これまで誰にも言わなかったアフィリエイトのテクニックを5つ教えます。
株式会社クートンは、「インターネットメディア運営事業」という、情報サイトの制作・運営を主に行っています。運営サイトの主な収益源となっているのがネット広告であり、その中でも大きい比率を占めているのが、アフィリエイト広告です。
いわゆる「アフィリエイト」で事業をスタートさせてからもうすぐ6年が経ちます。しかし、私自身「アフィリエイトで稼ぐ方法」みたいなものを人に教えることは得意ではないと思っているので、自分が使っているテクニックを人に話したことは一度もありません。
また、逆に誰かに稼ぎ方を教わったこともないので、身につけたテクニックはすべて自分が経験から学んだもの、もしくは他のサイトが使っている手法を、目で見て盗んだものばかりです。
そういった手法の中には、アフィリエイターやブロガーを含め、サイト運営者にとって役立つものもあるかと思ったので、今日はその方法について書きたいと思います。
サイト収入をUPさせる5つのテクニック
もう少し話させてください。
ネットを見ていると、アフィリエイトの塾というものが存在しているようです。
私は今のところ有料の塾をスタートする予定はないのですが、アフィリエイトをやっている者として、少しでも有益な情報が共有できればよいなと思ったので、「ザ・アフィリエイト塾」と名づけて、クートンブログで記事を書いていくことにしました。
今日はその第1回目となります。
キャプチャ掲載時に電話番号を消す
広告主の方、ごめんなさい。。。
Web記事を書いている時に、リンク先のキャプチャ画像(飛び先の画面の画像)を掲載することがあると思います。
アフィリエイトサイトの場合だと、広告主さんの公式ホームページや、LP(ランディングページ・広告ページ)のキャプチャを掲載しているサイトは非常に多いです。
LPのキャプチャとは、こんな感じです。(いわゆる縦長のページです)
掲載例として、auひかりのLPをピックアップしました。
本来はこの飛び先ページで、顧客が商品を購入したり、サービスに申込みます。そして、商品の購入やサービスの申込みがあった時に、アフィリエイト広告の成果報酬として、売上が発生します。
アフィリエイト広告の課金方式については、以前の記事で書いています。
アフィリエイトサイトの仕事は、このページにより多くの人を誘導すること。そしてもちろん、最終的にその商品やサービスを購入したり、申し込んでもらうまでが仕事です。
しかしよく見てみると、上部に電話番号が記載されていますよね。
このように、LPの上部にお問い合わせ電話番号が記載されているケースは多いです。そして、このページを見て電話をされてしまうと、サイト運営者側の収益には結びつきません。
アフィリエイトでは、少しでも多くの人に広告をクリックしてもらうことが売上に直結するわけですから、大きな声では言えませんが(広告をクリックする前に電話をされてしまうと困る)わけです。
そして、どの程度影響があるのかは不明ですが、ネットで見て電話で申し込む人は意外と多いと私は思っています。
もちろん、広告の飛び先のLPには電話番号は記載されているので、これは仕方ないのですが、商品サービスに興味を持ってくれた人を一人でも多く広告主のページに送客するためにも、サイトに掲載するキャプチャの電話番号は消すようにしています。(もっとも本来は、広告主さんがアフィリエイター側に配慮して電話番号を消したLPを用意してもらえるのが一番良いのですが)
修正後。
キャプチャを修正するのには手間がかかりますが、こうしたほんの少しの作業が、収入アップに繋がるのかなと考え、おまじない感覚でやっているテクニックの一つです。
広告リンクにキラーワードを入れる
セールスライティングには「キラーワード」と呼ばれる(私が勝手にそう呼んでる)ものが存在します。
人は「無料」とか「格安」といった言葉に弱いです。Web記事には、文章の書き方やコンテンツの作り方、タイトルの付け方などに、トレンド変化があります。このトレンドに対応していくのがなかなか大変なのですが、変化への対応は、この業界ではとても重要なことです。
一方で、「無料」や「格安」といった特定の言葉が人の心に刺さるのというは、いつの時代でも変わることのない真理です。
こういったキラーワードは活用しない手はありません。
何回使っても廃れることはないので、どんどん使っていくべきだと私は思っています。
キラーワードを文章中に入れるのはもちろんですが、代表的な使い方として広告リンクの文言(アンカーテキスト)にキラーワードを入れることを常に意識しています。
例えばこのような感じです。
このケースでは、
- 「お申し込みはこちら」という文言も
- 「初年度無料」という文言も
