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DIY前に知っておきたい、木材の種類と特性

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日本のGDPは回復する一方、6月に内閣府が調査した景気ウォッチャー調査では人々の景気実感は低水準。

少しでも家計の負担を減らそうと「自作マインド」が高まっているのか、数年前よりDIY人気が高まり続けています(平成26年のホームセンター店舗数は4590店舗と過去最高)。

大がかりな家具の場合、専門的な知識や道具、それを作るための場所が必要となりますが、小さな戸棚や椅子、インテリア程度なら、買うよりも作ってしまった方が安価に済むことも多いです。

今は様々な作り方がウェブサイトやYoutube動画などで公開されており、DIYに挑戦しやすい土壌が整っている、ということも一因でしょう。

DIYにこれから挑戦するなら、様々なものの作り方と同様に、知っておくべきは材質の特性です。

作り方は正しいのに、特に木材は材質選びを間違った結果、作ったものが曲がってしまったり壊れやすくなってしまうことも…。

木の材質による、硬さと耐水性に注意

ホームセンターに行くと様々な材木が並んでいますが、木は材木の種類によって硬さや反りやすさ、耐水性、耐久性などが異なります。

あらかじめ、家のどこに、どんなものを作るか計画したうえで、正しい材木を選ぶのがDIY成功のカギ。

具体的に、各材木ごとにどんな特徴があるのか、おおまかではあるが、以下にまとめました。

パイン材

パインとは日本語で松の木のこと。一般的には柔らかく節が多いのが特徴ですが、赤松、黒松、障子松など、ひと口にパイン材と言っても様々。

温かみがあり、素朴な色合いが特徴だが、色の変化も激しい。水には弱め。

パイン材に向いている物
水回り以外の家具。特にアンティーク調にしたい家具。

桐(キリ)材

白い木肌が印象で気で伸び縮みしにくく、水分を通しにくく湿度に強いです。また、熱伝導率が低く、多少のキズや凹みであれば回復する復元性を持っています。何より軽いのが特徴。

桐(キリ)材に向いている物
タンスに代表される、湿度や温度を一定に保ちたい家具。その他、フローリングの床材や手すりなど。

スギ材

柔らかくて軽く、断熱・吸湿・放湿性に優れていることから材木の万能選手。二酸化炭素やホルムアルデヒドなど、空気の浄化作用もあります。

スギ材に向いている物
オススメはフローリングなどの床材や壁の外装、桶など。材木を大きく利用したほうが杉の空気浄化能力を活かせます。

ヒノキ

独特の香りがあり、水に強い。防腐・殺菌効果が高く、光沢があり耐久性も高いです。伐採から1000年経ってもほぼ同じ強度を保つという説も。

ヒノキに向いている物
その耐久性から建材としての利用に優れる。

サクラ

硬く摩擦に強いのが特徴。

サクラに向いている物
敷居や鴨居、フローリングなど、摩擦が多い建具部分。その他、お盆やお椀、テーブルなどにも。

例えば、作る家具が家のなかの水回りに置くものなのか? ダイニング周辺など、汚れやキズが付きやすいものなのか、完成時と利用法を想像すると、選択肢がしぼりやすくなります。

ただし、耐久性や耐水性の高い素材は、価格もお高め…。やる気になって頑張って作り始めるも、結果買った方が安かった…なんてことにならないようご注意を!

(書いた人:考務店)