バルコニーやお部屋のなかにグリーンを置くだけで、生活が華やかになり目を楽しませてくれます。さらに、育てたものが食べられるなら…？
増税以降、少しでも家計を助けたいという気持ちを抱く消費者が増えているからか、水耕栽培が人気。その人気を汲んでが、グッズも充実し始めており、オシャレなものも増えています。
今回は、なかでも注目の水耕栽培グッズをいくつかご紹介します。
お部屋に合わせて大きさが選べる「Green Farm」
「リビングに、畑を置こう。」がキャッチコピーの同商品。育てられる野菜は、レタス、サラダ菜、春菊などの葉物野菜、エンダイブやルッコラなどのベビーリーフ計、イタリアンパセリやセージなどのハーブ系、ミニトマトなど幅広いのが特徴。
種子と液体肥料、栽培スポンジ、計量カップなど、栽培に必要なキットがすべてパッケージ化されており、自分で用意するのは水とじょうろ、あとは、植え付け時に少し広めの器が必要なくらい（洗面器程度）。
室内での水耕栽培は基本的にLEDによって光合成を行いますが、同商品は予めタイマーがセットでき、消灯時間が近づくと、LED照明がだんだんと暗くなり、見た目にも美しくインテリア効果も抜群！
種類はもっとも小さい『Green Farm Cube』と、その倍量程度の『Green Farm』、そしてドッサリと収穫できる三段仕様の『Green Fark TRI-TOWER』の3種。
買うのは抵抗が…という人向けのリース水耕
「購入して飽きてしまったら…」「忙しくなって使わなくなってしまったら…」という不安を抱える人には、リースの水耕栽培機もあります。
ダスキンが展開する「水耕栽培機」レンタルサービスは水耕栽培機本体の他に栽培キットがセットになって、4週間2678円で借りることができます（初年度の価格、2年目以降は月1058円）。
栽培キットには栽培用スポンジと液体肥料、種、種の情報誌がセットになっており、4週間に1度このキットが届く仕組み。約4週間で野菜が収穫できるから、“確実に元も取りたい”人にはピッタリ！
ガッツリ本格的に…という人にはGREEN ROOM XL」
せっかくなら畑さながらに本格的な水耕栽培を楽しんでみたい、という人にオススメなのがSODATECKというメーカーの「GREEN ROOM XL」。サイズは、180cm×100cm×200cmという大容量。大きなサイズだから、大量の収穫も期待できるだけでなく、少し背の高い作物も作り付け可能。
水耕栽培で育てられない野菜もある
土を使わず、汚れや虫の心配もないことから人気の水耕栽培ですが、じゃがいもや大根、ごぼうなどの根菜を水耕栽培で育てるのは難しく、作られる野菜には限りがあります。水耕栽培に興味がある人は、普段自宅の食卓でどんな野菜をよく利用するのか、まずはあらかじめよく考え、その野菜が水耕栽培で作ることができるのか調べることをオススメします。
水耕栽培はメリットも大！
さらに、土に比べて水耕栽培がすぐれている点として、成長速度の速さがあげられます。通常、植物は土壌中から養分を吸い上げますが、水耕栽培の場合は養液すべてが養分。土よりも吸収効率が良いため、1.5倍程度の成長速度があるといいます。
また、栄養の吸収効率が良いということは、成長速度だけでなく、身付きや収穫量もその分増加するということ。頑張って野菜を育てたけれど、虫の被害にあった挙句、あまり収穫できなかった、では苦労も泡。せっかくなら、たくさん取れたほうが嬉しいですもんね。
何かとメリットの大きい水耕栽培。室内なら、1年を通じて温度管理もしやすいのも◎。何か育ててみたい、部屋にグリーンがほしいと感じている人は、今なら水耕栽培デビューチャンスかもしれません。
（書いた人：考務店）
