お盆と年末年始は帰省シーズン。
地元と距離がある人は年に2回しか帰る機会が無いので「あれ?何持っていけば良いんだっけ?」「何でも実家にある気がするけど、不便な思いはしたくない」と、実家へ持参する持ち物に悩む人も少なくありません。
基本的には旅行に出かけるのと変わらない持ち物で良いのですが「一人で帰る」「実家で過ごす」ならではで必要なものも多々かあります。
地元を離れて7年目を迎える私が、学生・社会人向けの帰省時に忘れず持って行きたい持ち物をまとめてみました。
移動時に便利な持ち物
- 枕・クッション
- マスク
- 耳栓・イヤホン
- アイマスク
- ストール、カーディガン
- 飲み物・食べ物
- 携帯ゲーム機・携帯音楽プレーヤー
- 文庫本・マンガ・電子書籍
枕・クッション
長時間座席に座ったり、寝たりする時に、枕やクッションで頭や首、腰を支えると、結構楽になります。
気軽に使えるのは空気を膨らまして使うエアー枕、快適さを追求するならば微粒子ビーズ入りのクッション(例:無印良品のネッククッション)が良さ気です。
マスク
電車や飛行機内の乾燥対策以外にも、スッピン隠しや車内のニオイの緩和、空気感染予防にも使えます。
行きと帰り用にマスクを2枚持って行くと衛生的です。
耳栓・イヤホン
車内で騒ぐ子どもの声や隣席の人のヘッドホンの音漏れが気になる時、音楽や動画を楽しみたいなどに。
あまりにも周囲の音が聞こえないと、車内アナウンスが聞こえず、降りる予定のバス停や駅を降り逃すこともあるので、到着時刻の5~10分前に鳴るようにアラーム(バイブ機能)をセットしておくと安心です。
アイマスク
「真っ暗な環境で寝たい」という時に便利です。
車内で寝る予定が無かったり、明かりがあっても大丈夫な人は、無理に持っていく必要はありません。
ストール、カーディガン
季節問わず、車内の冷房が効き過ぎていたり、暖房が弱かったりで、車内がやけに寒いことが時々あります。
一度、夏の帰省時に車内が寒すぎて風邪を引きかけたことが……。
そんな時に1枚は着られる大判のストールや、カーディガンがあると重宝します。
飲み物・食べ物
周囲に配慮して「飲食時に出る音やニオイが少ない」ものを選びます。
私の場合、車内でがっつりお弁当を食べる派ではないので「コンビニおにぎりとお茶」、「菓子パンと紙パックの飲料」、「コンビニで売られている小分けの菓子」を、気分に応じて持ち込んで食べることが多いです。
携帯ゲーム機・携帯音楽プレーヤー
移動手段によっては、携帯電話の電波が入らない/入れられない場合があるので、携帯電話やスマートフォンが使えない時の良い時間潰しになります。
経験則ですが「マリオカート」など、プレイヤーの視点が一切動かないゲームだと酔いにくいです。逆に頭を使う系はNG、プレイ直後から気持ち悪くなります。
文庫本・マンガ・電子書籍
今まで気になっていたけど読めていなかったもの、仕事や勉強で必要なものなどを、何かと暇な移動時間中に読んでみる。
電子書籍に対応するスマートフォンやタブレットなどに、何冊か電子書籍をダウンロードしておけば、重くてかさばる書籍を持ち歩かなくても済みます。
Kindle Amazonでは無料で読める小説やマンガが結構あるので、表紙やあらすじを見て面白そうなものを読んでみても良いかもしれませんね。
実家で過ごす時に必要な持ち物
- 着替え
- 常備薬・衛生用品
- 化粧品
- 充電器
- 運転免許証・健康保険証など
- クレジットカード、キャッシュカード、通帳
- メガネ、コンタクトレンズ、保存液
- お土産
着替え
外出着、部屋着、下着、靴下など。
毎回の帰省の度に「何セット持っていけば良いのだろう?」と悩みがちですが、実家に置きっぱなしの服がある&毎日洗濯をするという環境であれば、滞在期間に関係なく1~2日分あれば充分足りると思います。
帰省中に服を新しく買う機会も意外と少なくないので、それほど多く持って行かなくても何とかなります。
たまにしか実家に帰らないと、自室のタンスに何が入っているのか忘れやすいので、事前に服のラインナップを写真に撮っておき、帰省前に見直してから持っていく服装を考えるという手もありますね。
