのも良いです。

最後に

私が続けられるお弁当作りで心がけていることは3つあります。

なるべく「面倒」と思うことを減らす。
毎日お弁当のおかずを作らない。詰めない。
食器を洗う手間を省けるだけ省く。

これさえ出来ていれば、お弁当作りを苦痛に感じず、ゆるく長く続けられると思います。
色々と試してみて、自分に合ったお弁当作りを見付けてみて下さい。

(書いた人:昼時かをる)

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