2000年以降、各自治体で路上喫煙・歩きたばこの禁止条例の施行、公共施設が原則的に全面禁煙となるなど、年々喫煙範囲が狭まっています。
そんな昨今の喫煙率は一体何%なのか、47都道府県で比較しグラフ化してみました。
全体で「吸わない」と答えた人の割合は72.1%。
47都道府県で比較すると1位は北海道。次いで青森、福島と東北勢が続いています。
上位に東北の県のランクインが目立ちますが、都市圏が特に高いというわけではありません。
東京・神奈川等は独自に進める条例や歩きタバコに対する罰則規定を設けていることもあり、その効果の現れとも言えます。
喫煙者・非喫煙者に対するアンケートで大きな差が出たのは「路上の喫煙環境に対する意識」です。
「喫煙の制限がない」と答えた割合が非喫煙者より喫煙者の10%以上低くなっています。
普段住んでいる地域の路上喫煙制限の有無、喫煙する場合のルールなどを吸う側=当事者として意識をしているせいか、ルールを認識する機会も多くなるのかもしれません。
(書いた人:タワシ)