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在宅ワークをする上で作業効率をアップさせる仕事環境の作り方6つのポイント

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自宅で仕事をする「在宅ワーク」で感じるメリットには以下のことが挙げられます。

  • 通勤時間が0分なので、その時間を有効活用できる。
  • 仕事と自分の時間が両立しやすい。
  • 1人で作業する為、人間関係の煩わしさがない。
  • 作業場所が「自宅」なので、引っ越しや転勤にも強い。

ただ実際に自宅で作業をしていると「意外と集中して作業ができない」「思った以上に仕事がはかどらない」という場面が少なくありません。

会社勤めの人が「会社以外(例:自宅や喫茶店、コワーキングスペース)で仕事をしてもOK」という条件で仕事をしている場合、会社で仕事をするのと同程度以上の仕事量をこなしたり、結果を出したりしなければ、会社から何か言われる前に「何で在宅ワークというメリットを仕事で活かしきれてないのだろう」と悩むこともあります。

それを改善する一つの方法が「在宅で仕事をする上で必要な作業環境に、作業場を最適化する」ことです。
実際に在宅ワークで仕事をして気付いた「作業環境最適化」に関するポイントをまとめてみました。

現在、在宅ワークをしている人や今後自宅で仕事を考えている人の参考になれば幸いです。

作業効率を上げる仕事環境の作り方

  • パソコンは「早さ」を最優先する
  • 長時間作業にも耐えられる机とイスを用意する
  • セキュリティ対策を万全にする
  • その他、作業に必要なアイテムを揃える
  • 寝間着から仕事着に着替える
  • 日常生活感を排除する

パソコンは「早さ」を最優先する

在宅ワークで使用するパソコンは「誰かと共用」ではなく「自分専用」を持った方が何かと安心です。

パソコンには「デスクトップパソコン」と「ノートパソコン」の2種類ありますが、在宅で毎日のようにパソコンを使う場合「電源を入れた時の立ち上がりが早い」「重いソフトウェア(PhotoshopやIllustrator)でも起動が早い」「作業途中でフリーズしない」を満たすものを選びます。

また作業内容によっても異なると思いますが、モニタ画面は大きい方が作業しやすいです。
主流の23~24型は種類豊富に出ているので、その中で自分好みのモニタを選ぶと良いと思います。

長時間パソコン画面を見続けている仕事だと、かなり目が酷使されるので、ブルーライト低減機能があるタイプをおすすめします。
予算と置き場所に余裕があればモニタを2台並べてデュアルディスプレイにすると、1台の時よりも2倍3倍も作業効率が上がります。

容量が重いソフトウェアやデータが積み重なっていくと「パソコンの動作が重くなる」「起動時にパソコンが固まる」などの原因になります。
必要に応じて容量記憶ドライブ(外付けHD、フラッシュメモリなど)を導入したり、クラウドサービス(Google DriveやDropbox、SkyDriveなど)を利用したりして、なるべく「早さ」を保つようにしたい所です。

またネット接続が途中で途切れたり不安定だったりすると、それだけで時間の浪費をしてしまうので、パソコンを使った在宅ワークでは、安定したインターネット環境が必要不可欠です。


現在、在宅ワークで使用しているのは、学生時代から使用しているデスクトップパソコン(NEC VALUESTAR)と今年の春頃に新しく導入したChromebook(Acer C720)の2つ。
一見、デスクトップパソコンの方が何かと使い勝手が良さそうに思いますが、かれこれ7年以上使っているので、とにかく動作が遅いのが難点。

Chromebookはとにかく起動と動作が早く、作業途中で画面が固まることも無いので、作業のメインに使い、デスクトップパソコンはサブモニタ(作業に必要なデータの表示など)という位置付けで使っています。

それでもやはり事務所で導入しているデュアルモニタよりも作業効率は下がってしまうので、在宅ワークの本格化に伴い、新しいデスクトップパソコン&デュアルディスプレイを導入予定です。

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長時間作業にも耐えられる机とイスを用意する

長時間座って作業していると、やはり机の高さとイスの座り心地には気を使う必要性を感じます。

喫茶店やコワーキングスペースで作業していると「机が高くてキーボードが打ちにくい」「イスの座面や背もたれが固くて腰が痛い」「高さを調節できない」などの不便さを感じることが少なくありません。

机に関しては「高さ調整ができる」「作業に必要な物を置けるスペースが十分にある」「物を置いてもグラつかない」さえ満たしていれば何でも良いのですが、イスはちょっと奮発しても良いのを買うべきです。

