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実用的な革小物にリメイクor寄付で社会貢献!不要になったランドセルの再利用方法まとめ

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毎日のように使っていたランドセルも、小学校を卒業すると、全く使わなくなるものです。

「結構場所を取るので、どうにかしたいと思いっているが、処分するのも気が引ける」という家庭は多いように思います。

そこで今回は役目を終えた後のランドセルの再利用方法をまとめてみました。

今年の3月に小学校を卒業した子どもがいる家庭や、卒業後しばらく経っており「そう言えば……」とランドセルの処分法を考えている人は、ちょっと検討してみてはいかがでしょうか。

ミニランドセルや革小物にリメイク

「簡単には捨てられないけど、場所を取るのは困る」「中学生以降でも使えるものにしたい」「ランドセルをプレゼントしてくれた祖父母にお礼をしたい」という時、人気なのがランドセルのリメイクです。

縫い目が少なく、革の面積が広い「フタの部分」を利用して、ミニランドセル、財布、コインケース、パスケース、定期入れ、ペンケース、レザーストラップ、キーホルダーなどを作ってくれます。

値段は作る製品や頼む所によって異なりますが、3,000円~40,000円ほど。

本皮であれば年数が経っていても問題ありませんが、合成皮革だと経年劣化が起こりやすいので、早め早めに申し込むことをおすすめします。

「ランドセル リメイク」「ランドセル リフォーム」で検索した際に見付けた工房・企業をまとめてみました。

他にもランドセルメーカーが自社でランドセルリメイクを行なっている所もあるので、Webサイトを見てみたり、お店へ問い合わせしてみると良いです。

発展途上国に寄付する

発展途上国の女性や子どもたちを支援する為、ランドセルを送る活動を行なっている団体や企業はいくつかあります。

有名なのが、JOICFP(ジョイセフ)と株式会社クラレ、国際社会支援推進会ワールドギフトです。

ランドセルの他「買ったけど結局使わなかった」というような文房具があれば一緒に送れます。

ちなみにランドセルを送る国はアフガニスタンが多いのですが、宗教上の理由で豚革製のランドセルは送れません。
自分が送る予定のランドセルが豚革製かどうか確認後、送ることを強くおすすめします。

ジョイセフ「想い出のランドセルギフト」

JOICFP(ジョイセフ)は発展途上国の妊産婦と女性の命と健康を守る活動を行なう国際協力NGOです。

2004年よりランドセルの寄付活動を行なっています。回収期間は毎年3月中旬~5月31日。

送り方は以下の通り。
ランドセルを寄付するには、ランドセルを送る為の送料と海外輸送費がかかります。

1.海外輸送費を寄付する(1,800円または書き損じハガキ46枚以上)。
2.未使用(新品)の学用品があれば、ランドセルの中に入れる。
3.ダンボールや梱包材、ビニール袋などにランドセルを梱包する。
4.倉庫宛に郵便または宅急便で送る。

クラレ「ランドセルは海を越えて」

使用済みランドセルにノートやえんぴつ、クレヨンなどの文具を詰めて、アフガニスタンの子どもたちにプレゼントするキャンペーン「ランドセルは海を越えて」。

ランドセル用素材として70%以上のシェアを占める人工皮革「クラリーノ」を生産する株式会社kuraray(クラレ)が中心となり、活動しています。2004年からスタート後、約9万個のランドセルが寄付されました。

毎年1月中旬~3月末日まで、キャンペーンの受付をしています。
寄付に関しては本年度の募集個数に達し次第、締め切られるので、寄付を考えている人は早めに手続きすると良いです。

国際社会支援推進会ワールドギフト

国際社会支援推進会ワールドギフトでは、自宅の不要物や支援物資を集荷して、発展途上国へ届ける物資支援を行なっています。
他のランドセル寄付とは異なり、期間設定がないので、自分が「送りたい」と思った時に利用できます。

古いランドセルやスクールバッグや一般的なカバン類も対象になり、色、メーカー、種類問わず寄付を募集しています。
明らかに再利用・リサイクルできないもの(肩ベルトが切れて破損など)以外であれば大丈夫。

その他、食器・衣類・文房具・雑貨・おもちゃ・クツ・カバンなど、使えるものであれば、一緒に梱包してもOKです。

メールフォームで荷物の集荷依頼を行ない、荷物を準備。希望日時に宅配業者が集荷に来てくれるので、梱包済みの荷物を渡します。

集荷料金は120サイズ2,400円、150サイズ2,900円、170サイズ3,400円。
料金は高めですが送料だけではなく、再利用にかかる全ての費用が含まれている為です。

(書いた人:昼時かをる)

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