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1枚でも多く夏の思い出を残そう!スマホで綺麗に打ち上げ花火の写真を撮る方法

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夏の風物詩「花火大会」。

最近のスマホのカメラは高性能で、今まで難しかった花火撮影もできるようになりました。

それでも「全然綺麗に撮れない」「実際に見るのと違って写る」という経験はありませんか?

花火は肉眼で見るのが最も美しいのは間違いありませんが「一夏の思い出を綺麗に残したい」とも思うものです。

今回は「スマホで打ち上げ花火を写すコツ」についてまとめてみました。ベストショットの手助けになれば幸いです。

撮影前の準備

  • 自動ロックの解除
  • フラッシュ機能は切っておく
  • HRD機能を切る(iPhoneの場合)
  • ISO感度の数値は低くする(ISO100)
  • 撮影モードを切り替えてみる
  • シャッタースピードは「やや遅め」
  • 花火撮影に適したカメラアプリ3選

自動ロックの解除

他者に自分のスマホを操作されない為に、自動ロックを掛けている人は多いと思います。

ただし花火が打ち上がっている最中は、花火の一瞬の美しさを逃さない為にも、自動ロックを解除しておいた方が良いです。

「写真を撮らない→画面が暗くなる→自動的にロックがかかる→すごい花火が打ち上がる→ロックを解除する間に花火を撮り逃がす」という事態はなるべく避けたいですよね。

花火の撮影が終わった後は、自動ロックの設定を戻すことを忘れずに。

フラッシュ機能は切っておく

夜に撮影をするので「フラッシュが必要」と思ってしまうのですが、花火が充分に明るいので、フラッシュ機能は全く必要ありません。

スマホの節電やフラッシュの光で周りの人に迷惑をかけない為にも、最初から切っておきましょう。

HRD機能を切る(iPhoneの場合)

iPhone 4/iOS 4.1以降はのiPhoneにはHRD(ハイダイナミックレンジ合成)機能が付いています。

シャッターを切った時に、露出が異なる3枚の写真を撮影して、それらを合成することで、色飛びや色潰れが少ない写真が撮れる機能です。

夜景のイルミネーションや日差しが強い時に室内から屋外を撮影する時に使うことが多いと思います。

ただしHRD機能はシャッターを切るまでの時間が長いので、動きのある被写体を撮影するのが苦手。機種が古いと反応が遅くなりがちです。

「写真のブレが気になる」「次の写真を撮る為の処理に時間がかかる」という場合は、HRD機能をOFFにしましょう。

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ISO感度の数値は低くする(ISO100)

ISO感度は簡単に言うと「光の量を調整する機能」です。

花火は明るいので、ISO感度は100程度でも充分に撮れます。

高感度に設定すると「暗い場所でも明るく写せる」「シャッタースピードを上げることで手ブレや被写体のブレが少なくできる」というメリットがありますが、花火撮影時には「色が飛ぶ」「写真が真っ白になる」など、画質が荒れる原因になります。

撮影モードも切り替えてみる

モードの切り替えができる場合は「夜景モード」や「花火モード」も試してみましょう。

撮影に適した設定に自動的に調整してくれる為、自分で設定しなくても綺麗な花火が撮りやすくなります。

ただし設定や撮影環境によっては「シャッタースピードが遅くて全然綺麗に撮れない」という場合が多々あるので、色々と試してみることをおすすめします。

シャッタースピードは「やや遅め」

シャッタースピードの設定ができる場合は「1/30秒」の、やや遅めに設定します。

早過ぎると「光の点々になる」、遅過ぎると「ブレやすい」というデメリットがあるので「やや遅め」くらいが適しています。

花火撮影に適したカメラアプリ3選

シャッタースピードが設定できたり、スローシャッター機能があるカメラアプリを紹介します。

花火の打ち上げが始まる前にインストールして設定しておけば「標準のカメラアプリだと、何かイマイチだな……」と思った時に、すぐに切り替えられます。

  • 夜撮カメラ(Android/iPhone)
  • Night Camera Free(Android/iPhone)
  • Camera FV-5 Lite(Android)

撮影時

  • ズームはなるべく使わない
  • 手ブレを防ぐコツ
  • 画面長押しで「AE/AF Lock」を設定
  • 音量ボタンでシャッターを切る
  • 連射機能は好みで
  • カメラレンズにサングラスを当てて撮る
  • 綺麗に撮れる花火の種類・打ち上げ方法だけを狙う
  • 遠方の花火は諦めて観よう

ズームはなるべく使わない

ズームをすればするほど、画質が劣化しやすくなります。

最近のスマホカメラは、画像のサイズ(解像度)が大きいので、ピントが合った花火が小さかったり、人の姿が邪魔だったりしても、後から切り取り(トリミング)をすれば、良い部分だけ綺麗に残せます。

