暑くなり、ついつい飲み物が買いたくなる時期がやってきました。
購入場所の一つに「自販機」がありますが、正直、自販機の飲み物って高いですよね。
自販機ってだいたい定価の130円や150円で売っているので、高いし、ちょっと損した気分になりませんか。
スーパーやドラッグストアで買えば100円以下で買えますしね。
実は自販機専用の飲み物が近年急増しているのはご存知ですか?
専用なので後で損した気分にはなりませんし、ちょっとラッキーな気分になれますよ。是非あなたの街角で探してみてください。
自動販売機限定の飲み物(一部)
【SUNTORY】
- ぎゅっと酸っぱいC.C.レモン
- 贅沢ビターオレンジ
- 朝摘みグレープ&天然水
- BOSS マスターズコーヒー微糖
- BOSS トリプルブレンド
- POPメロンソーダ
【KIRIN】
- メッツブラック
- 午後の紅茶 プレミアムストレートティー
- 午後の紅茶 ティーグルト
【コカコーラ】
- ファンタ レモン+ C
- ファンタ 厳選フレーバー 芳醇アップル
- ファンタ ベストフレーバー 白桃
- ミニッツ メイド 健康レシピ ビューティーミックス
- からだ巡茶 ジャスミン茶ブレンド
- スコール
【DyDo】
- ミスティオ ライチスパークリング
ぎゅっと酸っぱいC.C.レモン
発売日:2015年
容量:190ml
1缶あたりレモン50個分のビタミンC(1,000mg)を配合。
目の覚めるような酸味と満足感ある甘くて濃い味わいが特徴です。
仕事中や勉強中の気分転換にちょうど良い飲みきりサイズ。
オランジーナ贅沢ビターオレンジ
発売日:2016年4月5日
容量:190ml
「オランジーナ」の2倍となる果汁24%を配合。
濃厚な果実感とオレンジピールを効かせた、ほんのりビターな後味を楽しめる炭酸飲料。
朝摘みグレープ&天然水
発売日:2016年4月5日
容量:280ml
サントリー天然水のフレーバーウォーターの第三弾。※第一弾は朝摘みオレンジ、第二弾はヨーグリーナ。
100%有機栽培の朝摘みグレープを使用。
透明なのにグレープをそのまま食べたような果実感がありながら、後味すっきりに仕上げました。
「自販機購入比率の高い男性にグレープフレーバーが人気がある」ことに着目した自販機専用商品。
BOSS マスターズコーヒー 微糖
発売日:2015年3月
容量:185g
厳選されたアラビカ豆とロブスタ豆を絶妙にブレンド。
上質な香ばしい香りとすっきりとした味が特徴です。
BOSS トリプルブレンド
発売日:2016年2月16日
容量:185g
ブラジル、コロンビア、グァテマラの3種の有名産地の深煎り豆をブレンド。
甘すぎない微糖タイプの缶コーヒーで、ロースト感漂う味わいに仕上げました。
パッケージには、自販機利用者が親しみやすいBOSSの自販機を象徴する青色を採用。
POPメロンソーダ
発売日:2015年6月16日
容量:430ml
ファミリーレストランのドリンクバーや映画館でお馴染みの「メロンソーダ」を再現。
POP(ポップ)は主に業務用に販売されているブランドで、それをペットボトル版として発売したのが「POPメロンソーダ」です。
しっかりとした甘さと炭酸の刺激。
メッツブラック
発売日:2016年5月10日
容量:350ml
最近流行の「強炭酸飲料」で、コーラらしい炭酸刺激でキレ良く爽快な味わいが特徴的です。
人工甘味料は不使用。
午後の紅茶 プレミアムストレートティー
発売日:2016年4月12日
容量:260g
世界三大銘茶「ウバ」を100%使用した、ワンランク上の紅茶の香りとコクが感じられるストレートティーです。
高地産茶葉ならではの芳醇な香りと深い味わいが楽しめます。30代から40代の男性がメインターゲット。
http://www.kirin.co.jp/products/list/item/softdrink/go_premium.html
午後の紅茶 ティーグルト
発売日:2016年4月12日
容量:280ml
甘酸っぱくスッキリとした後味で、午後の休憩時にぴったりなヨーグルト風味の紅茶飲料です。
主に10代から20代の男女がターゲット層。
http://www.kirin.co.jp/products/list/item/softdrink/go_teagurt.htmlwww.kirin.co.jp
ファンタ レモン+ C
発売日:2016年1月25日
容量:280ml
ファンタ市場、最も多くビタミンCを配合。
100ml当たり350mgと、レモン45個分のビタミンCが含まれています(280mlの場合)。
レモン果汁も1%配合、爽快なフレーバーとフルーティーな美味しさで、気分をすっきりと切り替えます。
容量は1.5L、490ml、280mlの3種類ありますが、280mlペットボトルは自動販売機限定。
※北海道コカ・コーラ自販機、北陸コカ・コーラ自販機限定
http://www.cocacola.co.jp/press-center/press-release/news-20151216www.cocacola.co.jp
ファンタ 厳選フレーバー 芳醇アップル
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発売:2016年4月
