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クートンブログ

日常のヒントをあなたに - 株式会社クートン

乳がん検診の予約から受け方まとめ!20代の私が超音波検査を受けてみた

健康

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乳がん検診。
「気になっているけど、実際には一度も受けたことがない」という人も多いのではないでしょうか?

乳がんにかかる人は30~40代から急増。
今は何の問題も無くても、将来、胸に異変を感じる可能性は否定できません。

この記事を書いている私(昼時かをる)は、今年で26歳。
乳がん検診を受けるには早い年齢かもしれませんが、20代でも乳がんになる人はゼロではありません。

今の所、胸に特に違和感を覚えることも無いのですが、日常生活で婦人科にお世話になる機会が多く(女性ホルモンのバランスに起因する生理関係で)、乳がんは女性ホルモンとの関わりも深いことを知り「受ける機会があれば受けてみたい」と思っていました。

今回、その機会に恵まれて、会社の健康診断にて、乳がん検診のオプションを付けた「職場検診」を受けてみました。

乳がん検診の実体験をまとめてみたので「乳がん検診ってどうなの?」と思う人の参考になれば幸いです。

予約を取る

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元々、年1回の健康診断では、検査項目に乳がん検診が無く「今年は乳がん検診を受けたいのですが」と要望を出して組み入れてもらいました。

既に健康診断の日程は決まっていた後だったので、各自で医療機関に「追加で乳がん検診の予約をしたい」と連絡しました。

予約状況によっては「当初の受診時間の30分前に来て下さい」「その日は空きがありません」と言われることもあるので、早め早めの連絡が肝心。

乳がん検診の受け方は、勤め先によってかなり変わると思うので、まずは上の人に相談してみると良いです。

乳がん検診の種類・組み合わせを選ぶ

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乳がん検診は「視触診」「超音波」「マンモグラフィ」の3通りがあります。

  • 乳房視触診+超音波+マンモグラフィ
  • 乳房視触診+マンモグラフィ
  • 乳房視触診+超音波
  • 超音波+マンモグラフィ
  • マンモグラフィ
  • 超音波

自分で好きな検診方法が選べる場合は

20~30代:「超音波」または「視触診+超音波」。
40歳以上:「マンモグラフィ」または「視触診+マンモグラフィ」。必要に応じて+超音波検査。

のが一般的です。

視触診はある程度の大きさのしこりしか判別できず、他の検診と組み合わせることで発見率が上がる為、単体で受けることはありません。ある程度はセルフチェックで分かりますし……。

検診の頻度は2年ごとに1回が目安。
血縁の家族(親、子、姉妹、おば)で乳がんの人が居れば、かかるリスクが高いので毎年受けた方が安心感があります。

全額自己負担で受ける場合の費用は?

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乳がん検診は企業が被雇用者に受けさせる義務がある法定健診ではないので、会社によって乳がん検診の費用は「無償/一部負担/全額自己負担」と分かれます。

会社の健康診断に乳がん検診が組み込まれていない場合は、一度上の人に問い合わせてみると良いです。

乳がん検診を受ける医療機関によっても異なりますが、私が健康診断を受けた病院の料金は以下の通り。

乳房視触診+超音波+マンモグラフィ10,206円
乳房視触診+マンモグラフィ6,426円
乳房視触診+超音波4,698円
超音波+マンモグラフィ8,748円
マンモグラフィ5,508円
超音波3,780円

自由診療の美容クリニックで受ける美容整形とは異なり、医療機関によって顕著な料金差は出にくいと思います。

私が健康診断を受けた病院では「レディースオプションセット」として、子宮頸がん検診も合わせて受けられる組み合わせもありました。

子宮頸がんは20~30代から掛かる人が急増する為、20歳を過ぎたら2年に1度のペースで検診を受けることが推奨されています。

検診は最寄りの産婦人科でも、受けようと思えばいつでも受けられるので、特に自覚症状が無ければ、このタイミングで受けなくても良いかなとは思います。

ちなみに子宮頸がんの自覚症状である

  • いつもより生理が長い
  • 生理日じゃないのに出血がある
  • セックスの後に出血がある
  • おりものの量が増える、変色している

などの症状で、産婦人科を受診すると「じゃあ、念の為に子宮頸がん検診しときましょうね」と検診を受けることが結構あります。

大抵は子宮頸がんではなく「ホルモンバランスの乱れ」または「膣内にあるポリープ」などが原因ですが、確実に乳がん検診よりも検査を受ける頻度は高いように思います。

健康診断の案内と問診票が届く

予約の電話をしてから数日後、自宅(保険証の住所)宛に「健康診断のご案内」と「問診票」が届きます。

検診内容を確認する

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健康診断のご案内を見て、受診項目に間違いがないか確認します。

記憶間違いで無ければ、レディースオプションの「視触診+超音波」で予約したのですが、追加検査には「超音波」しか◎がされていない……。

誤りがある場合は受診前日までに連絡をすれば良いのですが、セルフチェックでも特に異常や違和感を感じず、色々と調べた所「視触診を受けても大きな成果は得られない」という意見も見られたので「今回は良いか」と思い、視触診は諦めること。

※受付時で何も言わなかったので、やはり視触診なしでの検査になりました。

問診票に記入する

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私が受診した医療機関の問診票は、婦人科と乳がん検診が一緒になっており、乳がん検診だけを受診する場合は、該当箇所の質問に答えます。

