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クートンブログ

日常のヒントをあなたに - 株式会社クートン

【画像あり】自分で障子の張替えをするときの手順まとめ

DIY

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各地でDIYや木工関連のイベントや雑誌・TVなどでDIYを楽しんでいただこうと活動をおこなっているばんちか工房の番匠智香子です。

年末のDIYと言えば、定番の一つが障子の貼り替えです。

障子と聞くと和室のイメージがありますが、和室を洋風にリノベーションしたり、格子状の形がモダンに見えたり、洋室に障子を使ったインテリアの幅も広がってきています。

障子は強い日差しを優しく柔らかな明りに変えてくれる効果があり、和みのある空間を演出してくれます。しかし障子もずっとそのままにしておくと汚れたり、色あせたりしてきます。そして物をぶつけて穴を空けてしまったり、よく見ると表面が傷んでしまったりしていることも・・・。

DIY初心者でも張り替えは簡単におこなえます。貼りかえるだけで明るくなりますし、貼る和紙によってもイメージが大きく変わります。

今回は、自分でできる障子の張替え方法をわかりやすく解説します。

障子

障子は無地から柄入りまでいろいろな種類が市販されています。まずはどんな種類があるかご紹介します。

障子紙のサイズ

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障子紙のサイズは2つあります。1枚ばりのタイプと約25センチくらいの長さの巻き物のようになっているタイプです。

最近は1枚ばりのタイプが主流になっています。DIY初心者でも貼りやすいので、オススメです。巻きの長さは商品によって異なるので必要な長さを購入前に出しておきましょう。わかりやすく障子何枚分と表記がある商品もあります。

巻き物タイプは幅25センチ(半紙判)と28センチ(美濃判)のものがあります。格子に合わせて何回かにわけて貼っていきます。格子の大きさを測って合うサイズを使いましょう。

障子紙の素材

和紙やパルプ、レーヨンやプラスチックコーティングをされたものなどいいろいろなタイプが市販されています。用途や模様によって選んでください。

ペットがいてすぐ破かれてしまうという方にはプラスチックコーティングをされているタイプを選ぶとよいでしょう。

障子紙の種類

自分でのりをつけて貼のり無しタイプとアイロンを使って貼るアイロン貼りタイプ、両面テープで貼るププラスチックタイプがあります。

初心者の方にはアイロン貼りがオススメです。

障子の張替

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障子の張り替えに必ず必要な道具は4点です。

  1. カッター(替刃も用意しましょう)
  2. 定規又はカット定規
  3. スポンジ
  4. テープ

障子紙の種類によって他に必要な道具があります。

のり貼りの古い障子紙の剥がし方

まずは今貼っている古い障子紙を剥がします。
障子紙の場合

1.桟を濡らす
裏面を上向きにして置きます。そしてスポンジに水を含ませて障子紙の桟を濡らしていきます。紙を剥がすために糊をゆるめていきましょう。この状態で5分ほど置いておきます。

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障子紙剥がし剤を使って剥がす方法もあります。容器からそのまま直接桟にあてられるので手軽に使えます。

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水を使いますので、床が濡れても大丈夫なように床にビニールなどをひいて作業場所を作るとよいでしょう。

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2.障子紙を剥がす
濡れている状態の時に角の2ヶ所の紙を剥がします。剥がしづらい時はスポンジの水で濡らしながら剥がしましょう。端から丸めるように剥がしていきます。

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※剥がれないからと言って桟に水で濡らし過ぎると反りが出てくる場合があります。水は少なめに使うようにしましょう。

3.桟をきれいにする
桟に残った紙を丁寧にスポンジでこすって取り除きます。スポンジは濡らした状態でおこないます。
最後に残った紙は割り箸などでこすって落とします。

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※たわしなど固いものでこすると桟が傷ついてしまうので使わないようにしてください。

4.乾かす
障子紙をきれいに剥がすことが出来たら、濡れた桟を陰干しして乾かします。半日くらい置いておきましょう。
※直射日光にあてると桟が反る可能性があるので日陰の風通しの良いところに置いて下さい。

