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クートンブログ

日常のヒントをあなたに - 株式会社クートン

【実例写真で良く分かる】初一人暮らし向けの食器・カトラリーの選び方

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進学や就職などで新しく一人暮らしを始める際に「実家には大量に食器やカラトリーがあったけど、一人暮らしだと何があれば良いの?」と悩む人も少なくありません。

一人暮らしの部屋では、食器やカラトリーを置くスペースも限られるので、最初は「最低限、必要なもの」を揃えてから「手持ちだけでは足りないな」と思った時に増やしていくことをおすすめします。

ではどのようなものを購入するのが良いのでしょうか?

一人暮らしも8年目を迎え、初期段階より食器が圧倒的に増えてきた筆者が「これは買っておいて良かったな、要らなかったな」と思うものを、独断と偏見で紹介したいと思います。

食器

食器を選ぶ基準は「日常の食事で絶対に定期的に使う」と「幅広い用途で使える」ものです。

1度の食事で使う食器は2~4程度なので「自分が作る料理を、盛り付けるお皿として何があれば良いか?」を考えます。

「必要最低限、これだけは有った方が良い」と思う食器を厳選してみました。

  • 茶碗
  • 汁椀
  • 丼・ボウル
  • 直径20~25cmのやや深めの皿
  • 20~21cmの中皿
  • 小鉢
  • マグカップ
  • グラス

茶碗

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▲左(直径11cm、長さ6cm《土台を1cm含む》)、中央(直径11.5cm、長さ6cm《土台を1cm含む》)左(直径11.5cm、長さ7cm《土台を1cm含む》)

【盛る料理】ご飯、お茶漬け

女性用は10.5cm~11.5cm、男性用は11.5cm~12.5cmが目安。

茶碗は同じような見た目でも「幅」や「深さ」「形」によって、入るご飯の容量にバラつきが出てきます。

ちなみに写真のお茶碗は、それぞれ左は「小盛り、少なめに食べたい時に便利」、中央は「普通盛り、いつもの食事に使う」、右は「大盛りOK、男性向けにも使える」という感じのサイズ加減です。

「小さめの茶碗を買って、多めにご飯を盛る/大きめの茶碗を買って、少なめにご飯を盛る」という調整できますが、ちょっと見た目のバランスが難しくなりますね。

「実家で使っている茶碗でちょうど良い」と思っていれば、それと同じ大きさと深さ、形の茶碗を選べば問題ないでしょう。

汁椀

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▲直径11cm、高さ7cm(台1cm)、容量400ml

【盛る料理】味噌汁、汁物、スープ

持ちやすくちょうど良いのが、直径10~12cm、高さ6~7cmくらいの大きさ。

フタ付きであればもう少し大きなサイズになりますが、普段使いの用途ではめったに使われませんね……。

汁椀は「木製」、「漆器」、「PET樹脂」が主流ですが、取扱いが最も楽なのは「PET樹脂」タイプです。

木製や漆器は「水に浸けっぱなしはNG」「落とすと欠けたりヒビが入ったりする」など、どうしても雑に扱えないので、きちんと使える人向きです。

丼・ボウル

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▲左 直径17cm、高さ8cm(台0.7cm)、容量約1200ml、重さ545g
 右 直径16cm、高さ9cm(台1.5cm)、容量約900ml、重さ354g
 
【盛る料理】丼もの、ラーメン、そば、うどん、サラダ

丼を選ぶボイントは「軽さ&持つのにちょうど良い大きさ」。
あまりに重くて大きい丼は運んだり、持って食べたりする時に苦労します。

小ぶりで片手でも持ちやすい「14~16cmサイズ」や、大きめで使い勝手の良い「18~20cmサイズ」あたりを実際に持ってみて、重さや持ちやすさを確認してみましょう。

画像の2つの丼は、そんなに見た目は変わらないのですが、重さと持ちやすさに差があり、もっぱら軽くて持ちやすい右側ばかり使っています。

「あまりにも小さいとラーメンが入り切らないのでは?」と思うかもしれませんが、入れるスープの量を調整すれば意外と何とでもなります。

「丼を出すのも面倒」と鍋から直接食べるのも一人暮らしの醍醐味ですが、見栄えが悪く、ヤケドの危険性も高いので、おすすめしません……。

直径21cm前後のやや深めの皿(カレー・パスタ皿)

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▲コレールの深皿。直径21.5cm×高さ4cm

【盛る料理】カレー、スパゲッティ、お好み焼き、焼きそば、皿うどん、揚げ物・天ぷらの盛り合わせ、ホットケーキなど

大きさは色々ありますが、私が使っていて「使いやすいな」と思うのは、直径21cm前後の片手でも持ち運びやすく軽いもの。

形は定番の丸以外にも、四角や楕円形もありますが、オールマイティーに使えて収納もしやすい「丸型」がおすすめ。

平べった過ぎるよりも深さがあった方が、持ちやすく、量が入り、汁気がある料理でもこぼれにくいです。

25~27cmの大皿になると、やや場所を取りますが、大皿料理やワンプレートディッシュに向いています。

ちなみに皿のフチ部分がやたらと広い「パスタプレート」もありますが、やたらと大きくて場所を取って仕方ないので、普段使いのお皿としては不向きです。

15cm前後の小皿(パン皿、ケーキ皿)

