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修理の前に知っておきたい!家電の寿命

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私事で恐縮ですが、先日、自宅の電子レンジが壊れました。スイッチを押すと通常通り、動作をし一見問題ないように見えるのですが、一向に食品が温まらない…ムムム! そういえば、この電子レンジを買ったのは今から14年前の、ちょうどひとり暮らしを始めたころ。そろそろ買い替えてもいいのか、いやはや、修理すべきなのか。悩んで調べてみると、どうやら電子レンジの寿命は10年ほどらしいのです。

実は家電にも寿命があった! 家電製品は10年前後

国立環境研究所が発行する『資源環境・産業物研究センターオンラインマガジン』によると、人に寿命があるように、家電にも寿命があるそう。ただ、家電の場合は寿命の捉え方がいくつか分かれているそう。たとえば、製品がつくられてから壊れ、ゴミとして処理されるまでは「製品寿命」。購入者が購入して、廃棄やリサイクルを行うまでの「保有期間」。出荷から廃棄・リサイクルまでの期間を表す「国内サービス期間」など、様々あるそうです。

今回のように、“購入から壊れてしまうまで”の寿命を知るには、「保有期間」が一番近そう。…ですが、実際家電の寿命を正しく意識している消費者は少なく、「もっと利用できる期間は長いのに」早く手放してしまう人も多そう。そうなると、「保有期間」は、実際の寿命よりも少し短いのかもしれません。

そうなると家電の寿命を知るにはどうしたら…? とあれこれ探してみると、内閣府が発表している「消費動向調査」に「主要耐久消費財の買替え状況の推移(一般世帯)というデータを発見。壊れたのを機に買い替える人が多いと仮設すると、なんとなくこの数値が間違いなさそうです。

以下に、上記調査による各家電別の平均使用年数をまとめてみました。

■主要耐久消費財の買替え状況の推移(一般世帯 平成27年3月)

  • 電気冷蔵庫 9.9年
  • 電気洗濯機 8.3年
  • 電気掃除機 6.9年
  • ルームエアコン 10.7年
  • カラーテレビ 7.4年
  • ビデオカメラ 6.4年
  • デジタルカメラ 5.0年
  • パソコン 5.8年

残念ながら一番気になっていた「電子レンジ」の買替え状況の推移は、平成16年3月時点で調査終了。そのそれ以前のデータも現在は公開されていないことから、調べがつきませんでした…ぐぬぬ。

電子レンジの寿命もやはり10年= マグネトロンの寿命

すっかり八方塞がりになった私。電子レンジの寿命データは諦め、今度は電子レンジの仕組みについて調べてみると、電子レンジは中にマグネトロンという真空管の装置があり、これがマイクロ波を照射することで、食品内の水分子を振動させ発熱しているそう。

そして、マグネトロンには寿命があり、約2000時間経つとマイクロ波の照射が弱まるようで、これは平均的な使用時間で利用したとして10年程度に換算されるそうです。なるほど、どうやら湖沼ではなく、寿命だったようですね。

もし、修理したらいくらかかるのか。東芝のウェブサイトに掲載されている電子レンジ出張修理概算料金を見ると、マグネトロンの交換の場合、その相場は1万6000円~2万5000円! これは、よほど高機能な電子レンジを選択しなければ、十分新しい電子レンジが買える値段です。家電は最新のものほど高機能で低消費電力になっている傾向が高いことから、修理よりも買い替えたほうが良いと今回は判断しました。

もし家庭で壊れてしまった家電が出た場合は、すぐに修理に出さず、まずは家電の寿命を調べてみたほうが吉。間違った選択をして無駄な出費をしてしまわないよう、注意しましょう!

(書いた人:考務店)