手ブレを防ぐコツ

手ブレを防ぐにはスマホを固定した状態で撮ることが最も重要になります。

三脚で固定するのが一番ですが、手持ちで撮る場合のポイントを簡単にまとめてみました。

【立って撮影】
木や電柱、ガードレールにもたれかかって、身体を固定する。

【座って撮影】
体育座りをして、ひざや太ももの上にヒジを置き、両手でしっかりスマホを持つ。

【スマホの持ち方】
両手で持つ。四点以上でスマホを支えるイメージ。

【構え方】
脇を締める。画面を固定する。

画面長押しで「AE/AF Lock」を設定

AEは「自動露出」、AFは「オートフォーカス」のこと。

花火の美しさは一瞬なので、花火が上がる度に、画面を半押しして露出とピントを合わせるのは時間が勿体ないです。

画面を長押しして「AE/AF Lock」にすると、明るさとピントを調整して固定してくれます。

例えば連続して花火が上がっている場合、最初の方の花火で「AE/AF Lock」を行なえば、それ以降の花火は明るさとピントを毎回合わせる必要がなく、綺麗な花火写真が撮れます。

一度設定した「AE/AF Lock」を解除する場合は、画面の別の画面をタップすればOKです。

音量ボタンでシャッターを切る

「画面をタッチする方法で撮影をすると、どうしても写真がブレてしまう」「タイムラグが起こりやすい」という場合、音量ボタンの[+]を押してシャッターを切る方法を試してみて下さい。

連射機能は好みで

シャッターボタンを押し続けると、何枚も連続して写真が撮れる「連射機能」(バーストモード)。

連続機能のON/OFFについては、好みが分かれるところですね。

OFF推奨派は「ブレた写真が何枚も残りやすい」、ON推奨派は「連続で撮れば綺麗な写真が1枚は残る」という意見。

個人的には、大玉の打ち上げ花火を連射してベストショットを1枚撮るという使い方が向いていると思います。

撮影する花火によって使い分けてみてはいかがでしょうか。

カメラレンズにサングラスを当てて撮る

一眼レフカメラで花火を撮影する場合、被写体の明るさを抑える目的で「ND(減光)フィルター」を使います。

Kenko NDフィルター PRO1D プロND8 (W) 67mm 光量調節用 267431

▲NDフィルター

NDフィルターは、ざっくり言えば「サングラスのようなもの」。
花火の光が強くて白っぽくなり過ぎるのが気になる場合は、手持ちのサングラスをカメラレンズに当てて撮ることで、花火の線が写りやすくなります。

スマホ用のクリップ式カメラレンズは「望遠レンズ、マクロレンズ、ワイドレンズ、魚眼レンズ」くらいしか無いので、NDフィルター機能付きのレンズがあれば便利なのですが。

綺麗に撮れる花火の種類・打ち上げ方法だけを狙う

一口に「花火」と言っても、花火の種類は様々で「綺麗に撮りやすい花火の種類」というのもあります。

大きく丸く開く「割物」や、光の尾が溢れるように落ちていく「ポカ物」は滞空時間も長いので、比較的に写真に収めやすいです。

▼割物

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▼ポカ物

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一方で小花を無数に咲かせる「小割物」や、ハートや土星など形が描かれる「型物」は、短い時間でパッと散ってしやすいので動画向け。

後は打ち上げ方法も要チェック。

大玉の花火が1発打ち上がる「単打ち上げ」は、一発なのでシャッターを押すタイミングが合いやすい。
連続していくつもの花火が打ち上がる「スターマイン」は、打ち上がる花火の数が多いので、連続で撮れば良い写真が何枚かは撮れる。

ので「この花火は早くて無理」という時は、肉眼で観ましょう。

遠方の花火は諦めて観よう

花火の写真が綺麗に撮れるかどうかは「花火と撮影場所の距離」も大きく関係します。

打ち上げ場所から遠ければ遠いほど、花火の撮影は難しくなります。

▼実際に私が自室から数km離れた某花火大会の打ち上げ花火を撮った写真。高確率で上手く撮れませんでした……。

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被写体となる花火が小さいと「露出やピントが上手く調整できない。ズームをすると画質が荒くなる。手ブレが起こりやすい」などの原因が重なって、せっかく頑張って写真を撮っても、全く綺麗に写らないことが多々あります。

後から写真を観直した時に「肉眼で見た方が数十倍良い」と思ってしまうので、良い花火写真が何枚か撮れたら、後は普通に花火鑑賞をした方が楽しいです。

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いかがでしたか?

カメラの起動時間が長くなったり、連射したりすると、スマホの充電はどんどん減ってしまいます。

充電が無くなって使えないスマホほど役に立たないものはないので、できれば花火大会へ行く前にフル充電&携帯式充電器を用意しておくと安心感が違います。

上がる花火との出会いは一期一会。是非ともベストショットを収めてみてくださいね。

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