「カット前のシャンプーは自分でするのと段違いで気持ち良い」と思う人がいる一方で「美容院のシャンプーは苦手!」と感じている人がいるのも良く聞く話です。
一口で「シャンプーが苦手」と言っても、人によって理由は様々。できるだけシャンプーで嫌な思いをしないために知っておきたい理由ごとの対処法をまとめてみました。
シャンプーが苦手な理由と対処法
- シャンプー行為が苦手→シャンプーなしを選ぶ。
- 気分が悪くなる→原因を突き止める。理容室に行く。
- 使用されるシャンプー液が合わない→自前のシャンプーを持ち込む。
- 担当者が下手→美容院や担当を替える
シャンプーなしを選ぶ
「一切シャンプーはしたくない」という人は、シャンプーなし、カットのみを選べば良い話です。
シャンプーとカットが別料金になっている場合はカットだけにすると、シャンプー代が節約できて一石二鳥。シャンプーとカットがセットになっている美容院でも、シャンプーを抜かしてもらうことは可能です。ただし料金はシャンプー込みと同じです。
髪を切る前にシャンプー台に上がり、髪を濡らす必要はどうしてもありますが、シャンプーをするよりも短時間で済みます。またシャンプー台に上がるのさえ辛い時は、霧吹きで髪を濡らしてカットしてもらう方法もあります。
シャンプーなしでカットをお願いする時は、事前に自宅でシャンプーと乾燥を済ませて、整髪料などをつけない状態で来店するのがマナーです。
気分が悪くなる「美容院脳卒中症候群」に備える
美容院のシャンプーは、シャンプー台に乗り、首を後ろに逸らした状態で洗髪されますが、首を後ろに反らせ過ぎることで、めまいや吐き気などの症状が現れることがあります。これは美容院脳卒中症候群や美容院症候群とも呼ばれます。
考えられる原因は、服やシャンプー台の高さ、使用されているシャンプーのニオイ、担当者の技術不足など色々あります。気分が悪いことを美容師さんが気付かない場合も多いので「シャンプーされると具合が悪くなるのだけど、何か良い対処法はないか」と担当の人に伝えておくと良いです。
美容師さんが顔の横に立ってシャンプーをする「サイドシャンプー方式」よりも、美容師さんが後ろでシャンプーをする「バックシャンプー」の方が傾斜が緩やかなので具合が悪くなりにくいです。美容院選びの際は使用されているシャンプーの種類で決めるのもありです。
理容室、1000円カットに通う
理容室ではスタンドシャンプーや前かがみシャンプーが多いので、首を後ろに反らせることで起きる気分の悪さを防止できます。
また1000円カットは基本的にシャンプーなし(掃除機のような機械で切った毛を掃除)で髪型を整えてくれます。
美容院のシャンプーが苦痛に感じている人は、理容室や1000円カットを利用してみるのも一つの手ではないでしょうか。男性客が多いイメージがありますが、実は女性でも通っている人は少なくありません。
ただし理容室のメニューはカットや毛染めに限定。シャンプーの方法としては長髪で化粧をしている女性は不向きなので、注意が必要です。
自前のシャンプーを持ち込む
皮膚が弱い、強いニオイが辛いなどの理由で、美容院で使われているシャンプーが合わない時は、自前のシャンプーを持ち込むという方法もあります。
予約の時に「肌が弱いのでシャンプーを持参しても良いですか?」など、確認と了承を取っておけば問題ありません。美容院としては自分の店のシャンプーを無理に使って、肌や髪トラブルが起こるのは避けたい所なので、断られることは少ないと思います。
美容院によっては、敏感肌用や無香料のシャンプーを用意している所もあるので、予約の際に聞いてみると良いです。
美容院や担当を替える
美容院によってはシャンプーとカットが別の担当になっている所もあります。
その際のシャンプーは見習いの美容師さんが担当することが多いので、どうしてもシャンプーが雑だったり、不快な思いをすることも。
「シャンプーは気持ち良く受けたい」という意識が強いのであれば、担当を替えてもらったり、新しい美容院を探したりする必要が出てきます。
最後に
シャンプーなしで美容院が対応してくれるのは、カットだけが限度です。カラーリングやパーマをする時は、どうしてもシャンプー必須になります。
「なるべくシャンプーをする回数を減らしたい」という人は、今回紹介した方法を利用してなるべく苦痛に感じる時間を減らしてみて下さい。
(書いた人:昼時かをる)
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