毎年、多くの人で賑わう、なにわ淀川花火大会。
良い位置で大迫力の花火を鑑賞する為には場所取りが、かなり重要になってきます。
場所取りの心配がそれほど必要ないのが、協賛観覧席(有料席)から観る場合だけ。
会場周辺の河川敷で花火を見る際に知っておきたい「場所取り」についてまとめてみました。
「今年は近場で花火が観たいな」と思っている人の参考になれば幸いです。
淀川花火大会の場所取りのコツ
- 当日12時から場所取り解禁!無人のシートは撤去対象に
- 良い場所で見るなら16時前には着きたい
- 最寄り駅へ18時過ぎ到着だと会場まで行けない可能性あり
当日12時から場所取り解禁!無人のシートは撤去対象に
淀川花火大会の河川敷での場所取りは当日昼12時から。
他地域の花火大会だと、時間規定が無かったり、前日から開始したりする場合がありますが、なにわ淀川花火大会は打ち上げ開始(19時40分)の7時間40分前から場所取りが解禁されます。
協賛観覧席(有料席)の場合は、席によって当日16時~または当日17時~
場所取りの際に注意したいのが「河川敷にレジャーシートだけを置いて、その場所に人が誰も居ない」という状態。
公式サイトに
会場内でのシート等放置物件は発見次第撤去いたしますのでご注意ください。
の記載があるように、レジャーシートだけが敷いてある(=無人の状態で放置してある)と、撤去の対象になるので、できれば2人以上で場所取りをした方がトイレや買い物にも行きやすいです。
良い場所で見るなら16時前には着きたい
なにわ淀川花火大会「十三会場側の河川敷」と「梅田会場側の河川敷」で
毎年人気なのが、打ち上げ場所から近い十三会場側の河川敷。
迫力満点の花火が楽しめたり、屋台が多く出ていたりするので「花火を見るなら十三側一択!」と決めている人も多いですね。
場所取りは昼12時から可能ですが、例年、16時頃から人が多くなり出して、18時を過ぎると「大混雑」状態になります。
見る場所、最寄り駅、人数などによっても、何時に河川敷に到着するのが良いかは異なりますが、
12時~16時:眺めの良い場所(例:堤防の最上段など)で花火を観たい。一緒に見る人数が多い。
17時~17時30分:打ち上げ場所から少し遠い位置で見る予定。少しは見る場所を選びたい。超混雑での移動は回避したい。
17時30分~:場所問わず、とりあえず河川敷で花火を見られれば良い。
を時間の目安として考えておいて下さい。
最寄り駅へ18時過ぎ到着だと会場まで行けない可能性あり
ご注意 最寄り駅への到着が午後6時頃を過ぎると、打上時間までに会場に到着できない場合があります。
また、各駅での入場制限や周辺各所で安全確保の為の規制などございますのでご了承ください。
と公式でアナウンスを出しているように、各最寄り駅への到着が18時以降になると、駅や会場周辺は非常に混雑しているので、打ち上げ開始時間(19時40分)までに、会場へ辿り着けない可能性が高くなります。
最寄り駅近くの河川敷で花火を見る場合であれば、まだ良いのですが、協賛観覧席(有料席)のチケットを持っている場合は非常にもったいないですよね。
時間に余裕があれば、早め早めの行動がおすすめです。
場所取りで避けたい場所
- 立ち入り禁止区域
- 人通りの多い場所(道路、屋台前、トイレ周辺)
- 放送用スピーカーや照明灯の周辺
- 大きく場所が取られたレジャーシートの周辺
- 風下
立ち入り禁止区域
なにわ淀川花火大会の立ち入り禁止区域は梅田会場側の打ち上げ場所の真正面の河川敷。
有料席以外で花火を見る場合は、上記地図の会場周辺や黄緑色エリアの河川敷で場所取りをおすすめします。
人通りの多い場所(道路、屋台、トイレの周辺)
人が多く、混雑しやすい場所は「ゆっくりと花火を観たい」という時は不向き。
