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クートンブログ

日常のヒントをあなたに - 株式会社クートン

株式投資で一攫千金を狙う?ネット証券のNISA口座を比較

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(写真はSMBC日興証券のNISAのキャラクター)

ギリシャ問題や中国問題で株式市場がかなり荒れています。一時は21,000円に差し掛かろうとしていた日経平均株価ですが、その11営業日後には19,000円と大暴落してしまいました。

しかし、株式市場が暴落している時は「買い」のチャンスでもあります。最近わたしの周りでも、「株を始めようと思ってるんだけど…」という声をよく聞きます。

そこで今回は、私がおすすめしたい「NISA口座(ニーサと読みます)」についてご紹介すると共に、その中でもお得なネット証券を比較してみました。ちなみに、私自身はNISA口座を特に比較することなく、以前から使っていたSBI証券のNISA口座を使っています。

3種類の証券口座があります

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証券口座は、大きく分けて3種類あります。
初めて株式投資をやる人がまず最初に戸惑うのが、「どの口座を選んでいいかわからん…」ということです。私自身も最初は、何がどう違うのかわかりませんでした。

■特定口座
株式投資で利益が出ると「税金」がかかります。しかし、多くの方が確定申告なんて一度もしたことがなく、手続きもよくわからないと思います。しかし、「特定口座」であれば、税金の計算や確定申告の心配がありません。

特定口座では、投資で利益が出て税金が発生すると、証券会社が自動的に支払うべき税金を計算してくれます。しかもあなたの代わりに納税まで行ってくれます。すべての手続きを証券会社が行ってくれるので、税金の計算も、確定申告の必要性もありません。

通常は特定口座を選ぶのが普通です。特定口座には「源泉徴収あり」と「源泉徴収なし」がありますが、通常は「源泉徴収あり」を選びます。

■一般口座
特定口座が税金や確定申告の手続きをすべて自動でやってくれるのに対し、一般口座はすべての手続きを自分でやる必要があります。メリットがまったくないわけではないのですが、手続きの難しさを考えると、通常は一般口座を選ぶメリットはほとんどありません。

ちなみに、特定口座は個人投資家だけが使える仕組みなので、法人で株式取引をする場合は、必然的に一般口座を使うことになります。「一般口座は法人向け」程度の認識でも問題ないでしょう。

■NISA口座(2023年までの期間限定)
以前は、「特定口座」と「一般口座」の2つしか存在しませんでした。しかし、新しい優遇措置として「NISA口座(少額投資非課税制度)」が誕生しました。これはその名の通り「年間100万円までの小額投資については利益が出ても税金がかからない」仕組みです。

この優遇措置は、2014年からスタートし2023年まで続きます。毎年最大100万円までの投資枠が設定され、最大5年間は配当による利益、売却による利益が非課税となります。

例えば、2015年に購入した株式は、2019年までならいつ売却しても税金がかかりません。また、配当金についても2019年までは税金がかかりません。2016年に購入したものは、2020年までが対象、2017年に購入したものは2021年までが対象と言った具合です。(ただし、非課税投資総額は500万円まで)

NISA口座は、株式だけでなく、投資信託や外国株式も対象となっています。また、年間100万円を超えた部分については、特定口座(もしくは一般口座)で取引することになります。

例えば私は、2014年にNISAを活用してCYBERDYNE(サイバーダイン)というロボットスーツを製造する会社に50万円投資しましたが、株価上昇の背景を受けて2014年内に売却し100万円の利益が出ました。

本来なら100万円の利益に対して約20%、つまり20万円が税金として取られてしまいます。手元には80万円しか残りません。しかし、NISA口座なら税金がかからないので、手にした利益がすべて手元に残ります。

「非課税制度」というのはそれぐらい強力なしくみです。以前から投資をしていた私からすると、「こんなに美味しい制度はない」とすら思えるのですが、世間の認知度が低いのか、実際にはNISAを始めていない人がまだまだ多いのが現状です。

証券会社のNISA口座を比較

ということで、前置きが長くなりました。
将来的に自社の顧客になってもらうべく、NISAの制度をチャンスととらえた証券会社では、顧客獲得争いが激化しています。

そのような中で、証券会社の大きな収益となっている「取引手数料」すら無料化してしまうところもあります。また、NISA口座開設でポイントがもらえるなど、証券会社によってさまざまな特典があるので、下記にまとめます。

なお、下記の情報は執筆時点のものなので、最新のキャンペーンは各社公式サイトで確認してください。

SBI証券

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SBI証券のNISA口座は、国内株式の手数料は買い・売りともに無料です。また、海外ETF(海外の上場投資信託)の購入手数料が無料となります。(売却時は手数料がかかります)

後述する楽天証券と同じなのですが、SBI証券は手数料の安さや投資信託の取扱本数の多さなどで、口座数が非常に多いのが特徴です。NISA口座においてもすでに60万口座を獲得しており、ダントツのNo.1となっています。私もSBI証券のNISA口座を使っています。

楽天証券

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楽天証券は、国内株式に関しては買い・売りの両方とも手数料無料です。海外ETFについては購入時のみ無料、売却時は手数料がかかります。

