いよいよ夏も本番です。暑い毎日が続きますが、夏の冷え性や暑さ対策に使える方法を4つご紹介します。
夏の冷え性を防止する方法
夏のオフィスはクーラーで冷えていて、体がだるくなってしまうことも多いです。特に、仕事で一日中部屋の中にいる女性に多いと言われています。
あまりに体が冷えてしまうと、夏の冷え性になってしまうので、キチンと対策しておくことが大切です。
- 上半身を冷やさない様に上着を着る
- 首を冷やさないように、スカーフなどを使用(通気性の高いコットン生地がおすすめ)
- お腹を冷やさない様に腹巻をする
- 足を冷やさないようにひざ掛けやレッグウォーマーを使用する
- 立った時に軽くストレッチをする
などなど 自身で出来る事がたくさんあります。
逆に、冷えてしまった時の体を温める方法もご紹介します。
半身浴
ついつい熱いのでシャワーだけで終わらせる事が多いと思いますが、湯船に入って体の芯から温めましょう。ぬるめの温度で半身浴がおすすめです。
冬野菜
夏野菜(きゅうり・トマト・なす・セロリなど)は体を冷やしますので、冬野菜(かぼちゃ ・たまねぎ ・にら ・にんにく ・ねぎ ・赤唐辛子)をうまく取り込みましょう。
DIYでやる冷房対策
冬場はいいけど、夏になると日が当たりすぎて大変、と言うお話はよく聞きます。対策としては・・。
- 窓に遮光シートを張って光を遮る
- 窓にすだれやよしずをかける
- 遮光カーテンを付ける
- 窓にグリーンカーテンを作る
これだけでもエアコンの効きが随分違います。
日光を当たらないようにすれば、お部屋の温度の上昇も抑える事が出来ます。
上記の4つはいずれも、DIYでチャレンジできる対策方法です。一番簡単なのは、すだれやサンシェードの取り付けです。
すだれの取りつけ方法
サッシ枠に取り付ける、すだれ用の上部取りつけ金具が市販されています。サッシ枠にネジを回して取り付けるだけ。
この時のポイントはネジとサッシの間に薄い板を挟み込むようにしてください。そのまま取りつけるとサッシに傷がついてしまいます。
すだれの長さや幅によって金具の数を調整してください。
あとは金具にすだれを引っ掛けるだけで窓の日差しを和らげてくれます。
取り付けができない窓もありますので、購入時に確認するようにしてください。
遮光シート
窓に貼りつける遮光シートです。いろいろな柄があるので、柄によっては外から室内が見えづらくなる効果もあります。こちらも初心者の方でも挑戦しやすいDIYです。
遮光シートと霧拭き(水に数滴の中性洗剤を入れたもの)とカッターを用意します。
そしてまず貼りたい窓を掃除します。汚れが付着していると貼りつきが悪くなります。遮光シートを少し窓より大きめにカットします。そして全体に霧拭きをしたら端からシートを貼っていきます。タオルで気泡を追い出すように貼っていきましょう。余分をカッターで切って出来上がりです。
粘着シートのタイプはいろいろとありますので、購入時に貼れるガラスかどうかを確認してください。表面が凸凹のガラスなどは貼れるシートが限られます。
遮光カーテン
こちらもカーテンを取り替えるだけなので、すぐにできる対策です。しかし窓の外で日差しを遮断した方が冷房効率はよくなります。
グリーンカーテン
こちらも日差しを遮る手段としてはとても有効です。時期的には5,6月頃から始めることをオススメします。
室外機の対策
室内機が熱い空気を吸い込み、室外機から熱い風を出すのに、吹き出し口を囲ったり、塞いでしまうと、熱を出せなくなってしまいます。それと、直射日光が当たると周りの温度が上昇し、熱風を吸い込む事になり、電気代が余計にかかってしまいます。
室外機を日陰にする為に周りに木を植える、すだれやよしずをかける、その他、水をかけて冷やすなど熱くならないように注意したいものですね。
その他、室外機用の日よけカバーが市販されているので、狭くて日陰を作れない時にはとても便利なアイテムです。
正しい冷房の使い方
電気代がもったいないから、部屋が冷えたら消して、暑くなったらまた付ける、という方はいらっしゃいませんか?
こまめに電源のON・OFFをする使い方は逆効果で、電気代が上がってしまいます。なぜなら、つけ始めに大きな電力が使われるからです。
エアコンはつけっぱなしで構いません、自動運転にしておくと設定温度で調節をしてくれているからです。
効率よく節電できればうれしいものですね。ただし設定温度が低いと電気代はかかってしまいますので、気を付けてください。
ペットの暑さ対策
室内と屋外、どこにいるかで環境は変わりますが、犬や猫などの動物は汗をかかない事はご存じでしょうか?
しかし、犬や猫は全身毛でおおわれているのですから、もちろん熱がからだにたまりやすいです。よって、直射日光を長い時間あびてしまうと、あっと言う間に熱中症になってしまいます。快適な環境は、飼い主がしっかり作ってあげなければなりません。
- 屋外の場合は、必ずよしずや小屋で日陰を作ってあげる事
- コンクリートの場合は、スノコなどを使い直に当たらないように気を付ける事
- 大きめの容器に水を入れて置き、水をいつでも飲めるようにする
- 凍らせたペットボトルを置き、タオルなどで包み涼めるようにする
その他、最近は動物用の冷却マットやアルミシートなど便利な物もあるので、うまく活用したいです。
散歩に行く場合の注意
道路に多いアスファルトですが、真夏の日中には50度~60度まであがります。
こんな時に歩かせると、肉球がやけど状態になります。
散歩には、涼しい時間の朝一番と夕方以降の日が沈むころがおススメです。
熱い時間に行く場合には、ブーツをはかせてあげるのも良い方法です。
暑いと体調を崩したり、光熱費がかかってしまったりなど大変な時期ですが、快適に過ごせるよう早目に対策をおこないましょう。
(書いた人:ばんちか工房 山口利江)