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人生や仕事で役に立つ!○○の法則をまとめてみた

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ビジネス書籍や自己啓発書で良く見かける「○○の法則」。

どの法則も物事の新たな見方を気付かせてくれたり、無気力状態からやる気を与えてくれたりと、人生の糧になってくれます。

しかしながら○○の部分には提唱者の名前が付けられているものが多く、なぜか覚えにくいので「あの内容って、誰の法則だっけ?」と頭を悩ますことも少なくありません。

私の備忘録を兼ねて、人生や仕事のどこかで役に立つかもしれない「○○法則」についてまとめてみました。

○○の法則まとめ

鏡の法則

  • 自分の人生に起こる問題の原因は、すべて自分自身の中にある。
  • 私たちの人生の現実は、私たちの心の中を映し出す鏡である。
  • あなたの思ったことが現実になって. 鏡のように戻ってくる。
  • 目の前に現れる物事は、自分自身の内面を現している。

引き寄せの法則

  • あなたの心(思い)が磁石のように現実を引き寄せる。
  • 思考は現実化する。
  • 注意と意識とエネルギーを向けるものは、良いことであれ、悪いことであれ、自分の人生に引き寄せられる。

パーキンソンの法則

イギリスの経済学者パーキンソンの法則。

  • 仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する。
  • 支出の額は、収入の額に達するまで膨張する。

パーキンソンの法則は以下のような応用にも使えます。

  • 締め切り時間を設定しないと、いつまで経っても仕事が終わらない。
  • 与えられた時間や期限を全て使うが無駄な時間が多い。
  • 時間が余ると余計な作業までしてしまう。

→締め切り時間を設定すれば、時間通りに終わる。

  • お金は稼いだ分だけ使ってしまう。
  • 収入は増えたのに、お金が一向に貯まらない。

→貯蓄したい人は、給料日に積立預金をするのが良い。

ハインリッヒの法則

労働災害における経験則の一つ。

1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在する

「1件の大きな事故や災害の裏には、29件の軽い事故や災害、300件のヒヤリ・ハットがある」ということ。

ハインリッヒの法則に似た法則には、バードの法則(ニアミス600:物損事故30:軽傷事故10:重大事故1)やタイ=ピアソンの結果(ニアミス400:物損事故80:応急処置を施した事故50:軽中傷事故3:重大事故1)も有名です。

【教訓】

  • 事故を防げば災害は無くせる。
  • 不完全行動と不完全状態をなくせば、事故も災害も無くせる。

PASONA(パソナ)の法則

文章を使って商品やサービスを売る際に、効果が高い文章の書き方の法則のこと。

P……Problem(問題の提起)
「○○で困っていませんか?」など、ユーザーが潜在的に困っていること、不便に関していることを明確化させる。

A……Agitation(扇動)
問題の深刻さを示して、その問題の原因が何にあるのかをイメージできるように、感情を煽り立てる。
自身の体験談を盛り込むことで、共感を得られると効果が上がる。

SO……(解決策を示す)
「○○○を使えば、あなたの悩みが解決します!」というように、問題の解決策を提示する。自社が扱っている商品やサービスが役に立つことをアピール。

N……Narrow down(限定)
「先着✕✕人まで」「期間限定」など、今買わなければならない必要性を出します。

A……Action(行動)
「今すぐお電話下さい」「商品購入はこちら」など、次に行なうべき行動を呼びかけます。

PASONAの法則はセールスレターやダイレクトメール、TVの通販番組などで良く使われている手法です。

消費者が宣伝にホイホイ引っ掛からない為に覚えておくと「買わないとダメだ」という妙な義務感が薄れて、衝動買いを防げます。

パレートの法則(80対20の法則)

イタリアの経済学者ヴィルフレド・パレート(1848年~1923年)が発見した法則。

全体の数値の大部分は、全体を構成するうちの一部の要素が生み出している。

例)

  • 全体の2割程度の高額所得者が社会全体の所得の約8割を占める。
  • 仕事の成果の80%は費やした時間の20%から生まれる。
  • 全商品の2割が8割の売上を作る。
  • 全顧客の2割が全体売上の8割を占める。

品質管理や在庫管理、売上管理などマーケティングの分野で良く使われます。

RICE(ライス)の法則

打撲や捻挫など、体が損傷を受けた時にすぐに行なうべき応急処置における法則のこと。

R……REST(安静)
出血があった時、患部周辺の筋肉や関節が動くことで、出血過多になる危険性を防ぐ。

I……ICE(氷で冷やす)
ケガした部位は細胞が傷付いているので、放置状態だと炎症が広がりやすくなる。
氷水を使って血液循環を抑えることで、組織の破壊や壊疽(えそ)、腫れを防止する。
なるべく0度の氷水で15~20分アイシングするのが効果的。

C……COMPRESSION(患部を圧迫)
患部を圧迫することで、内出血や組織液の浸出や腫れを最小限に抑える。

E……ELEVATION(挙上)
患部を心臓より高く持ち上げることで、出血量を減少させる。椅子や台を使うと楽。

できる限り患部の炎症や出血を抑えるための方法で、医療機関の診断を受けるまではできるだけRICEの法則に従った処置をするのが良いです。

マーフィーの法則

マーフィーの法則は、先人の経験から生まれた経験則のこと。

"If anything can go wrong, it will."「失敗する可能性のあるものは、失敗する」
"The bread never falls but on its butteredside."「トーストを落とすと、常にバターを塗った方が下に落ちる」

「この世の真理」「教訓」を垣間見れる内容が多いのが特徴で、ちょっとウイットに富んだ話のネタとしても使えます。


(書いた人:昼時かをる)

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