また、楽天証券ならではの特徴として、NISA口座を開設すると2,000円分の投資信託のクーポンがもらえます。

岡三オンライン証券

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岡三オンライン証券のNISA口座は、投資信託の買付手数料が無料(キャッシュバック)となります。ETF(上場投資信託)は対象外ですが、岡三オンライン証券で扱っているすべての投資信託が対象となるので、お得です。

楽天証券の2,000円分のクーポンには見劣りしますが、NISAで投資信託の購入を検討している人は、岡三オンライン証券も魅力的な証券会社の一つだと思います。

カブドットコム証券

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カブドットコム証券でNISA口座を開設すると500円がもらえます。国内株式の買付け手数料は無料です。(売却時は手数料がかかります)

また、NISA口座を開設した人に対して、通常時の手数料が5%値引きが行われるのですが、元々の手数料が高めなので、SBI証券や楽天証券を選ぶほうがコストは抑えられると思います。

GMOクリック証券

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GMOクリック証券は、取引手数料が最も安いことで知られています。どちらかと言うと「FX」で有名な証券会社です。

GMOクリック証券のNISA口座は、国内株式は買い・売りともに手数料無料です。GMOクリック証券は元々、投資信託や外国株式の取り扱いを行っていません。

NISAで投資信託をやりたいと考えている人には不向きです。

松井証券

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松井証券は、GMOクリック証券と同じく国内株式の買い・売り手数料が無料です。松井証券では、2015年だけでなく2016年も続けて手数料無料を継続することが決定しています。

ただ、NISA口座以外の通常の取引手数料は、SBIや楽天、GMOよりも高めです。

マネックス証券

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マネックス証券は、NISA買付時手数料0円(キャッシュバック)を行っています。株式などの購入時の手数料は無料ですが、売却時には手数料がかかります。

マネックス証券は取引手数料が高いのですが、オンラインセミナーなどが豊富なのが特徴。初めて株取引をする人にとって、オンラインセミナーは「学べる場」でもあると思うので、NISA口座じゃなくても特定口座を一つ持っておくと良いと思います。

マネックスは最近、米国株に力を入れています。取扱銘柄数も多いので、米国株への投資に興味がある人も、マネックス証券を選ぶ価値があると思います。

大手の証券会社はどうなの?

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「証券会社」と聞くと多くの方が真っ先に思い浮かべるのが「野村證券」や「大和証券」といった昔から存在している大手の証券会社です。大手は取引手数料が高いのがデメリットですが、NISA口座ついては以下のようなキャンペーンを行っています。

■野村證券
口座開設完了で2,000円プレゼント(または住民票の取得代行)

■大和証券
NISA口座開設で2,000円キャッシュバック。るいとうや投信積立を3ヶ月継続すると買付手数料を最大10,800円キャッシュバック。

■みずほ証券
国内株式・投資信託の購入時手数料の半額をキャッシュバック。また抽選で現金5万円プレゼント。

■SMBC日興証券
NISA口座の開設で現金2,000円プレゼント。ちなみに、記事のトップ絵はSMBC日興証券のものです。

■三菱UFJモルガン・スタンレー証券
口座開設者の中から抽選でカタログギフトをプレゼント。

■SMBCフレンド証券
対象商品(国内株式や投資信託など)を10万円以上購入すると、抽選でVJAギフトカードプレゼント。

ネット証券と違って、現金によるキャッシュバックが多いのが大手証券会社のキャンペーンの特徴です。どちらがお得かというのは一概には言えません。ただし、大手証券会社は売却時の手数料がネット証券に比べて高めなので、トータルではネット証券に優位があるように思います。

銀行でもNISA口座は開設できます

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NISA口座を募集しているのは、証券会社だけではありません。普段から使っている銀行でもNISA口座の募集をしています。基本的に銀行は、株式などの証券サービスを提供していません。しかし、NISAの非課税制度の対象となるのは、株式だけでなく投資信託も含まれます。

そこで、銀行は投資信託を販売することを目的として、NISA口座を募集しています。

■三菱東京UFJ銀行
投資信託の購入で1,000円プレゼント。抽選で旅行などのギフトプレゼント。

■三井住友銀行
インターネット・モバイル専用の投資信託の購入時手数料無料。
口座開設、口座利用で最大2,000円プレゼント。

■みずほ銀行
対象となる投資信託の購入額の1%(最大1万円)をキャッシュバック。

■りそな銀行
NISA口座の開設でりそなクラブポイント1,000ポイントプレゼント

証券会社と比較すると特典の内容はかなり劣ります。ただ、身近な銀行口座を使って投資信託などを購入し、NISAを活用できるので敷居は低いかもしれません。

子供向けNISAも登場

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現在は20歳以上でなければ利用できないNISA口座ですが、2016年より制度の拡充が決定しています。これまで100万円だったNISAの投資枠は、120万円に拡大します。

また、新たに「ジュニアNISA」という子供向けのNISAも新設されます。こちらは0歳~19歳の方が対象で、年間の非課税投資枠は80万円です。

子どもにお金の知識を身につけさせる目的や、お子さんの将来の資金を運用に回す用途に、ジュニアNISAが活用できます。

「株式投資はリスクがあって怖い」という人は、債券ファンドなど、低リスクなものを選択することで、定期預金よりも利率が高く、また税金もかからない状態で、資産を運用することが可能です。

(書いた人:川原裕也

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