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今年もシーズン到来!花粉症にかかる割合、トップは群馬県と判明

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f:id:qooton:20160316101508p:plain年々患者数は増え続け、今や3人に1人はかかる国民病「花粉症」。
都道府県別にその割合を比較すると、地域により差があることがわかりました。
飛散病と比較して見ていきましょう。
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黄緑・黄色の花粉症の割合が60%以上の都道府県を見ると、ほぼ飛散量の多さとリンクしていることがわかります。
特に顕著なのはトップの群馬県。関東エリアは最もスギ花粉の飛散量が多いこともあり、関東甲信地方に割合の多い都道府県が集中しています。
また、スギ花粉は最も花粉症発症の原因となる割合の多い植物です。
40代では3人に1人以上、5才から9才の子供でも10人に1人はスギ花粉が原因となる花粉症を患っているのです。

特に割合の多いスギ花粉症。
その原因は、人工的に植えられたスギ林にあります。
スギは樹齢30年から花粉を多く飛ばすようになります。
日本では、国土を緑化する対策として、戦後にあたる1950年代から1970年代にかけスギが多く植えられました。
現在花粉を飛ばしているスギの木は、その時期植えられたスギが花粉を飛ばすピークを迎えているからなのです。

近年では若い年齢でも発症多く、花粉症と日本人の戦いはまだまだ続きそうです。

(書いた人:タワシ)