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熱中症対策にも!3~4つの食材で簡単に作れる経口補水液とスポーツドリンクの作り方

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梅雨明け後、夏の暑い最中に気を付けたいのが熱中症です。

熱中症対策としては水分をこまめに取ることが有効的ですが、単純に水をガブガブと飲んでしまうと、塩分不足になりやすく、熱中症を引き起こす可能性が増します。

汗などで失われた水分や塩分をなるべく早く補給するには、水よりも経口補水液やスポーツドリンク、機能性ドリンクを飲むことがおすすめです。

厚生労働省では「100mlあたりナトリウムを40~80mg含む飲み物または経口補水液を取る」ことを熱中症対策の一つとして挙げています。食塩1gはナトリウム量に換算すると約400mgなので、1Lの水に塩1g(小さじ1/5~1/4、ひとつまみくらい)入れた飲み物が最適、という訳です。

経口補水液やスポーツドリンクは自動販売機やコンビニ、スーパーなどで気軽に購入できますが、飲む量やお金のことを考えると、自家製ドリンクを作るのが安上がりで簡単です。スポーツドリンクの粉末を買ったり、缶やペットボトルを捨てたりする手間がないのはメリットが大きい。

経口補水液やスポーツドリンクの作り方を見ると1Lサイズが多いのですが、3~4つの食材を500mlペットボトルに入れて混ぜるだけでできる方法を紹介します。

経口補水液の作り方

【材料】
水……500cc
砂糖……大さじ2
塩……小さじ1/4

【作り方】
各材料をよく混ぜ合わせる。

経口補水液は「飲む点滴」とも言われる飲み物で、それほど汗をかいていない時や常温で飲むと塩気や甘さを感じやすいです。

より甘さを控えて飲みやすくしたものが、下記で紹介するスポーツドリンクです。

味はアクエリアスよりも、ポカリスエットに近い味になります。砂糖は上白糖を使っていますが、ハチミツにすれば風邪を引いた時にも喉に優しいです。

【材料】
水……500cc
ポッカレモン……大さじ1(15ml)
砂糖……大さじ1.5(約13~15g)
塩……小さじ1/4(約1g)

【作り方】
水、ポッカレモン、砂糖、塩をよく混ぜ合わせる。

寒天にしても美味しい

風邪を引いて食欲がない時や、液体だと中身をこぼしそうな時は寒天にしてみましょう。

レモン汁やグレープフルーツなど酸味の強い食材を入れると寒天が固まりにくくなるので、火を止めてから最後に加えると良いです。

【材料】
水……500cc
ポッカレモン……大さじ1
砂糖……大さじ1.5
塩……小さじ1/4
粉寒天……4g

【作り方】
1.鍋に水と粉寒天を入れて混ぜます。
2.火にかけて、沸騰してきたら吹きこぼれないように注意して、1~2分煮溶かします。
3.砂糖と塩を入れて煮立てて、最後にレモン汁を加えたら火を止めます。
4.容器に入れて冷やし固めます。

効果的な飲み方

  • 暑い時は喉が乾く前に飲む
  • 運動時は「運動前、運動中、運動後」とこまめに飲む
  • 飲む時は喉の乾きが無くなるまで、飲みたいだけ飲む
  • 暑さに弱い人は塩分の量を多めにする
  • 熱中症になりやすい高齢者や子どもは特にこまめに飲む


経口補水液やスポーツドリンクは飲み過ぎると糖尿病のリスクが高まるので、ミネラル豊富な麦茶などと組み合わせて飲むと良いです。

また運動後に牛乳を飲むと牛乳に含まれるたんぱく質のアルブミンの働きで血液量が増え、体温調節機能が上がるので、熱中症になりにくい体作りに役立ちます。

熱中症になるとなかなか大変な思いをするので、なるべく暑さや喉の渇きを我慢せず、体にとって良い状態を作ることが大切です。

(書いた人:昼時かをる)

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