キーボードの入力速度や正確性を上げるのに、タイピング練習サイトを使う人は多いのですが「他に何か面白そうなのは無いかな?」と思った時に、利用してみて欲しいのが今回紹介する「Tweetype」です。
名前通りTwitterの呟きを使ってタイピング練習ができるサイト(無料)で、基本的に英語向け(一応日本語にも対応)。
日常的に英単語を入力する機会が少ない人は、正直利用を躊躇するかもしれませんが、普段は使う機会の少ないキー(QやV、Xなど)を正確に打てるようになったり、手癖で打っていたのが正しい指でキーを押せるようになったりと、日本語版のタイピング練習サイトには無いメリットが大きいと思います。
Tweetypeの使い方
Tweetypeにアクセスすると、早速Twitterのツイートが表示されます。
後は表示された英文をタイプするだけ。
間違っている部分は赤く表示されます。
大文字と小文字、スペース、,.も厳しく判断されます。
良くあるタイピング練習とは異なり、BackSpaceキーで間違った部分の修正も可能です。
全ての英文を入力すると、結果が表示されます。
「WPM」は"word per minute"の略称で 1分間に入力した単語数のこと。
今回は1分間で17.1文字、正確性は71.2%なことが分かります。
ランダムな単語で練習
最初のチュートリアルを終えると、次からは本格的なタイピング練習に入ります。
Travel,ICYMI,Technologyなど、Twitterで人気のジャンルがランダムに表示されるので、一つ選択すると特定の英単語が含まれた呟きが表示されます。
後は2分間の時間制限の中で、速く、そして正確なタイピングを行なうだけ。
ICYMI(In case you missed it)……「見逃した人用」。TwitterなどSNSで良く使われている英単語で、世間で注目されている記事や呟きを表します。
Twitterアカウントでログイン
「Log in with Twitter」でTwitterアカウントでログインすると、自分のアカウントのTL(タイムライン)や、キーワード検索で一致した呟きを利用したタイピング練習ができます。
自分のアカウントのTLで練習
普段自分が使っているTwitterアカウントの他にも、タイピング練習用に新規アカウントを作成して、Botなどをフォローして利用するという使い方も面白そうです。
日本語だと必要な部分を変換する必要があるので、英文よりも難易度が上がります……。
未ログイン状態だと日本語のタイピング練習ができないので注意して下さい。
特定の英単語を含んだ呟きで練習
特定の英単語を含んだ呟きでタイピング練習をしたい場合は「Play a search」を使います。
自分で「苦手だな」と思う単語があれば、徹底的にタイピング練習ができます。
▲「Monty Python」でキーワード検索。
▲結果発表。1分あたりの入力文字数:63、正確性:100%(=赤字が一つもなし)。
いかがでしたか?
Tweetypeはタイピングスピードを速くするだけではなく「人の文章を打ち込むことで、自分の文章力をアップしたい」「英語のスペルを正しく覚えたい」「実際に使われている英語に触れたい」など、英語学習にも活用できます。
タイピング結果はTwitterで公開することも可能。TwitterのフォロワーさんがTweetypeを利用していれば、ランキングでスコアを競うこともできます。
様々な人のTwitterの呟きを利用するので、良くあるタイピング練習ソフトとは異なり、表示される文章は無限大。
操作音が全く無いので、時間と場所を気にせず利用できるのも良いですね。
(書いた人:昼時かをる)
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