特に「長時間座っていると肩や腰が痛くて仕方ない」という場合、大半の原因はイスにあると言っても過言ではありません。
オフィスチェアは中古でも結構出回っているので、実際に座ってみたり、評判の良いオフィスチェアを通販で取り寄せてみたりして下さい。

ちなみに個人的に「ローテーブル&座椅子」での長時間作業はおすすめできません……。(今の自宅の仕事環境がそれです。)
座椅子も「オフィス用座椅子」みたいなのが全然なく「ハイデスク&オフィスチェア」よりも身体に負担がかかりやすいです。

セキュリティ対策を万全にする

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意外と忘れがちなのが「セキュリティ対策」。

  • ウィルス感染による情報流出を防ぐ為に、セキュリティソフトを導入する。
  • 不正アクセス防止にファイアウォールを有効にする。
  • ソフトウェアを最新の状態にアップデートする。
  • 定期的にデータのバックアップを取る。
  • 仕事に関する情報やデータに自分以外の人(家族など)がアクセスできないようにする。

など、在宅ワークだからこそ、よりしっかりとした対策が必要になります。

その他、作業に必要なアイテムを揃える

業種や仕事内容によって、在宅ワークに必要なアイテムは異なります。

私の場合、Webライターという職種上、専門的なソフトウェアや機材などが無くても、パソコンとインターネット環境さえあれば作業はできますが、より効率的にする為に導入しているアイテムがいくつかあります。

会社の事務所と自宅で同じく導入しているアイテムとしては、以下のようなものがあります。

  • PCメガネ
  • デジカメ
  • スマートフォン
  • 画像作成・加工ソフト(IllustratorやPhotoshop)
  • Microsoft Office(Word、Excel、PowerPoint)
  • ヘッドセット

他にも業種や仕事内容によって以下のアイテムが必要になることもあります。

  • プリンタ
  • スキャナ
  • FAX
  • ペンタブレット
  • ICレコーダー
  • Webページ制作ソフト(Adobe DreamweaverやFlash)
  • ペイントソフト(SAI、CLIP STUDIO PAINT)
  • テキストエディター

まずは必要最低限使うものを揃えておき、実際に在宅ワークを繰り返した後で「これがあれば良いな」「有料の方が使いやすい」と思うものを後から追加で購入した方が、無駄がありません。

寝間着から仕事着に着替える

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在宅ワークのメリットの一つに「他の人に自分の姿を見られることが無い」が挙げられますが、かと言って寝間着や部屋着で仕事をするのはおすすめできません。

「着替えるのが面倒」と寝間着のまま作業すると、いつまでも経っても休み気分が抜けず、下手すると「今すぐ布団に潜り込んで寝たい」とまで思ってしまい、なかなか仕事に集中モードにならずに苦労します。

朝起きてご飯を食べて仕事着に着替えてから、仕事環境を整えたり、パソコンの電源をONにしたりすることで「休み⇔仕事」スイッチの切替がしやすいように思います。

日常生活感をなるべく減らす

自宅で作業をするという環境上、作業空間に「仕事に必要なもの」と「普段の生活で必要だが、仕事には不必要なもの」が混在することが多々あります。

「普段の生活で必要だが、仕事には不必要なもの」は、意外と厄介な存在で、作業中に、ふと「使いたい」と思って使ってしまい、仕事に関係ないことに時間を費やす結果になりやすいです。

私の場合、爪切りやマニキュアが手元にあると、いつもならば全く見向きをしないのに、どうしてもネイルケアをしたくなります……。

作業を開始する前に、自分の目に見える、手の届く範囲で「仕事には不要なもの」があれば、見たり触ったりできない所に移動させて、仕事に必要なものだけが見える、触れる状態にすることで、ようやく「仕事ができる環境が整った」と言えます。

いかがでしたか?

在宅ワークをする上で基本中の基本だけど、忘れてはいけない大切なことをまとめてみました。

誰かと一緒に暮らしている人の場合は「自分一人で集中できる作業部屋を確保する」「在宅ワークに対して同居人の理解が得られる」ことも必要になります。

在宅ワークに最適な環境を整えても「イマイチ作業効率が上がった気がしない」「自宅よりもオフィスで仕事をした方が作業がしやすい」という場合は、そもそも自分の性格的に在宅ワークに向いていないのかもしれません。

そのような場合は、自宅とは別に作業環境を設けたり、会社で仕事をしたりして「自分にとって最適な仕事環境」で作業した方が、得られるメリットは大きいと思います。

(書いた人:昼時かをる)

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