容量:250ml
ファンタ新シリーズの第7弾として、2014年12月に発売された「芳醇アップル」の復活版。
缶250mlが一部地域※の自販機限定商品になっています。
※北海道コカ・コーラ自販機、コカ・コーライーストジャパン自販機限定。
ファンタ ベストフレーバー 白桃
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発売日:2016年6月
容量:430ml
一部地域の自販機限定。
元々は2015年8月に期間限定で発売されていた商品です。容量は1.5Lと500mlの2種類ありました。
自販機限定のファンタ白桃は430mlサイズ(スプライト470mlと同型のボトル)で、容量が少なくなっています。
ベストフレーバー第5弾。
はじける炭酸に爽やかな白桃の香りをのせたみずみずしい美味しさが特徴です。
http://www.cocacola.co.jp/brands/fanta/fanta64www.cocacola.co.jp
ミニッツ メイド 健康レシピ ビューティーミックス
発売日:2016年3月28日
容量:280ml
1日分の緑黄色野菜を含み、あらゆる世代の多忙な現代人のバランスの良い食生活と健康的なカラダ作りをサポートします。
からだ巡茶 ジャスミン茶ブレンド
発売日:2016年6月6日
容量:410ml
基幹素材である霊芝、高麗人参、陳皮はそのままに「暑さによる失調を補う」とされる「ウコン」と「ハッカ(ミント)」を配合したブレンド茶。
からだ巡り茶には入っていないジャスミン茶をベースにしており、すっきりと清涼感ある味わいに仕上がっています。
http://www.cocacola.co.jp/brands/karadameguricha/karadameguricha02www.cocacola.co.jp
スコール
発売日:2016年6月6日
容量:265ml
スコールは南日本酪農協同が販売しているヨーグルト風味の炭酸飲料ですが、2015年に南日本酪農協同の承諾により日本コカコーラ版が発売されました。
当初は340ml缶だけでしたが、6月6日に265mlペットボトル版も発売。
その「265mlペットボトル版」が、自動販売機限定商品になっています。
ミスティオ ライチスパークリング
発売日:2016年6月6日
容量:340ml
完熟ライチを使用した大人向けの果汁入り炭酸飲料です。
上品で豊潤な甘味の完熟ライチに「ライチミストエキス」と「グレープフルーツ」を加えることで、夏にピッタリなみずみずしいドリンクになっています。
実際に街で探してみた
BOSSシリーズが並ぶ中に「BOSS トリプルブレンド」が。他の自販機でも頻繁に見かけました。
「オレンジーナ 贅沢ビターオレンジ」と「ぎゅっとすっぱいC.C.レモン」を横並びで発見。
右側にある「ペプシ リフレッシュショット」も、スーパーやコンビニではあまり見かけない商品ですね。
「天然水 朝摘みグレープ」。
贅沢ヨーグリーナや朝積みオレンジは500mlタイプを良く見かけるので、大きさに合わせて住み分けしているのかも。
「BOSSマスターズコーヒー」。トリブルブレンドと比較して発見数は少なめでした。
「POPクリームソーダ」。C.C.レモン 500mlサイズにも「自販機限定」の文字が。
自販機限定は缶&ぎゅっとすっぱいC.C.レモンで、こちらは違うような気もするのですが……?
「午後の紅茶 プレミアムストレートティー」。
同じく自販機限定商品の「ヨーグルトティー」は見付けられず。
「メッツブラック」。
「ミスティオ ライチスパークリング」。
「季節の味」はありましたが、自販機限定の文字は無し。
【見付けられなかったもの】
- 午後の紅茶 ティーグルト
- ファンタ レモン+ C
- ファンタ 厳選フレーバー 芳醇アップル
- ファンタ ベストフレーバー 白桃
- ミニッツ メイド 健康レシピ ビューティーミックス
- からだ巡茶 ジャスミン茶ブレンド
- スコール
街で探していた時は、自販機限定商品はSUNTORYとKIRINだけだと思っていたので、コカコーラはノーマークでした。
見付かったら追記します。
いかがでしたか?
自販機限定商品のラインナップを見ると「仕事を頑張った時のちょっとしたご褒美」や「疲れた時のリフレッシュ」に飲むことを想定した、オフィス需要をメインに据えたものが多いことに気付きます。
炭酸の刺激が強い、後味が良くすっきりした気分になれる、容量少なめで飲み切りやすい……など、共通点が見えてきますね。
大手飲料メーカーが「自動販売機専用商品」を積極的に売り出す背景には「消費者の自販機離れ」と「販売本数が減っても、自販機で稼げる利益率の高さ」があります。
自販機は定価販売が多く(缶は130円、ペットボトルは150円が基本)、スーパーやドラッグストアで買うよりも、やや割高感があります。
「限定ならば、少し高くても買う価値はありそう」という消費者心理を利用した自販機専用商品は今後も増え続けていきそうです。
今までは「高くて買わないから、良く見たこともなかった」という人も、ちょっと自販機の中身に注目してみてはいかがでしょうか?
(書いた人:昼時かをる)