常備薬・衛生用品
まとまった休みを取って帰省をするのは、お盆や年末年始など、すぐに病院に行けない時期が多いので、体調が悪くなった時の為に、普段から使っている常備薬や衛生用品を持っていくと安心です。
薬関係であれば何でも実家の薬箱にあるイメージがありますが「病院で処方されている薬なので、実家に取り置がない」「あると思ったら実家になかった」という場合も考えられるので、滞在期間に合わせて必要な分だけを用意すれば場所を取りません。
化粧品
普段から化粧ををする人であれば忘れないとは思いますが「普段は滅多にしないけど、帰省の関係で化粧をする用事がある(法事や同窓会、親戚の集まりなど)」という人は、結構うっかり忘れがちです(実際に何回か、やらかしました)。
化粧水や美容液、クリームなどは。100円ショップなどで売られている小分け容器やボトルに入れると、容器ごと持ち運ぶよりもかさばりません。
男性の場合は「ヒゲソリ、シェーバー、シェービング剤、洗顔料、整髪料」など、必要に応じて持参します。
充電器
スマートフォン、タブレット、ノートパソコン、携帯音楽プレーヤーなど。
何日も帰省する場合、元々の充電容量では足りないことが考えられるので、忘れずに持って行きたいアイテムです。
忘れても家族の受電器を借りたり、家電量販店やコンビニ、100円ショップで買えなくもありませんが、機種によっては専用ではないと充電できないものもあります。
特にスマートフォンの充電器は「帰省当日の朝まで電源コンセントに挿しっぱなし」が多いと思うので、出る前にコンセント部分を確認しましょう。
運転免許証・健康保険証など
いわゆる「身分証明書」になるもの。
特に健康保険証はケガや病気になり、医療機関を受診する時には欠かせません。
保険証が無くても受診はできますが、一旦全額払いになったり、後日保険証を持参する必要があったりと、何かと面倒なので普段から持ち歩くことをおすすめします。
「部屋の片隅に置きっぱなし」という人は、忘れずにカバン内に入れておきましょう。
クレジットカード、キャッシュカード、通帳
お金を支払ったり、引き落としたり、もらったお小遣いを貯金したりする時に必要になります。
思った以上に帰省中にお金を使うことが多いので、手持ちのお金が足りなくなった用に持っていると安心です。
他にも通帳やキャッシュカードが必要なこと(保険の契約など)を帰省中にする機会も多々あります。
メガネ、コンタクトレンズ、保存液
「昼間はコンタクトだけど、風呂上がりはメガネ」「家はメガネで外出はコンタクト」「普段は裸眼だが、読書やパソコンをする時はメガネ」など、用途によって使い分ける人は、もう片方を忘れがちです。
自分しかコンタクトレンズユーザーが居なかったり、レンズの種類が家族で異なる場合、対応する保存液が実家に無い場合も考えられるので、保存液も忘れずに持って行きましょう。
お土産
地元では手に入りにくいお菓子や地域の特産品など。
帰省シーズンになると数多くのお土産が並び、何を選んで良いか悩みますが、相手に負担に思われない「ほんの気持ち程度」で充分だと思います。
購入目安は1人(1品)500~1,000円くらい。
大阪、京都、金沢、富山のお土産に関しては、前にクートンブログで紹介しているので、参考になれば幸いです。
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- お土産にもぴったり!富山出身者が毎回買って帰る人気のお菓子・日用品など20選
後は親戚などで小さな子どもがいれば、お年玉や盆玉、お小遣いをあげる用に、かわいいポチ袋を用意しておくなど。
いかがでしたか?
帰省時に必要な持ち物をリストアップしてみました。
1~2日分の旅行に使える、大きめのバッグやキャリーケースに入るくらいの持ち物量だと思います。
あまりにも荷持が多過ぎる場合は、ダンボールに入れて宅配便で送るという方法もあるので、日に余裕があれば利用してみて下さい。
それでは良い帰省を。
(書いた人:昼時かをる)