クートンブログ

日常のヒントをあなたに - 株式会社クートン

クレジットカードが無くてもネットでクレカ払いOK。コンビニで買えるVISAプリペイドカード活用術

※記事内に広告を含む場合があります

f:id:qooton:20150818135844j:plain

ネット通販を利用したり、オンラインゲームに課金したりする際、代金はクレジットカード払いが原則です。

「クレジットカードが使えない」「商品やサービスを購入したいけど、安全か分からないサイトを利用する」「クレカ払いは使い過ぎが心配」「家族に利用しているのがバレたくない」という時に、安心して支払いに使えるのが、プリペイドカード「V-プリカ」です。

ライフカード(株)が発行するVisaブランドのネットショッピング専用Visaプリペイドで、商品やサービスを購入する際に、クレジットカードとして支払いが可能になります。

18歳以上であれば審査や本人確認書類の提出の必要は無し。
匿名利用が可能で購入金額分しか使えないので、万が一何らかの被害にあっても最小限に抑えることができます。

他のプリペイドカードと同様にコンビニで気軽に購入可能で、ギフトカードとして家族や友人にプレゼントにも使えます。

V-プリカの特徴

f:id:qooton:20150818140043p:plain

18歳以上であれば誰でもOK

f:id:qooton:20150818140209p:plain

Vプリカは日本国内在住の18歳以上であれば審査なし
簡単な登録でアカウントが発行されて、すぐに利用できます。

支払い画面に「Visaマーク」があることを確認して、クレジットカードを選択。
Vプリカカードのカード情報を見ながら、クレジットカード支払い画面で必要事項(氏名、カード番号、セキュリティコード、有効期限)を記入して、決済すればOKです。

クレジットカードのように「審査」や「本人確認用資料の提出」「金融機関の口座指定」の必要が無いのがメリット。
記載名は本名ではなくニックネームでもOKなので「海外の通販やゲームを利用したいけど、ちょっと不安」という時にも使いやすいです。

コンビニで気軽に購入できる

V-プリカの購入は「コンビニ」または「インターネット(クレジットカード払い、インターネットバンキング払い)」で24時間行なえます。

コンビニ端末の場合、最寄りのコンビニにある各端末※を操作して、Vプリカの購入金額を選択すると申込券が発行されます。
申込券を持ってレジで支払い。Vプリカ発行カードを受け取って、VプリカのサイトからMYページにログイン。

「コード入力」の項目で、発行コードを入力後、SMS認証/電話認証(スマートフォンや固定電話の番号を登録)の手続きが終われば、Vプリカが発行されます。

f:id:qooton:20150818130134j:plain

コンビニにある各端末
イトーヨーカドー:マルチコピー機
ローソン:Loppi
ファミリーマート:Famiポート
サークルKサンクス:Kステーション
デイリーヤマザキ、セイコーマート:サンプルカード

購入金額よりも利用可能額は少ない

V-プリカは500円から3万円までの利用可能額から選べます。

f:id:qooton:20150818095040p:plain

上記の表を見て分かるように、購入金額よりも利用可能額は200円安いです。

同じプリペイドカードでも、iTunes コードやAmazonギフト券、ニンテンドープリペイドカードのように「購入金額=利用可能額」ではありません。
使用可能な範囲は限られますが、既に専用のプリペイドカードが発行されているサービスであれば、そちらを利用した方が200円分お得ですね。

支払い方法によって選択できる金額が異なり、コンビニで買う場合は2,000円から7,000円まで。

Vプリカは一括払いのみでの利用で「残高以上の商品を買いたい」と思っても、他の支払い方法(銀行振込や代引き引換えなど)と組み合わせられません。

コンビニだと7,000円以上、クレジットカードやインターネットだと3万円以上の商品やサービスの購入はV-プリカで支払えません。

購入したVプリカの返品・換金は不可なので「どれくらいの金額の商品/何を目当てに購入したいと思っているのか?」をよく良く考えて、利用するかどうか、いくらの金額を購入するかを決めます。

アカウント開設不要、プレゼントにも使える「Vプリカギフト」

f:id:qooton:20150818130044p:plain

「アカウント開設は面倒」「友だちや家族のプレゼント用に使いたい」という場合はVプリカギフトの利用をおすすめします。
Vプリカカードはコンビニなどの陳列棚に並んでいるので、こちらの方を見かける機会は多いかもしれませんね。

販売金額は3,250円(3,000円)と5,290円(5,000円分)の2枚で、Vプリカよりも利用可能額に対する販売金額は低めです。

Vプリカギフトのカード情報確認画面へアクセスして、カード裏側の認証番号とカード番号下4桁を入力すれば、アカウント開設やSMS認証/電話認証の必要なく、利用できる気軽さがメリットですね。 

【販売店舗】

f:id:qooton:20150818130100p:plain

月額制定額サービスなど利用できない加盟店あり

V-プリカはクレジットカード決済に対応する全ての店舗で利用はできません。
「このサービスに課金する為/この商品を購入する為に、V-プリカを買ったのに、結局使えなかった!」という失敗がないように、利用前には良く確認することが必要です。

利用できない加盟店の特徴は以下の通りです。


  • Visaオンライン加盟店以外
  • インターネット以外の加盟店
  • Vプリカによる現金取引
  • 月額・継続契約の利用料金の支払い
  • 後日カードの提示が求められる可能性がある加盟店

●Visaオンライン加盟店以外

●インターネット以外の加盟店
Vプリカはインターネット専用VISAプリペイドカードなので、実店舗(コンビニやスーパー、百貨店など)での支払いには使えません。

●Vプリカによる現金取引
FX取引や旅行小切手購入など。

●月額・継続契約の利用料金の支払い
カード情報を登録して、月額料金を毎月支払ったり、数ヶ月後に自動更新手続きが必要になったりする加盟店では利用できません。

公共料金/電話料金/衛星放送・CATV視聴料/インターネットプロバイダー利用料/WiMAXサービス利用料/新聞購読料(電子版含む)/保険料/レンタルサーバー/定額サービス/通信教育/各種月会費など。