記入したものは郵送時の封筒に入れて、健康診断の時まで保管しておきます。

質問内容は以下の通り。他の所でも差は無いように思います。

乳がん検査を受けたことはありますか
□ない
□ある
一番最近受けた検査の時期: 年 月頃 
検査内容:視触診、乳房X線(マンモグラフィ)、乳房超音波(エコー)
結果について、今までに指摘されたものを全てお答え下さい:異常なし、乳腺症、乳房のう胞、線維腺腫、乳がん、その他

自覚症状(乳房)はありますか
□ない
□ある
内容:しこり、痛み、分泌物、その他

血縁の家族で乳がんの方はいらっしゃいますか
□いない
□いる
家族:祖母、実母、姉妹、子ども、おば

授乳経験はありますか
□ない
□ある
現在授乳中 授乳期間はおよそ ヶ月(合計)

豊胸手術またはペースメーカー埋め込み術を受けたことはありますか
□ない
□ある
※「ある」の方はマンモグラフィの受診はできません。乳房超音波は受診可能です。

乳がん検診を受けてみる

健康診断当日。
受付に問診票を提出して、上半身の下着類を脱ぎ、検査着に着替えた後、まずは会社所定の健康診断を受けます。

それが全て終わった後に「下の階の受付に行って下さい」と言われて、超音波検査を受けました。

超音波

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検査着(シャツとベスト)のベストを脱ぎ、ベッドの上に仰向けになります。

担当の女性看護師さん(たぶん、看護師だと思う)に「何か気になることはありますか?」と質問されたので「いえ、特に無いです」と答えておきました。

シャツをめくり胸を露出させて、右腕を頭側に上げ、左腕を下ろした状態で、ゼリーを塗ったプローベ (探触子) を右胸に当てて、上下左右に滑らせながら、乳房全体を「丹念に、くまなく、しっかりと」調べられます。

上記のイラストでは看護師さんが立った状態になっていますが、実際はベッドに横座りになった状態でプローベを当てたり、モニターを見たりされていました。

プローベが当てられている感触は「手や『かっさ』で、マッサージ用ローションを伸ばしている感じ」にも似ています。
乳がん検診ならば当たり前ですが、乳首部分にもガンガンにプローベを当てられるので「うわー、やっぱりかー」という、ちょっとした戸惑いもありました。

左胸も同じように、両手の位置を変えて行なわれます。

検査内容は「プローベを胸に当てて滑らせる」だけなので、マンモグラフィのような「引っ張られる」「押される」ような痛みは全く無いです。個人的には胸にプローベを当てられる感触には、最後まで慣れませんでした……。

モニター画面にエコーの映像が映し出されて、異常が無いかを確認しながら見ていきます。
看護師さんの視線はモニターに釘付けで「自分の胸を見られている」という実感はほとんどありません。

一応、自分でもモニターをちょっとは見られるのですが「白黒の画面が何となく映っているだけ」という印象しかなく、途中で見飽きます。

時折、機器を操作して、モニター画像のスクリーンショットを撮っている(画像保存をしている)ような動作をされます。
マンモグラフィだと乳房全体はX線写真1枚で収まるのですが、超音波検査は特定部位の画像を残すのに限定される感じですかね。

超音波検査終了後、タオルで胸のゼリーを(自分で)拭き取って、検査着を着直せば終わりです。

所要時間は5分ほど。
既に受け終わった検診はあっという間に終わったので、正直「長いな……」と思いながら受けていました。

超音波検査は元々の検査時間が長いのと、多くの人が順番待ちをしていた為、待ち時間を含めて20~30分ほどかかりました。

検査中も検査終了後も、担当の看護師さんから「良い」も「悪い」の何も言われなかったので、結局どうだったかは、3週間後の検査結果待ちです。

視触診

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私は視触診を受けられなかったので、クートンブログで「今日のイラスト」を担当しているタワシさんに、視触診の流れと感想を聞いてみました。


【視触診の流れ】
上半身の衣類を全て脱ぐ。
ざっと脇・乳房あたりを視診、その後バンザイポーズで両腕をあげ、両脇を撫でるように触りチェック。

次に仰向けになり、再び両脇をしっかり触りながら撫でる。
鎖骨下から乳房部まで広範囲に渡って手のひらで余すところなく触診、最後に乳頭とその周辺を軽く押すように触診して終わり。

エコー検査と比べたら時間は半分以下、あっという間。

【感想】
今は20代の乳がんも増えているので、普段から定期的に自分で触って変化があった時に気づくことが大事。

しこりは触り心地にも個人差があるので、一概に「こういう感触」とは言い難い。
普段から自分で触って感触を覚えることがまず第一。

触ることを習慣づけていないと、何か変化があった時にも気づくことができないから。

例えば「生理が終わった後にチェックする」等と覚えておくと、習慣づけ易い。
入浴時、体を洗う時に脇から乳房にかけて乳頭を中心に同心円状に撫でて感触を確かめてみるのが一番簡単なやり方。

最後に

乳がん検診の中でも視触診や超音波検査では、マンモグラフィのような痛みは全くありません。

費用が全額自己負担になっても、検査費用は5,000円ほどと安く「これから乳がん検診を受けてみようかな……」と思う人には、受診するハードルはかなり低いように思います。

後は「胸を見られる、触られること」に抵抗を感じるかどうか、でしょうか。
これは、もう「慣れる」と「『そういうものだ』と割り切る」しか解決策がありません。

普段自分の胸を良く見たり、バストに触ったりマッサージしたりする経験が乏しい人ほど、抵抗感や戸惑いが大きいと思うので、まずは月1回のセルフチェックから始めてみることをおすすめします。

乳がんを早期で治療する為にも、早期発見は必要不可欠。
「2年に1度のことだから」と割り切って受けるのが、将来の自分の体を守ることに繋がります。

(書いた人:昼時かをる)