「タイピングを上達したい」と思った時、タイピングソフトやゲームを活用する人が多いと思います。
かと言って、ずっと同じソフトやゲームをやっていると「同じ文章ばかりが出てきて、つまらない」と思うことはありませんか?
今回紹介するのは、良くあるタイピングソフトで感じがちなマンネリを解消しながら、正確なキー入力の練習ができるサイト「マイタイピング」です。
2万以上のタイピング問題から自分好みの練習ができる
マイタイピングに登録されているタイピング数は2万以上。
公式以外でも、自由にタイピング問題が作れることもあり、ジャンルも「ビジネス」「ことわざ」「長文」「名前」「歌詞」「アニメ」「ボーカロイド」など様々で、内容も非常に豊富です。
例えばマイタイピング公式が提供する「ビジネスメールタイピング」では、名前通りビジネスメールで良く使われる文面が練習できます。
文章例:疲れ様です/ご都合のよい日時をお知らせください/いつもお世話になっております/以上、よろしくお願い致します
ネット上で無料でできるタイピング練習ソフトは色々とあるので、最初マイタイピングのサイトを訪れた時「過疎っていて、古い内容のタイピングしか無かったらちょっとなぁ……」と思っていたのですが、もちろん杞憂に過ぎず、毎日のように新しい問題が次々と公開されています。
試しに今期で最も話題のアニメである「おそ松さん」でキーワード検索をしてみたら、OPの歌詞やキャラクターのセリフがタイピング練習できる問題がいくつもありました。すごい。
長いこと同じタイピングソフトを使っていると「また同じ文章が出てきて飽きた」「文章が面白くない」と思うことが多くなり、タイピングのモチベーションがだだ下がることが多々あるのですが、日に取っ替え引っ替え練習問題を変えられるので、マンネリ防止にも役立ちます。
正確で速いタイプを手助けする運指表付き
タッチタイピングの上達には「手元(キーボード)を見ないこと」が近道。
マイタイピングでは問題の文章下に、運指表が載っており、例えば「M」を入力したいと思った時「キーボードの真ん中より右下、右手の人差し指で押す」を、手元のキーボードを見なくても分かるようになっています。
タイピングソフトによっては、運指表が無い場合も多いので「手元を見ずに正確なタイプを癖付けたい」と思う人にもピッタリです。
タイプミスした時は、間違って打ったキーが赤く表示されます。
私の場合は「キーを打つの正確さを欠いているので、速く文章が打てない(=ミスタイプが無ければ、かなり速くなる)」タイプなので、何を打ち間違えたのかがひと目で分かるのは非常に助かっています
自分のレベルも診断できる
「制限時間を迎える」または「問題数を全部タイプ」すると、打鍵/秒や正誤率、打鍵数、ミス、良く打ち間違えるキーなどのスコアが表示されます。
タイピングレベル(称号)に関しては、問題によって独自の称号が付けられることが多く、正直、自分のレベルが高いのか低いのか、あまり良く分かりません……。
▲「一松のセリフ集タイピング」では称号として「五男」がもらえましたが、下から2番目のレベル(あまり良い出来ではない)のか、「一松=五男」なので、かなり出来が良いのか判断が付きません。
称号に関しては「お遊び」要素が強いので、あまり深く見ておかなくても良いかもしれませんね。
ユーザー登録で問題作成、スコアを残せる
マイタイピングは非会員でも問題なく使えますが「ユーザー登録」をすると、
- 新規タイピング作成
- スコアデータ(成績表)の保存
- タイピングのお気に入り登録
などの機能が使えるので、より便利に活用できます。
TwitterやFacebookアカウントがあれば登録無しでログインOK。
「苦手な文章だけを徹底的にタイピング練習したい」
「(キャラクター)のセリフだけを集めて、より自分好みの文章を打ちたい」
「自分がどれだけタイピングが上達したのかを記録に残したい」
という場合は、ユーザー登録してみる価値大です。
最後に
タッチタイピングを上達するコツとしては、以下の4つが挙げられます。
- 手元を(キーボード)を見ない
- タイプするキーを正しい指で打つ
- 正確にミス無く打つ
- 地道な自主練習
タイピングソフトやゲームの中には「スピード重視」なものが多いのですが、速さばかり追い求めていると、自己流の打ち方になりやすく、矯正も面倒になります。
正しい指で正しいキーを打てるようになれば、英文を打つ時にも非常に役に立ちます。
「正確性重視で、何か面白そうなタイピング練習ソフトは無いかな?」と思った時にでも、一度使ってみてはいかがでしょうか。
(書いた人:昼時かをる)