結構「月額制定額サービスを利用したいけど、クレジットカードは持っていない」という理由で、V-プリカの利用を考える人は多いように思いますが、その手のサービスに限って使えないのが残念ですね。

利用できない加盟店の中でも「え?このサービスに使えないの?」と驚いたのをいくつか挙げてみます。

例)U-NEXT、NHKオンデマンド、クックパッド、ゲオオンライン、コミックシーモア、TSUTAYA DISCAS、TSUTAYA TV(月額レンタルサービス)、DMM.com、ニコニコ動画、バンダイチャンネル、Pixivなど。

詳しくは:ご利用できない加盟店一覧

●後日カードの提示が求められる可能性がある加盟店

航空券やフェリー、高速バス、コンサートなどのチケット、ホテルの事前予約など、後日カードの提示が必要になる可能性がある加盟店でも利用できません。

例)JR東海バス、JRバス関東

有効期間は1年間。未使用で3ヶ月経つと月額125円引かれる

f:id:qooton:20150818140839p:plain

V-プリカの有効期限は1年間(購入後1年を経過したその月の月末)

有効期限が過ぎるとカード番号が無効になり、残高があっても利用できません。
期限を延長するには、新たにV-プリカを購入(=残高加算)をする必要があります。

またV-プリカを発行or最後に利用した月から、未使用のまま3ヶ月経つと、翌月25日に休眠カード維持費として月額125円が残高から引かれます。
※残高が0円ならば1円も引かれません。

「定期的に利用して、残高を1年以内に使い切る必要がある。追加チャージで有効期間が延びる」という点が、他のプリペイドカードとは異なりますね。

セキュリティは大丈夫?

f:id:qooton:20150818140624j:plain

インターネット通販やクレジットカード利用で気になるのが「セキュリティ」のこと。

V-プリカでは以下のサービスでセキュリティを行なっています。

  • セキュリティロック機能付き
  • VISA認証サービス(3-Dセキュア)に対応
  • 購入や利用ごとに登録アドレス宛にメールが届く「メール配信サービス」
  • 本人だけがチェックできる利用明細(WEB明細)

クレジットカードやネット銀行よりも、セキュリティが強化されている……ではなく「必要最低限」という印象ですね。

セキュリティロックしたV-プリカで不正に利用された場合、補償が受けられます。

また補償対象外の不正利用(例:家族など会員の関係者に使用されたなど)があった場合でも、利用可能額を考えても被害は3万円以下なので、損失額を最小に抑えられるのは良いですね。

V-プリカはどういう場面で使える?

f:id:qooton:20150818140156j:plain

V-プリカの特徴について書いてみましたが、では実際にどのような場面で活用できるのか?利用に向いているのはどのような人なのでしょうか。

クレジットカードは持っていないけど、クレカ払いをしたい

ネットで商品を購入する場合、主な支払い方法は「クレジットカード払い、代引き引換え、口座振替、銀行振込」があります。
商品を最短で何の手数料もかからずに届けてくれるのはクレジットカード払いなことが多いですね。

だけど色々な事情でクレジットカードは持っていない……という時に、V-プリカを使ってみる。
購入金額よりも利用可能額が約200円下がりますが、毎回の支払いの手数料(代引き引換え、他行あて銀行振込など)を考えると、安くなりますね。

今すぐクレジットカード払いがしたい

V-プリカはアカウント登録(ギフトは不要)&カードの購入・チャージで、すぐに使えるのがメリット。

コンビニに駆け込めば24時間支払い可能になると考えると、かなり使い勝手が良いことが分かります。

「何らかの理由で手持ちのクレジットカードで支払えない」や「クレジットカードの申請中で手元に無い」「今すぐ払込たいのに、金融機関の営業時間外だ」と言う時にも便利です。

使い過ぎや重課金が心配

手元のお金が減らない分、どうしてもクレジットカードの使い過ぎやサービス(ブラウザ、スマホゲーム)への重課金をしがちです。

「先払いした金額以上は使えない」という性質上、例えば「毎月ゲームに当てる金額は5,000円まで」と決めて、その都度チャージをすれば、使い過ぎ防止になります。

不正利用や個人情報の流失が怖い

各社セキュリティに関しては厳しい体勢を取っていますが、やはり「不正利用や個人情報の流失が気になる」として、クレジットカードやインターネットバンキング(ネット銀行含む)を利用したがらない人も少なくありません。

V-プリカは前払いのプリペイドカード&匿名で利用できるので、チャージ以上の金額が引き落とされず、万が一の時も安心です。
普段はクレジットカードを利用している人が「海外の通販やサービスを利用したいけど、何となく個人情報を入力するのは躊躇する」という時にも活用できます。

いかがでしたか?

V-プリカはネット専用のプリペイドカードだけあり、同じVISA加盟店でも利用可能な所が限られたり、「利用したい」と思う人が多い月額定額制サービス(U-NEXT、ニコニコ動画、クックパッド、TSUTAYA DISCASなど)には全く使えなかったりするのは、結構、痛い所ですね。

購入金額より利用可能額が目減りしてしまうので「Amazonの買い物に使いたい」「LINEやニンテンドーに課金したい」という時は、専用のプリペイドカードを利用した方がお得です。

「今、クレジットカードが使えないのだけど、ネットで商品やサービスを購入したい」「クレカだとどうしても使い過ぎてしまう」という時に備えて、覚えておくと便利なサービスだと思います。