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アイロン貼りの障子紙の剥がし方

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アイロン貼りではった障子紙はアイロンを使って剥がすことができます。アイロンを障子紙のはしからあてて、紙が熱いうちにゆっくり剥がしてください。

のり無しタイプの障子紙の貼り方

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基本の貼り方をご紹介します。シンプルな材料なので、材料代もお得です。

材料

  • 必要道具4点
  • 障子用のり(のり刷毛、のりを入容器)又は容器入りのり

1.桟に糊をつける
のりを付ける前に新しい障子紙を仮置きします。平行になるようにテープで上桟側に3ヶ所、仮止めします。紙を巻き戻して桟にのりを塗ります。桟に塗り残しがないように全部につけるようにしましょう。

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※のり刷毛を使う場合
のりが滑らかになるように水で溶いて刷毛でよくなじませます。のりを付けた刷毛を桟の上でトントン軽く叩くように糊をつけます。糊を置いていくようなイメージでつけてください。

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2.障子紙を貼る
仮止めしておいた障子紙を転がしながら桟に貼りつけます。桟の部分を手でなでて接着していきます。

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3.障子紙のカット
余分な障子紙をカッターと定規を使ってカットします。この時、周囲を5,6mm残して切ります。カッターは寝かせ気味に使った方が上手く切れます。

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※濡れている障子紙を切るのでカッターの切れ味がすぐに悪くなります。カッターの刃はまめに交換しましょう。

4.仕上がり
仕上がりはたるんでみえますが、乾くにつれて張ってきます。乾いてからもたるむ場合は裏面全体に軽く霧拭きをかけてみてください。

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アイロン貼り

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障子紙を広げてマスキングテープで仮止めします。仮置きするまでの過程はのり無しタイプと一緒です。アイロンの接着温度は140度から160度に設定します。

そして上桟の角にアイロンをあてて1ヶ所仮止めします。全面に障子紙を広げて必要な長さに切ってからタルミがないように四隅をアイロンで仮止めします。 障子紙の中央から外側に向かってアイロンで押さえるように接着します。

この時、アイロンゆっくり動かすのが上手く貼れるコツにです。
周囲を接着して、余分をカッターでカットします。

両面テープ貼り

ペットの引っかき傷にも強く、破れづらいプラスチック障子紙は両面テープを使って貼りつけます。

縦の桟に専用の両面テープをはります。剥離紙をはがしてから横桟に貼っていきます。縦桟と横桟が交差するところは重ねてしまって構いません。

障子紙の位置を決めて片側を仮止めしてから、剥離紙を剥がします。そしてゆっくり転がしながらゆっくりと貼っていきます。タルミが出来てもて後で手直しが出来ないので、慎重におこなってください。

巻き物タイプの貼り方

巻き物タイプは幅が狭いので下から横に貼っていきます。上に重なる部分はのりをつけて上貼りします。そうすることで埃が溜まりにくくなります。

巻き物は幅にも種類があるので、格子の幅に合ったものを選んでください。

部分修繕

障子紙に小さな穴があいてしまった時は部分補修ができるシールが市販されています。補修には破れた部分の和紙をh貼り替える方法もありますが、小さい穴は手軽に使えるシールがオススメです。

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アレンジ

障子紙の柄や色なども豊富に揃っています。全面貼ると柄や色調が強くなってしまうデザインも部分貼りをするとアクセントに使えます。

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色の違う和紙を市松模様に貼り替える、下段2列を貼り替えるなどパターンはいろいろ考えられると思います。一味違った障子貼りが楽しむことができるのもDIYならではの面白さです。

障子のイメージは子どもがイタズラをしてわざと舐めた指で穴をあけてお母さんに怒られるという光景が浮かんでしまうのですが、私だけでしょうか?

ついつい指で穴をあけたくなる気持ちは今でも分かります。和紙の障子紙であればお子さんと穴あけを楽しむことも出来るので、この時期にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

(書いた人:ばんちか工房 番匠智香子

「DIYのある休日」では、自作で作れるアイテムや、リメイク術をご紹介します。これまで一度もDIYを体験したことがない方でも、日曜大工の新しいカタチとして、ぜひ生活に取り入れてみてください。

※DIY(Do It Yourself) = 自身でやろう

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