- 両脇の「▼」も
すべて計算した上で作っています。
そしてこの3つの言葉の中で一番大切なのが「初年度無料」というキラーワードです。上記の例ではたまたま「初年度無料」と書いていますが、
- 無料
- 送料無料
- 送料0円
- 格安です
- お試し
- クリック
- 値下げ
- 特別価格
- ポイント進呈
などなど、キラーワードであれば何でも良いです。商材によって臨機応変に変えていきます。
キラーワードとは、あなたが普段生活しる中で、ピンときた、ときめいた言葉です。ネットを見ても、街を歩いても、つい買いたくなってしまう、ついクリックしたくなってしまう言葉って、探せば山ほどあります。
■(上級者向け)キラーワードのさらに深い話
セールスライティングは、読む人を想定して書くべきだと思っています。そして読む人が変われば、キラーワードも当然変わってきます。
例えばパチンコをやったことがある人なら「激アツ」という言葉にときめくはずです。
そこで、ギャンブルが好きな人が読むであろうサイト、例えばFXのサイトに、意識して「激アツ」という言葉を盛り込むようにします。
例えば、「このスプレッド縮小キャンペーンは激アツです。」とか。
また、若くて今風の女性なら「キラキラ」という言葉にピンとくるはず。
そういった女性が読むと想定される記事には、「キラキラしていて可愛いですよね」など、自分が普段なら絶対に使わないであろう言葉も、盛り込むようにしています。
文章中で使う言葉、例え、事例など、あらゆる内容を、その文章を読むであろう人に合わせて変化させるよう、意識しています。
こうしたキラーワードや刺さるキャッチフレーズは、普段ネットを見ている時、街を歩いている時、人と話している時、あらゆる場所からヒントを得て、自分の中に取り込むようにしています。
仮に刺さらない言葉を使ってしまっても、マイナスになることはないので、こうした小さな積み重ねを意識してやっています。
自分の意見や意思といった主体性(書き手のエゴ)をコントロールして制御し、相手の目線で文章を書く方法は、株式会社クートンが掲げる「ユーザー目線の情報サイトを作る」の本来の意味です。その内容については、個人のブログで昔書いています。
もちろん、自分の意見を述べるべきときもありますし、自分の中で本位ではなくても、一般論として本位であればそれに従います。可能な限り多くの手札を持ち、どの手札を切るべきか判断し、コントロールした上で、結果として何を述べるかが、「書く技術」だと私は考えています。
できる限り解像度が高い画像を掲載する
プロが作った信頼できるサイトか、それとも素人が作った信頼できないサイトか、見分ける基準はどこにあるのでしょうか。
サイトデザインなどもそうですが、私は記事の中に使われている「画像の解像度」が、素人とプロを判断する大きな基準になっていると思います。
例えば、この画像素材。
通常はこのようなハッキリ、クッキリとした画像です。
しかし、このように周りがギザギザになっているのをよく見かけます。
インデックスカラーのGif画像を縮小するとこのような荒い画像になります。
このようにピンボケした画像もサイトでよく見かけます。
これはHTMLの画像のサイズ設定を間違えているか、小さな画像を無理やり拡大した結果です。
変化をわかりやすくするためにイラスト素材を使いましたが、これが実写の商品画像(アフィリエイトの商材)になると、サイトの品質がすごく下がります。
大きくてハッキリとした画像が見つからない場合は、商品のプレスリリースのPDFを拡大して使うなど工夫して、少しでも大きく、ハッキリクッキリとした画像を掲載できるようにしています。
文章は詰めて書く
私はこれまでに、文章の書き方を2回変化させてきました。
最初の書き方。(パターン1)
ビジネスメールの書き方と同じく、適当な場所で改行しています。
株式会社クートンは、インターネットメディア運営事業という
情報サイトの制作・運営を主に行っています。
主な収益となっているのがネット広告であり、
その中でも比較的大きい比率を占めているのが、アフィリエイト広告です。いわゆる「アフィリエイト」で事業をスタートさせてからもうすぐ6年が経ちます。
しかし、私自身「アフィリエイトで稼ぐ方法」みたいなものを人に教えることは
得意ではないと思っているので、自分が使っているテクニックなどを
人に話したことは一度もありません。
変化後。(パターン2)
一文はそのままずらっと書き続けますが、句点「。」が入るごとに改行しています。
株式会社クートンは、インターネットメディア運営事業という情報サイトの制作・運営を主に行っています。
