(画像:http://www.dadcco.com/products/harness.php)
子どもが大きくなり、自分で活発な行動できるようになった時、気を付けたいのが「迷子」と「急な飛び出し」です。
それを防ぐ育児グッズに「迷子防止ひも」があります。
赤ちゃん本舗やベビーザらス、通販サイトなどで販売されていますが、世間での認知度はまだまだマイナーな部類で、利用している人の姿もあまり見かけません。
「子ども用ハーネス」と呼ばれることもありますが、日本で発売されている迷子防止ひもは、可愛いリュックサックに取り外し可能なハーネス(防止ひも)が付属しているものが多いです。リードを手首やベルトループ部分に通して子どもと手を繋ぐことで、迷子や急な飛び出しを防いでくれます。
迷子防止ひもを利用するメリット
対象年齢は1~3歳
迷子防止ひも付きのリュックサックの対象年齢は1~3歳。
1~3歳児の頃は、危険な状況を充分に理解できないのに、行動能力が増したり、好奇心が旺盛になったりする時期です。
「ちょっと目を離した隙に居なくなった」「突然、走り出して道路に飛び出した」など、親をヒヤヒヤさせる行動が増えていきます。
迷子防止ひもは、人が多い所での迷子防止や突然の飛び出しの「安全策」として利用されています。
第二子、第三子を妊娠中で、上の子どもが1~3歳だと「妊娠中でどうしても走り回れなかったので、迷子防止ひもを使った」という人も多いです。また近年は高齢出産の割合が増えている為、子どもをすぐに追いかけられる体力が無くなった人への需要も少なからずあるように感じます。
子どもの死亡原因NO.1「不慮の事故」を防ぐ
子どもの死亡原因で多いのは不慮の事故。
1~4歳は2位、5~9歳は1位、その中で交通事故は30~50%を占めており、ほとんどが自動車事故です。
年齢が上がるにつれて、乗車中の事故死よりも自動車にはねられる事故死が比較的に多くなります。
(参照:厚生労働省「平成25年人口動態統計」による)
迷子防止ひもを付けていれば、例えば子どもと手を握っていた時、子どもが突然手を振りほどいて走りだした時も、ひもを握ればすぐに捕まえられます。
転倒、怪我を防止する
「子どもが手を振りほどいて走り出しそうになった時は、手をつかみ直したり、抱きかかえたりすれば良いのでは?」と思うのですが、子どもの手や腕を強く引っ張ることで、脱臼や手の関節を痛めたり、勢い余って子どもと一緒になって転んだりする危険性があります。
「迷子防止ひもを使えば、それらの危険性を100%回避できるか?」と言われれば、さすがに難しい所がありますが、迷子防止ひも+リュックサックの緩衝材が有るのと無いのでは、大きな違いが出るのは想像しやすいと思います。
ちなみに迷子防止ひも付きリュックサックを選ぶ時は、リードの始まりが上部(肩紐近く)のタイプにすると、頭からの転倒を防止できます。
迷子防止ひもは付属品、取り外しが可能
「迷子防止ひも(ハーネス)は、ずっと付けっぱなし」というイメージがありますが、実際はどの商品も取り外しが可能です。
「車の交通量が多い道を歩いたり、大型ショッピングセンターに買い物に出かけたりする時は付ける」「家に居たり、公園で遊んだりする時は外す」など、必要や危険性の有無に応じて、付けたり外したりできます。
実際に迷子防止ひもが使えるか使えないかは、利用者である自分と子ども次第。
子どもが迷子防止ひもを嫌がったり、ひもと絡まって面倒さを感じたり、元々飛び出しや迷子にならない性格の子どもだったりした場合は、普通のリュックサックとして使えるので無駄はありません。
育児負担が軽減できる
迷子防止ひもを利用する最も重要な理由は「子どもの命を守るため」の一言に尽きます。
実際に利用したことが無い人から「ペット感覚で接している」「子どもがかわいそう」と怒る場合も残念ながら見られるようですが、それでも「自分が知らない所で子どもが危ない目にあうかもしれない」「子どもがあっちこっちに行って、他の人に迷惑をかけて、謝り続けるのに疲れた」など、育児ノイローゼや負担が軽減できるのであれば、利用してみる価値は大きいと思います。
もちろん迷子防止ひもだけに頼るのではなく、子どもに「急にどこかへ行くのは危ないから、そばを離れないで」と言い聞かせたり、子どもの様子に気を配ったりなどは必要不可欠です。
いかがでしたか?
今回の記事を作成するにあたり、迷子防止ひもに関する意見を色々と見ましたが、本当に「賛否両論」で、今後、迷子防止ひもが広く普及する為には「無知から来る誤解や偏見、利用している人を傷つける中傷を減らす」必要性を感じました。
「昔は使っている人なんて誰もいなかった」という意見もありますが、時代によって求められる育児グッズは変わります。
迷子防止ひもは「子どもの命や安全性を守りたい」と思う今の子育て世代にとって欠かせないアイテムということを、色々な人に知って欲しいと思います。
(書いた人:昼時かをる)
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