舗装されていない道近くであれは、土煙も気になります。
放送用スピーカーや仮設照明灯の周辺
放送用スピーカーは、迷子のお知らせや熱中症対策の案内など、場内アナウンスが大音量で引っ切り無しに流れる為、静かな環境で居たい時に向いていません。
照明灯の近くは、場所取りの近くや花火が打ち上がる方面に強力な照明灯があると、まぶしくて花火を見るのが大変になります。
大きく場所が取られたレジャーシートの周辺
友だち、恋人、家族など少人数で花火を鑑賞する場合は、何十人と座れそうなレジャーシートの近くは避けた方が良いです。
企業、サークルなどの大人数での宴会的な場になり、かなり騒がしい可能性が高いのです。
「ゆっくりとご屋台で買った物を食べたり、花火を観たりしたい」という時には、なるべく距離を取りたいですね。
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風下
打ち上げ会場の近くで場所取りする場合は風の向きにも注意したいです。
風下(風の吹いて行く方)に場所を取ると「花火の煙で、花火が全然見えない」や「煙を大量に吸ってしまい、ノドが痛い」ことが多々あります。
また花火の燃えカスが降り注いでヤケドをする危険性も考えられますね。
風向きに関しては時間の経過で変わるので、天気予報で風向や風速をこまめにチェックすることをおすすめします。
持ち物リスト
場所取りの際は「長時間の滞在」「日焼けと熱中症」「夕立・ゲリラ豪雨」の対策が欠かせません。
持ち物で必須なもの、便利なものをまとめてみました。
- レジャーシート
- ワンタッチテント
- 折りたたみ椅子
- 日傘・帽子
- 雨具(レインコート・折りたたみ傘)
- バスタオル・フェイスタオル
- 虫除けスプレー・虫刺され薬
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レジャーシート
場所取りの基本。
「全員が座れて、荷物も充分に置けるサイズ」が最適です。
人数に不相当な大きさのレジャーシートを使うと「余計なスペースを取っている」と周りからひんしゅくを買う可能性大。
ブルーシート率が高いですが、クッション性有りのレジャーシートは、長時間座りっぱなしでもお尻が痛くなりにくいです。
地面の硬さが気になる場合は、タオルやブランケットなどを敷いたりして対策を取ります。
ワンタッチテント
まだ日の高い時間帯から場所取りをする場合、ワンタッチテントがあると便利。
荷物はやや大きくなりますが、日除け、レジャーシート代わり、他の人の視線が気にならない、など利用するメリットは大きいですね。
折りたたみ椅子
浴衣の汚れが気になるので地面の近くに座りたくない、お尻が痛くならないように座りたいという時に、折りたたみ椅子があると重宝します。
簡単なものであれば、100円ショップでも購入可能。
ただし河川敷の斜面や後ろに人が居る場合の場所取り時は使いにくいのがデメリットですね……。
日傘・日焼け止め・帽子
紫外線予防や熱中症対策に。特に日没前から場所取りをする場合は、使うと後々の疲労を減らせます。
雨具(レインコート・折りたたみ傘)
夏場はそうしても夕立やゲリラ豪雨の心配があります。
実際に2015年のなにわ淀川花火大会では狙ったかのようにゲリラ豪雨があり、雷雨や停電、電車の遅延などが起こりました。
「備えあれば憂いなし」で用意しておくと安心です。
レインコートは夕方以降の寒さ対策にも使えますし、傘は日傘と兼用すれば荷物が一つ減らせます。
バスタオル・フェイスタオル
日除け、防寒、汗ふき、手ふき、おしぼり、枕や座布団の代用など様々な用途で使えるので、何枚か持って行くと使い勝手が良いです。
虫除けスプレー・虫刺され薬
河川敷や芝生は蚊や虫がどうしてもいるので、虫刺され対策・刺された後の対策も忘れずに。