「緊急事態が発生したけど、○○○の電話番号って何番だっけ?」「相談事があるけど、電話番号が分からない」など、知っていたつもりでも、いざという時に役に立たなければ意味がありません。
何かあった時すぐ電話できるように、電話帳に入れておきたい三桁の電話番号と短縮ダイヤルをまとめました。
三桁(1✕✕番)の電話番号
【100番】
通話終了後に通話料金・通話時分をお知らせするサービスです。※平成27年7月31日でサービス終了。
【104番】
名前と住所から問い合わせの電話番号を案内するサービスです。
【106番】と【108番】
料金着払い電話がかけられるサービスです。※平成27年7月31日でサービス終了。
106番……オペレーター接続。
108番……音声ガイダンス接続。
【113番】
「電話線が垂れ下がっている」「電話ボックスが壊れている」「電柱がヒビ割れている」「マンホールのフタが鳴る」など、電話サービスの異常や故障などに関する相談を受け付けています。
携帯電話、PHS、NTT東日本以外の固定電話の場合は「0120-444-113」に連絡します。
【114番】
相手に電話が繋がらない時など、相手先の電話が話し中かどうか、コンピュータが自動で調べてくれるサービスです。
【116番】
各種サービスや電話の新設・移転などの注文、お問い合わせの番号です。
携帯電話、PHS、NTT東日本以外の固定電話の場合は「0120-116-000」に連絡します。東日本エリア以外からは利用できません。
【117番】
時報
【118番】
海上の事件・事故の緊急連絡用の電話番号です。海上保安庁の管轄になります。
通報例:海難人身事故に遭遇、目撃した。油の排出などを発見した。不審船を発見した。密航・密輸の情報を知ったなど。
【119番】
消防への通報
【136番】
受話器を上げて「136」に続けて「1」をダイヤルすると、最後にかかってきた電話の日時と電話番号を音声で知らせてくれます。その後「3」をダイヤルすると、相手先の電話番号に自動発信されます。
電話番号を通知しない通話、公衆電話からの通話、国際電話などは電話番号のお知らせができません。
【159番】
電話をかけた相手が通話中だった場合、一度電話を切って1分以内に「159」と「1」を押して登録しておくと、相手の通話終了を確認した時点で、サービス利用者に電話終了を音声通知するサービスです。知らせを聞いた後、一度電話を切り「159」と「3」を押すと、相手にかけ直しができます。
相手の電話番号がINSネット、フリーダイヤル、携帯電話、PHSなどの場合は登録できません。
【171番】
地震、噴火などの災害発生で、被災地へ電話が繋がりにくい状態になった時に利用できる「災害用伝言ダイヤル」です。
基本的に災害発生時にしか利用できませんが、特定の日時に体験できる機会が提供されています。
毎月1日、15日 00:00~24:00
正月三が日(1月1日00:00~1月3日24:00)
防災週間(8月30日9:00~9月5日17:00)
防災とボランティア週間(1月15日9:00~1月21日17:00)
【177番】
天気予報
【184番】
相手先の電話番号の最初に「184」をつけることで、相手の電話機に自分の電話番号を表示させず(=非通知状態)に電話がかけられる「発信者番号通知拒否」サービスです。
【186番】
相手先の電話番号の最初に「186」をつけることで、相手の電話機に自分の発信者番号を表示させます。また相手が発信者通知サービスで非通知に設定している時は「186」をつけることで、発信者番号を強制的に表示させられます。
詳細:
100番、106番、104番→その他の料金 - NTT東日本公式ホームページ
113番、114番、116番→お問い合わせ - NTT東日本
136番→ナンバーお知らせ136 - NTT東日本公式ホームページ
159番→空いたらお知らせ159 - NTT東日本公式ホームページ
171番→災害用伝言ダイヤル(171) - NTT東日本
着信短縮ダイヤル(#ダイヤル)
短縮ダイヤルとは、本来の電話番号よりも短い番号にダイヤルするだけで、電話がかけられる機能のことです。
電話番号の前に#をつけることから「#ダイヤル」とも呼ばれます。
子どもが急病になった!どうしよう→小児救急電話相談「#8000」
小さな子どもがいる家庭で、休日や夜間に子どもが急に病気になった時「どう対処すれば良いのか」「病院に連れて行くべきか」など判断に迷った時に、小児科医や看護師へ電話相談ができるサービスです。
