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本を読む時間は惜しまないけど、お金は惜しみたい。月々の書籍代を節約する方法

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「趣味が読書です」「仕事の関係で月に何十冊も本を読む」と言う人の悩みのタネの一つが「毎月の書籍代が半端なくかかる」ということ。

同じ本を読むにしても月々の書籍代が安くなれば、浮いたお金でまた新しく本を読んだり、別の所に当てたりすることができます。

古典的なやり方からネットサービスを使ったものまで、本を節約する9通りの方法をまとめてみました。

図書館を活用する

書籍代を節約する方法で真っ先に思い付くのが、図書館を活用すること。

各県の「図書館横断検索」を利用すれば、自分が探している本がどの図書館にあるか分かります。近場の図書館にない本でも取り寄せてもらえば、遠出する必要もありません。

Amazonのページから近隣図書館の蔵書を検索するブラウザの拡張機能「Libron(リブロン)」「その本、図書館にあります。」を使うと結構便利です。

ただし新刊本になると予約が数十~数百件にもなるので「書店で見つからない、やや古めの本を探したい」「色々な本を手当たり次第に読みたい」という時に利用するのが向いています。

ネット古本屋で購入する

「近くの書店や古本屋に欲しい書籍がない」「より安い値段で購入したい」という時に使えるのが、ネット古本屋です。送料が必要なことも多いですが、○○○円以上で送料無料などのサービスを行なっている所もあります。

ネットオフ
日本最大の古本、中古コミック通販サイト。1,600円以上またはちょうど3点で送料無料。Tポイントも貯まる。

BOOK OFFオンライン
BOOKOFFの公式通販、買取サイト。1500円以上の注文で送料無料。

フルイチオンライン
旧 古本市場オンライン。365日年中無休で正午までの注文で即日配送。

古書店横断検索 - Jcross
複数のネット古本屋から在庫をまとめて検索できる。

無料立ち読みを利用する

「表紙が自分好みだけど、実際のストーリーはどうなんだろう?」「良い評判を聞くけど、本当に面白いのか?」という時に使えるのが無料立ち読みです。

取り扱い作品はマンガが多いのですが「表紙買いしたけどハズレだった」という事態を防げます。電子書籍を取り扱っているサイトであれば、1話無料で読める所が多いです。

ちなみに元々Webコミックで連載されていた作品であれば、1話や最新話が無料で読めることが多いので、探してみる価値はあると思います。

Googleブックスは知らないと損

Googleブックスとは、Googleが提供している書籍の全文検索サービスです。世界中の図書館や出版社の書籍の全文を対象に検索ができ、書籍の一部内容がプレビュー表示されます。

「本の内容を確かめたいけど、透明フィルムがかかっていて読めない」「似たような内容の本が数冊あるけど、どれが自分に合うのか分からない」という時に、内容が確認できるので、自分に必要な本だけを選んで購入できます。

電子書籍は紙の本より安い

電子書籍ストア(AmazonのKindleや東芝のBookPlaceなど)では、紙の書籍よりも何割か安い価格で購入できます。

例えばカレー沢薫『負ける技術』は、紙の単行本で1,404円の所、Amazon価格で1,134円(270円割引)で発売されています。

「ずっと手元に置いておきたい」ではなく、読み捨てタイプや「とりあえずジャケ買いで1巻読んでみたい」という書籍であれば、電子書籍を利用すると本を置くスペースを確保したり、売ったりする手間が省けます。

書籍は物によっては古本屋に売っても全く値段がつかないことが多いので、最初から割引価格で販売している電子書籍を使った方がお得ではないでしょうか。

また資格取得時の学習にも使えます。
参照: TOEICの学習に「安い、軽い、便利」な電子書籍が使える5つのメリット。デザイン性を気にしなければ勉強の効率が上がるかも

特にAmazonのKindleストアでは、日替わりや月替りでセールを実施しているので、元々安い電子書籍がより安価な値段で手に入ります。

「電子書籍は本当に問題なく使えるの?」と疑問に思っている人は、まず手持ちのスマートフォンやタブレットに電子書籍アプリをインストールしてみて、1話試し読みや無料の書籍(青空文庫など)を読んでみて下さい。

書店のポイントを貯める

多くの大型書店では「100円ごとに1ポイント貯まる」ポイントカードを発行しています。入会金、年会費は無料。

例えば紀伊国屋書店、三省堂書店、リブロ(よむよむ)、ブックファースト(新宿店のみ)、hontoカード(丸善、ジュンク堂、文教堂)など。

ポイントカードは何枚も持つよりも、自分の利用する書店を決めておくとポイントが貯まりやすくなります。ポイントの利用にはインターネット上での会員登録が必要です。またネットストアで使えるクーポンがもらえるなど、割引サービスも活用すると書籍代がより節約できます。

書店によって、ポイントの貯まり方や有効期間が異なるので、カードを作る前に確認しておくと良いです。

●紀伊国屋書店
誕生月はポイント2倍(店頭の購入が対象)、洋書やCD購入で100円ごとに5ポイント。1ポイント=1円から使える。

●三省堂書店
一律1%(1%=1円相当。)
ジュニアカード(18歳まで)は学習参考書の購入で追加でポイントが貯まる。
100ポイントごとに三省堂書店専用の商品券と交換。

●ブックファースト(新宿店のみ)
毎週土曜日、日曜日、祝日はポイント3倍(100円ごとに3ポイント)。
1ポイント=1円相当で、100ポイント単位で利用できる。

●hontoカード(丸善、ジュンク堂、文教堂)
Webサイトで毎日1ポイントをプレゼントするあしあとキャンペーンあり。ポイントモール経由の商品購入、資料請求、会員登録でポイントプレゼント。1ポイント=1円から使える。

ヨドバシカメラは意外と高還元率

ヨドバシカメラの書籍コーナーやECサイト「ヨドバシ.com」で書籍を購入すると、3%ポイント還元されます。取り扱い書籍は少ないですが「100円ごとに3ポイント貯まる」と考えるとお得です。

全品送料無料。
期間限定でポイント10%還元キャンペーンを実施している場合もあります。

大学の書籍部を利用する

大学生協が入っている大学では、書籍が10%OFFの価格で購入できます。ただし購入の際に組合員証の提示が必要な所が多いので、職員や大学生でないと割引を受けるのが難しいです。

狙い目は「生協が入っていない大学の書籍部」。私が通っていた大学がそうでしたが、大学によっては学生ではなくても割引価格で購入できる場合があります。

近くに大学があり、普通に入れそうな雰囲気であれば、試しに行ってみても良いと思います。

図書カードを金券ショップで購入する

金券ショップに行くと図書カードが通常価格の96%~98%くらいで売られています。

額面が大きければ大きいほど、値引率も高くなるので、5,000円や1万円分など額面が大きい図書カードを買っておくと、現金払いよりも節約になります。

図書カードはコンビニエンスストアやAmazonの支払いには利用できませんが、多くの書店で利用可能です。

「お金を持っていると、本や漫画を際限なく買ってしまう」という人は、図書カードを購入して「今月は5,000円分しか買わない」と決めてしまうと書籍代の出費を抑えられます。

(書いた人:昼時かをる)

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