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1時間早く働いていて思う「仕事でサマータイム制度を導入するメリットはあるのか?」

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サマータイム(夏時間)とは、7月~8月の期間中、時間を1時間進める制度のこと。

仕事で導入されるサマータイムの場合、例えば「9時~18時」の就業時間が1時間繰り上がって「8時~17時」になります。

日本ではあまりサマータイムを実施している企業はありませんが、例えばある程度仕事の時間に融通が効きやすい人がサマータイムを実施した場合、どのような利点や問題点があるのでしょうか。

7月に入り、実際に1時間早く仕事をして気付いたサマータイムのメリット・デメリットをまとめてみました。

メリット

意外と仕事に支障がない

サマータイムを実施するにあたり、一番気になる点が「仕事に支障があるかどうか」だと思いますが、私の仕事の場合、特に問題がありませんでした。

「1時間早く仕事を終わらせる=17時以降は仕事の連絡をしない」ということなので、主要な連絡や約束事を17時までに終わらせておけば良い話です。

「8時~17時の終業時間に関して何か支障があったか?」と社長に質問した所「ない」との返事が来たので、相手先の理解や根回しがあればサマータイムの実施は難しくないと思います。

通勤ラッシュが穏やかになる

私が利用している最寄り駅は乗り換え駅として利用されている所なので、朝の通勤ラッシュには非常に混雑しており、あまりに人の多さに電車に乗り遅れそうになることも多々あります。

1時間早く家を出た時、真っ先に思ったのが「朝なのに通行人が全然いない」と言うことでした。駅周辺は確かに多少混み合っていますが、自宅から駅まで行くまでの道は全力で走っても、誰ともぶつからない自信がある程人がいません。

サマータイムの恩恵を最も感じられたのは、帰宅時です。朝は「多少違うかな?」という程度でしたが、18時以降の帰宅ラッシュ時の混雑ぶりが嘘のように空いていました。

電車を待つ行列も短く、電車内も座れなくても充分に広いパーソナルスペースが確保できるので「まだ多くの起業でサマータイムが実施されていない内は通勤ラッシュの回避になるな……」と思いました。

電車時刻によっては、乗り遅れの心配がない

会社は最寄り駅から徒歩数分の所にあるのですが、会社に遅刻しないようにするには、25分に家を出て37分発の電車に乗る必要があります。

数分遅れてしまうと、37分発の電車を乗り逃がし、会社の最寄り駅に停車しない40分発を見送り、次の44分発まで待たなくてはなりません。一応44分発でも間に合いますが、到着するのがギリギリになってしまうので、できれば避けたい所……ですが、無理な時は無理です。

1時間早い8時だと38分、41分、45分発の電車はどれも会社の最寄り駅まで向かってくれるので、仮に家を出るのが25分をちょっと過ぎても41分発に乗れば良いので、心にゆとりが生まれます。

たかが数分の短い時間の話ですが、私にとってその数分が結構な死活問題なので、1時間早くすることで乗れる電車の本数が増えるのは非常にメリットが大きいです。

「銀の時間」に集中して仕事に取り組める

頭の仕事にとって、朝は金の時間である。ただし食事をするとたちまち鉄の時間になる。昼食前は銀の時間。食後は鉛の時間になるが、夕方の腹のすいているときはまた銀の時間がやって来る。夕食後は鉛の時間を通りこして、十時以後ともなれば石の時間である。
(外山滋比古 ちょっとした勉強のコツ)

言語学者、評論家の外山滋比古さんは「朝は金の時間、昼飯、夕食前は銀の時間」と言っています。頭が最もよく働くのが朝で次が昼食と夕食の前の時間という意味です。

サマータイム制度を導入して12時の休憩時間を変えないのであれば「8時~12時+13時~17時」の4時間+4時間となり、午前中、集中して物事に取り組めるようになります。

「午前中に4時間も働いてられない」と思う人もいるかもしれませんが、不思議と3時間作業した時の疲労感とあまり変わりませんでした。……と言うか私自身、指摘されるまで朝1時間多く働いていることに気付かない程、午前中の作業を普段通りにこなせていました。

西日が差し込まずに済む

部屋の間取りの関係で、夕方17~18時頃になると窓から強い西日が差し込んできて「眩しいなぁ全く」と思いながら作業することが多々ありました。

1時間仕事が早く終われば、西日が差し込む前に帰れる……と言うのは、かなりちょっとした事ですが、作業に支障をきたすことが一つでも無くなれば、その分仕事に集中できて良いです。

デートまで余裕を持って行ける

例えば「仕事終わりの18時30分に大阪駅の金の時計前で集合ね」と言われた時も、17時に仕事が終われば、化粧を直したり、一度家に帰って着替えたり、夕食を食べに行く所を下見してきたりする時間を充分に確保できます。

また部屋に相手を呼ぶ時も、どれだけ部屋が汚かろうが夕飯の支度ができていなかろうが、普段より1時間余裕があるので「タイムリミットに追われる」という自体も避けられます。

デメリット

冷房代の節約に……なる?

サマータイムのメリットとして「朝の涼しい時間帯から仕事ができるので、冷房を過度につける必要がなく、節電や冷房代の節約になる」と言われます。

実際にサマータイムで仕事をしてみましたが、気温に関しては日によって「午前中暑くて午後から涼しい、8時と18時は気温が変わらないなど、サマータイム制度の導入によって冷房代が下がるとは一概に言えないように感じました。

残業がしやすい

終業時間の17時になっても「まだ外が明るいから仕事ができる」と思って、夜遅くまで残業してしまう……とは良く聞く話ですが、実際に何度かやらかしました。

「いつも通り18時までに帰れば良いよね」と、頭の片隅で思ってしまう節があるようです。また朝1時間早く仕事をすると疲労感が少ないのか「1時間多く仕事した」という実感が薄いのも原因にあるように感じます。

「どうしても残業してしまう」という場合は、17時半から用事を入れる、指定時間後にパソコンをシャットダウンさせる設定をするなど、何かしら対策を取る必要があります。

最後に

仕事においてサマータイム制度は、ある程度仕事の時間に融通が効く人が実施するのは、メリットも多々ありますが、一般企業に勤めている人が「自分だけサマータイムで働く」というのは極めて難しいです。

サマータイムと言うよりも1時間の残業を「朝にするか」「終業後にするか」で考えた場合、仕事の効率を考えると「朝」、残業を多くしがちな人は「終業後」で行なうのが一番無難だと思います。

(書き手:昼時かをる)

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