#8000に電話すると、各都道府県の相談窓口に自動転送されて、症状に応じた適切な対処法や受診する病院などのアドバイスが受けられます。
普通電話、携帯電話からの使用が可能。
都道府県や平日・休日によって、実施時間帯が異なります。
今の道路情報が知りたい→道路交通情報「#8001」
現在の交通情報、ルートや出発時刻の相談、道路に関する質問などに答えてくれる電話サービスです。
各日本道路交通情報センター(JARTIC)にいるオペレーターが対応しますが、通話中や夜間、休日などで対応できない場合は自動応答に切り替わります。
自動応答では主要道路の通行止情報、規制情報、渋滞情報、事故情報が分かります。
固定電話・携帯電話・PHS・IP電話など、全ての電話で利用可能です。通話料は有料。
全国共通ダイヤル(ガイダンス番号による案内)……050-3369-666
全国高速ダイヤル(自動応答専用)……050-3369-6700
携帯短縮ダイヤル(携帯電話、PHS専用)……#8011
各地方の道路交通情報が知りたい時は、以下のサイトで詳細が分かります。
またインターネットから道路交通情報を知りたい時は、道路交通情報Now!!が便利です。
JAFロードサービス「#8139」
自動車やバイクの故障、トラブル時に#8139または0570-00-8139に電話すると、最寄りのJAFコールセンターに繋がります。
通話料は有料(固定電話は1分/10円、携帯電話は20秒/10円)。一部のIP電話などでは利用できません。
電話以外にGPS機能付き携帯電話やメール、FAXで救援依頼も可能です。
警察に困り事を相談したい→警察庁総合センター「#9110」
今「被害や交通事故にあった」「事件や交通事故を目撃した」などの緊急性がない困り事を相談できるのが、#9110または03-3501-0110(警察庁総合センター)です。
言語、年齢、性別など関係なく身の回りのトラブル、ストーカー、DVなどの各相談事に応じて専用の窓口を案内してくれます。
警察庁総合センターの窓口を通さず、直接相談できる各種相談ホットラインも合わせて紹介します。
【犯罪被害者ホットライン】
犯罪で心に傷を追った被害者や家族の相談窓口。
03-3597-7830(平日のみ:8時30分~17時15分)
【ヤング・テレホン・コーナー】
非行やしつけなど、子ども関係で悩みがある家族、交友関係やイジメで悩んでいる子どもの為の相談窓口。
03-3580-4970(平日:8時30分~20時、土・日・祝日:8時30分~17時、年末年始は除く)
【行方不明者相談】
家族が行方不明、震災時の行方不明者など、行方不明者届に関する相談に対応しています。
03-3592-1640(平日のみ:8時30分~17時15分)
【暴力ホットライン】
「因縁をつけられて金品を要求されている」「取引に暴力団が関係している」など、暴力団に関することを相談できます。
03-3580-2222(24時間受付)
【銃器薬物ホットライン】
拳銃や違法薬物を見た、情報を知っていることを通報します。
03-3593-7970(24時間受付)
【サイバー犯罪対策課】
インターネットに関連するトラブルを相談できます。
03-3431-8109(平日のみ:8時30分~17時15分)
おしえてタウンページ(キューコール)「#9506」
お客様のニーズに合わせて、オペレーターがお店のセールスポイントや営業時間の情報を詳しく教えてくれます。
24時間年中無休で対応。通話料は有料です。#9506が使えない場合は、0570-009506(ナビダイヤル)に電話します。
道路の異状がある時→道路緊急ダイヤル「#9910」
#9910は道路の異常を発見した時に緊急通報する為の電話番号です。24時間受付・通話料は無料。
対象道路は幹線道路(国道、高速道路ほか)で、補助国道、県道、市道村道に関しては区役所に連絡すると対応してくれます。
【緊急通報の対象事項】
道路損傷……道路の穴、路肩や側溝の破壊、
道路の異常……落下物、路面の汚れ、車両事故
その他……街路樹の異常、市街灯の球切れ
犬や猫、鳥などの轢死体を発見した時に道路緊急ダイヤルに連絡すると、死体の処理だけではなく、動物の種類や状況をデータ化して、新しい道路や動物柵を作る時の参考資料として役立てられます。
事故情報は警察(110番)、道路交通情報は#8011に電話します。
(書いた人:昼時かをる)
▼ 他にもこんな記事書いています ▼