一時期「台湾ではインスタントラーメンにプリンを入れて食べるのが流行っている」というニュースが話題になりましたが、個人的に台湾でプリンを使った料理として、一番美味しいと思っているのは「酪梨布丁牛奶」です。
「酪梨=アボカド、布丁=プリン、牛奶=ミルク」で、アボカドプリンミルク。台湾旅行に行った時、フレッシュジュース屋のおじさんが作ってくれて、アボカドがデザートドリンクになるのは衝撃的だったので「本当に美味しいのだろうか?」と半信半疑で飲んだ所、非常に美味しかった思い出があります。
アボカドミルクは日本の果物屋さんのフレッシュジュースでも度々見かけるのですが、よりクリーミーで甘さを増して美味しくしたのがアボカドプリンミルクなのです。
材料とミキサーまたはフードプロセッサーがあれば自宅で簡単に作れてしまいます。
アボカドプリンミルク(酪梨布丁牛奶)の作り方
▲台湾の路面店で飲んだアボカドプリンミルク。濃厚で甘くて美味しい味を再現。
【酪梨布丁牛奶・アボカドプリンミルク(2人分)】
アボカド……1/2~1コ
プッチンプリン……1/2コ
牛乳……200~250cc
氷(大丈夫であれば)……3~4コ
【酪梨布丁牛奶・アボカドプリンミルク(6人分)】
アボカド……1コ
プッチンプリン……3~4コ
牛乳……1,000cc
ミキサーやフードプロセッサー材料を全て入れて、滑らかになるまで混ぜ合わせて完成。
利用するアボカドは凍らせても良いのですが、半解凍くらいで使わないと、なぜか不味い固まりで残ってしまい美味しくないです。
台湾や中国のアボカドプリンミルク(酪梨布丁牛奶)のレシピで使われているプリンは全部プッチンプリンでした。正しく言えば「統一布丁」という台湾の食品メーカーのプッチンプリンのようなプリンで、統一布丁には100gと180gサイズが2つあり、だいたい日本で売られているプリンと同じくらいの大きさ。
甘さはプリンを入れる量で行ないます。
台湾で飲んだアボカドミルクにはハチミツ(台湾の友達曰く「台湾のハチミツは日本のハチミツよりも甘さが強くて美味しい」らしい)を入れていたのですが、アボカドプリンミルクで使うと非常に甘くなるので使わなくて良いです。
アボカドプリンミルクのアイスクリームの作り方
アボカドプリンミルクは飲むだけではなく、冷たくて美味しいデザートにも変身します。
その名も「酪梨布丁牛奶冰淇淋」です。
【材料】
アボカドの果肉……250g
生クリーム……250ml
サワークリーム……250ml
砂糖……40g
ハチミツ……60g
プリン……1個(100g)
【材料】
アボカドの果肉……400g
練乳(コンデンスミルク)……400ml
→甘さを控えたい時はサワークリームや生クリームを入れる
牛乳……50~100cc
レモン汁……大さじ1
▲こちらはプリンを使わない酪梨牛奶冰淇淋。
【作り方】
全ての材料をミキサーやフードプロセッサーで混ぜます。
冷凍OKの容器に移し替えて冷凍庫に入れて、2~3時間ごとに取り出してかき混ぜます。家庭にあるアイスクリームマシンを使ってもOKです。
最後に
アボカドを使ったレシピと言えば、サラダやディップのイメージが強いのですが、実は美味しいドリンクやデザートにもなります。
「アボカドが大好き」「アボカドを使ったレシピを増やしたい」「プリンはラーメンへ入れるような冒険はせず、美味しく使いたい」人はぜひ作ってみて下さい。
(書いた人:昼時かをる)
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