主な収益となっているのがネット広告であり、その中でも比較的大きい比率を占めているのが、アフィリエイト広告です。いわゆる「アフィリエイト」で事業をスタートさせてからもうすぐ6年が経ちます。
しかし、私自身「アフィリエイトで稼ぐ方法」みたいなものを人に教えることは得意ではないと思っているので、自分が使っているテクニックなどを人に話したことは一度もありません。
2回目の変化後。(現在の書き方)(パターン3)
一文をずらっと書いて、その後の句点「。」の後にも次の文を続けて書いています。
株式会社クートンは、インターネットメディア運営事業という情報サイトの制作・運営を主に行っています。主な収益となっているのがネット広告であり、その中でも比較的大きい比率を占めているのが、アフィリエイト広告です。
いわゆる「アフィリエイト」で事業をスタートさせてからもうすぐ6年が経ちます。しかし、私自身「アフィリエイトで稼ぐ方法」みたいなものを人に教えることは得意ではないと思っているので、自分が使っているテクニックなどを人に話したことは一度もありません。
現在は、パターン2とパターン3を合わせて書いています。
なぜこのように文章の書き方を変化させて来たのかというと、サイト訪問者のスマホでの閲覧を想定しているからです。
試しに、上記の3パターンをスマホで見るか、ブラウザのウインドウサイズをスマホの画面と同じように、小さくして見てみてください。
スマホで見ると、パターン1は変な場所で改行が入ってしまい、読みにくいです。パターン2は使えるのですが、文章の長さと閲覧している端末の違いによって、見にくくなることがあります。パターン3は、パソコンで見た時に2~3行程度で一段落になるように詰めて書いていますが、これが一番見やすいと思っています。
パターン3をさらに詰めて書いたものが、私が「新聞記者の書き方、小説家の書き方」と呼んでいるものですが、これも読みにくいと感じるので、適度に段落を作る書き方をしています。
最近は、ビジネスメールもブログの記事も、スマホで閲覧されることが多くなっています。時代の変化に合わせて、文章の書き方もスマホ対応させた結果、このようになりました。
ビックリマークは使わない
あなたにアフィリエイトのテクニック教えます!!
と書いた時点で、そのページは信用を失います。(少なくとも私の中では)
普通の人にWeb記事を書いてもらうと、みなさん驚くほどビックリマークを使います。しかし、ビックリマークは、少なくともこれから人に何かを買ってもらおうとするシーンでは、使うべきではありません。
例外はありますが、私は基本的に文章中でビックリマークを使うことを避けるようにしています。文章の中にビックリマークが入っていると、それだけで嘘っぽく見えてしまいます。
例えば、アップルのホームページを見てみてください。画面のいたるところに文字がありますが、ビックリマークは一つもありません。
ビックリマークを使う時も、意識して使う。例えばネタっぽい一文を書くときにあえて使うなど、他の文章と同様に、相手に与える印象をコントロールすることが大切です。
これどうですか!いいですよ!!おすすめですよ!!!
とうるさく語る営業マンよりも、静かに淡々と事実を語る人の方が信頼を得られます。
余談ですが、私は文章中の特定の言葉を強調する時にカギカッコ「」を使うことが多いです。この記事でもかなりの数の「」を使っています。以前は半角の「""」とか全角の「””」を使っていたのですが、HTMLタグやスクリプトにエラーがあった場合に、「""]や「””」はさらなるエラーを引き起こす要因になるため、使うことをやめました。
いかがでしたか?
私の好きな言葉の一つに「微差力」という言葉があります。これは、斎藤一人という人が書いた著書「微差力」を読んで知った言葉です。
この言葉の意味を説明すると「微差は大差になる」。一見、誰も気にしないようなどうでもよさげな部分に意識を向け、小さなことに対しても配慮する。小さな積み重ねが大きな結果に繋がるという意味です。
6年もやっていると、今回紹介したような細かいテクニックが、無意識レベルでたくさん身についています。なかなかアウトプットする機会もないので、体系化できそうなものは少しずつ記事に書き起こしていきたいと思います。
ということで、配信は不定期となりますが、アフィリエイトに関する情報やテクニックを、たまにアップしていきます。
初心者向けの内容から、上級者向けのものも含めて、ここでしか得られない情報も出せると思いますので、クートンブログと合わせて「ザ・アフィリエイト塾」をぜひお楽しみください。
(書いた人:川原裕也)
「ザ・アフィリエイト塾」では、クートンが実践から学んだアフィリエイトの収入をUPさせるノウハウや、サイト運営のコツをご紹介します。無料で読める、無料以上に役立つ味わい深いネタをお届けします。