宅配便や郵便物を受け取る時や仕事の書類に何気なく押すハンコ。
ただ自分の名前が書かれたハンコを押してもテンション上がらないし、家族のハンコと間違えそう。何かもっと遊び心があったも良さそうなんだけどな……と思っていた時に見つけたのが「イラスト入り認印」。
「ハンコは名前だけで誰が言った!」とでも言わんばかりの、がっつりイラストが入った印鑑は、家庭や職場での円滑なコミュニケーションにも一役買ってくれそうです。
邪悪なハンコ屋 しにものぐるい
「邪悪なハンコ屋 しにものぐるい」は、ゆるっと可愛い動物、海の生き物、風景、静物などのイラストが書かれたオリジナルハンコや認印の通販サイトです。
ハンコサイズは10mmと小さく、浸透印(ゴム印)なので、実印や銀行印には使えませんが、認印として可愛く使えます。値段はお高めですが、銀行印にも使える木彫りの印鑑もあります。
ゆる可愛い動物から
マニア受け必須のハンコまで、商品を眺めているだけでも楽しいです。もちろん名前は変更できるので、伊藤さん以外の人も大丈夫。
一つのハンコに漢字は3文字、それ以外のひらがな、カタカナ、アルファベットは4~6文字まで入れてくれます。
注文確認後にハンコの作成が始まるので、注文からお届けまで1週間が目安です。
レターパックで送料350円。7,000円以上で送料無料。ギフトラッピングにも対応してくれるので、友達や家族へのプレゼントにも良さ気です。
東京都台東区の谷中銀座商店街に実店舗があるので、通販ではなく直接注文したい人は訪れてみて下さい。
個性まるだしハンコ おすもん
「個性まるだしハンコ おすもん」は、かわいいイラスト入り認印ショップです。朱肉を使わないネーム印なので銀行印や実印には使えません。
落語会のチラシデザインや落語家の手ぬぐいデザインを手掛けるイラストレーター「とつかりょうこ」さんがイラストを担当しており、レトロと和風モダンなハンコが作れます。
イラストは十二支や日本画、ご当地ゆるきゃらなど様々。
名入れは漢字、カタカナ、ひらがな、アルファベットに対応しているので、外国の人へのプレゼントにも最適です。
6種類の印字書体と5色のインクから好きな物が選択可能で、値段は一律2,350円。入金後、土日祝日を除く約5日間で発送してくれます。送料は360円。
かわいいはんこ通販 おもしろMY印鑑
城山博文堂の「おもしろMY印鑑」では、名前の一部が猫になった「ねこのはんこ・ニャン鑑」が人気です。
印鑑タイプ、シャチハタタイプ、ネームペンタイプからハンコの種類が選べて、印鑑タイプであれば銀行印としても登録できます。
他にも肉球と猫が合体したハンコ「肉球ねこ」や名前と一緒に似顔絵を彫り込んだ「似顔絵印鑑」、捺印すると自分の背景に家紋が浮き上がる「家紋印鑑」や、誕生花がハンコに彫られた「誕生花はんこ」など個性豊かなハンコが数多く揃っています。
納期はハンコによって異なりますが、ねこのはんこ・ニャン鑑の場合はデザイン約1週間、校正後加工に10日~2週間かかります。値段はシャチハタタイプが3950円~、印鑑タイプが5120円~から注文できます。
アニマルスタンプ・カワナ
アニマルスタンプ・カワナはリアルで可愛い動物の認印、ラバースタンプ専門のネットショップです。Yahoo!やAmazonにも店舗があります。
動物の種類は多種多様。動物好きなや「自分が飼っているペットのイラスト入りのハンコが欲しい!」という人には、夢の様なハンコ屋さんだと思います。
ハンコの大きさは10mm弱。色は朱肉やカラーから選べます。
ポンポン押せる浸透印タイプなので、銀行印や印鑑登録はできません。
認印やラバースタンプ以外にも日付印や訂正印もあるので、仕事でのコミュニケーションにも一役買ってくれそうです。
入金確認後、約3~5営業日で商品を発送してくれます。
送料は360円。5,400円以上で送料無料で届けてくれます。
痛印堂(いたいんどう)
オーダーメイド印鑑の「痛印堂」は、アニメキャラや自作のイラストなど元にしたオリジナルハンコを作成するネットショップです。
四国の印鑑職人さんが印材に柘植(つげ)を使ったハンコを彫ってくれるので、認印だけではなく、銀行印などにも使えます。
個人名義の印鑑だけではなく、会社やサークルのロゴマークがハンコになる『痛い代表印』や、ネーム印、スタンプ(丸型・角型)にも対応してくれます。
アニメキャラや美少女のハンコのイメージが強いですが、ご当地キャラや家紋印鑑、戦国武将印鑑も取り扱っています。
基本的に自作のイラスト(一次創作)で図案作成してくれますが、現在、東方Projectとひぐらしのなく頃に、柘植あかねちゃんに関しては、二次創作にも対応しています。
送料はメール便164円、宅配便510円。5,000円以上の注文で送料無料で発送してくれます。
ハンコって良いものですね!
遊び心あふれるハンコは真面目な場所では使いにくいのですが、普段使いとしては非常に楽しく使えます。
自分の持ち物の印にイラスト入りハンコを使えば、他の人との見分けがつきやすく、会話のネタにもなりますね。
ちなみに実印と認印、銀行印の違いは以下の通り。朱肉無しで何度も押せるタイプのイラスト入りハンコは認印にしか使えません。
【実印(じついん)】
市町村の役所に登録(印鑑登録)したハンコのこと。住民票に記載がある満15歳以上が登録対象になります。判子の中では最も重要なもので、1人に1個しか持てません。
公的書類や契約書の作成や自動車登録など、重要な場面で使われます。
イラストや模様が入ったハンコは実印には使えません。
大きさは15~16.5mmが多いです。
【認印(みとめいん)】
印鑑登録をしていないハンコのこと。
郵便や荷物の受け取りや仕事で押すなど、日常生活で使います。
大きさは実印よりも一回り小さい10~12mmが多いです。
【銀行印(ぎんこういん)】
金融機関の口座開設やお金の引き出しの時に使用するハンコのこと。
印鑑登録をしていないハンコの銀行印も認印に入ります。
ただし木や石など堅い素材で作られたハンコしか銀行印として認められません。
オーダーメイド印鑑なので1本2,000~3,000円とそこそこのお値段がしますが、代わり映えしないハンコを適当に選ぶよりは有意義な買い物だと思います。「自分だけのオリジナルハンコが欲しい」「印鑑に愛着を持ちたい」と言う人や、友達や親戚へのプレゼントにも良さそうですね。
(書いた人:昼時かをる)
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