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福島県のベンチャーが開発!保険管理が楽になる「保険帳」で紙の保険を安全に保管

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どんな保険に加入していたか、あなたはすべて覚えていますか?
では、その保障内容は?
それでは、大切なあなたの家族が入っている保険は?

万が一のアクシデントに備えるため、私たちの生活において、保険はなくてはならないものになっています。しかし、その万が一の時に、果たして上記の質問に答えられるでしょうか?

例えば、家の中に紙の保険証券をまとめて保管していても、家が全焼してしまっては、加入済みの保険がわからなくなってしまいます。

そのような問題点をネットの力で解決してくれるのが、「保険帳」というWebサービスです。

2012年のベータ版立ち上げから3年4ヶ月で契約数は16,000件を突破、ネット上で保険の一括管理ができるサービスとして、特許出願済みとなっています。

保険帳を運営するのは、エクスファンディアという会社。この会社が立ち上げられたのは、2011年3月に起こった東日本大震災がきっかけでした。

保険帳が生まれたきっかけ

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私は今年で32歳になりましたが、過去に大きな地震を2度経験しています。1度目が1995年に起こった阪神淡路大震災、そして2度目が2011年の東日本大震災です。

いずれの地震でも、家が全焼し、家庭内で保管していた保険証券が焼失してしまう事例が多数あったようです。その場合、保険の請求が遅れてしまうことで、被害者への保険金の支払いも遅れてしまいます。

紙の保険証券は金庫などで保管するのが望ましいですが、実際にそこまで手間をかける人も限られると思います。しかし、もしネット上で、しかも無料で保険が管理できたら、利用メリットはとても大きいと思います。

これが、保険帳が生まれたきっかけです。

2012年のテスト版リリース後、1ヶ月で3,000契約の利用申込があったことからも、この事業が非常にニーズの高い、期待できるサービスであることがわかります。

株式会社エクスファンディアについて

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保険帳を運営する株式会社エクスファンディアは、東日本大震災の翌月となる2011年4月に立ち上げられました

福島から安全・安心を」をミッションとして、翌年2012年には復興支援として本社を埼玉県から福島県へ移転。2014年には、保険帳事業が経済産業省のIT経営実践企業の中の1社として認定されています。(2014年のIT経営実践企業

エクスファンディアが現在手がけているのは、保険帳事業の他に、「U-iz」という会津大学生向けのアプリです。このアプリは、会津大学生が開発したアプリで、会津大学内の情報提供を目的としています。

▼エクスファンディアのFacebookページはこちら▼

無料で使える、保険帳の使い方

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最近は、ネットで保険管理を行うケースも増えています。しかし、多くの場合そのシステムは保険会社自身が提供しており、もちろん自社以外の保険は登録できません。

保険帳が優れているのは、複数の保険会社を横断して、すべての保険をネットで一元管理できる点です。このサービスを提供しているのは、現在は保険帳だけとのこと。

現在は16,000件以上の契約が登録されており、対応保険会社数も88社となっています。東京海上日動やあいおいニッセイ同和など、主要な保険会社が多数参画しています。

登録は無料、現在は登録済みの保険を閲覧するだけとなりますが、スマホでも使えます。

家族で共有することが可能

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保険って、自分以外の家族が探すことの方が多いように思います。例えば、自分が事故にあって病院に運ばれたとき、その保険を探すのは家族だったりしますよね。

なので、保険の保管場所はできれば、家族全員で共有しておきたいもの。

保険帳では、登録した保険内容を家族全員で共有することができます。登録にはパソコンが必要ですが、閲覧に関してはスマートフォンにも対応しているので、外出先でもすぐに内容を確認することが可能です。

保険帳でどんなことができるのか?もっと具体的な内容は、公式サイトのFAQを見るとわかりやすいと思います。

保険の最適化ができる

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保険帳に、自分が加入している保険を登録することで、様々なデータが「見える化」します。

  • 現在の保険料の支払額
  • 不足している、または掛けすぎの保険

などなど。

また、保険帳の面白いところは、登録者のデータを元に、他の人の入っている保険がわかるようになっていて、それを参考にできることです。

例えば、自分と似たような世帯年収の家族、年齢が近い家族はどんな保険に入っているのか。また、どの保険会社を選んでいるのか。と言ったことがわかるため、保険の見直しに役立ちます。

ログイン後のページ

ログイン後のページはこんな感じです。
世帯年収に対する保険料の支払い額をグラフで表示。
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保険の種類別に項目が分かれています。
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こちらは火災保険や地震保険の項目。
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家族ごとの保険料の年間支払額もすぐわかるようになっています。
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さいごに

下記は、保険帳を開発している、株式会社エクスファンディアの経営理念の一つです。

『福島県の復興支援』
 3.11以前よりも、素晴らしい街作りへの貢献。

震災から4年が経ちましたが、福島はまだまだ復興途上。保険帳事業がより多くの人に利用され、いざという時に備えになることを期待しています。

(書いた人:川原裕也

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