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▲小皿。直径15cm。ちょっと深さあり。

【盛る料理】トースト、ケーキ、汁気が少ない一品料理

市販の5~6枚切りの食パンのサイズは、良く食べる四角いものだと「幅11cm×長さ11cm」くらいなので、直径15cm前後の丸or四角の平皿がちょうど良いサイズです。

ロールパンを1~2個置いたり、ケーキを一切れ乗せたり、取り皿に使ったりするのにも使えませすね。

ちなみにパン用に使うお皿として直径14cm~16cmの「ブレックファストプレート」と呼ばれるお皿もあります。
「パン専用」にする必要はありませんが、実際にはトーストばっかり乗せてます……。

小鉢

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▲小鉢(とんすい)。直径13cm×高さ5cm(取っ手部分を含まず)

【盛る料理】鍋料理、湯豆腐、スープ、煮物、サラダ、肉じゃが、ヨーグルト、コーンフレークなど

汁気や量がある料理を盛りつける際は、深さがある小鉢が適当です。

あまりにも小さいと少量のおかずしか盛れないので、13~15cmくらいの「中くらい~大きめ」を選ぶと何の料理でも使いやすいと思います。

小鉢その2

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▲直径12cm×高さ4cm

【盛る料理】お惣菜、常備菜

食べ切りサイズのお惣菜を盛り付ける時に、向いた大きさと深さです。

もう一回り小さくて、浅い小皿でも良いのですが「量が盛れない」「持った時にすぐにこぼしそう」という理由から、私は小皿よりも小鉢派です。

マグカップ

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▲リラックマ(直径8cm×高さ7cm、容量250~260ml)、イカちゃん(直径8cm×高さ8cm、容量280ml)、ジョーズ(直径8cm×高さ9cm、容量300ml)

【入れるもの】お茶、コーヒー、牛乳、ジュース、スープなど

マグカップの容量は250cc~400ccが主流。

インスタントの味噌汁やカップスープは1杯150~160ccのお湯を注げば作れるので、良く売られているマグカップであれば、どれを買っても溢れ出すことはありません。
※エスプレッソカップの容量は60~100cc程度なので、あまりに小さいカップには要注意。

サイズで迷った時は大きめサイズ(300cc以上)を買っておいた方が「大は小を兼ねる」という言葉があるように何かと使い勝手が良いです。実際に私が良く使うのは、写真の中央と右のマグカップですね。

マグカップは容量に応じて幅や高さが少し変わる程度なので、大きめサイズを買っても収納に困ることは考えにくいです。

今のところ、計量カップを持つ予定がない人は「1杯400cc」など、キリの良い容量のマグカップを購入して、計量カップ代わりに使うのも有りですね。

グラス

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▲水滴(直径8cm×高さ8cm、容量270ml)、カヲル君(直径4.5cm×高さ12cm※、容量250ml)※ガラスの底の厚みが1.5cmあり。

【入れるもの】冷たい飲み物、カクテルなど

グラスの容量は220cc~320ccあたりが定番。

ちなみに飲食店でお水を提供されるのに良く使われるDURALEX (デュラレックス)は1つ250ccです。
お水を並々まで注ぐことはないので、実際に飲むのは1杯あたり200ccくらいでしょうか。

選ぶ際は全面強化ガラスなど「割れにくい仕様かどうか」に注目してみましょう。
「ちょっと熱い飲み物を注いだ」「流しでコップを倒した」などのちょっとしたことで、グラスが割れてしまうこともあるので、なるべく丈夫な方が安心して使えます。

「熱湯を入れても大丈夫!」な耐熱性のガラスカップもありますが、意外と使う機会が無い(熱い飲み物はマグカップで飲めば良い話)ので、余程「これを絶対使いたい」という強い熱意がない限りは候補から外しても良さそうです。

カラトリー

  • ハシ
  • スプーン
  • フォーク

ハシ

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▲赤と紫(長さ22.5cm、太さの最大0.7cm)、木目(長さ24cm、太さの最大1cm)

ハシを選ぶ際は「木箸or塗り箸」、「太さ」「箸先の形」に注目します。

【木箸or塗り箸】
木箸:木目を活かした仕上がりで、滑りにくく使いやすい。塗り箸よりも耐久性は劣る。
塗り箸:漆塗りで表面が滑らかな為、口当たりが良い。表面に汚れが付きにくいので清潔に使える。

【太さ】
持ちやすいハシの太さは、指の太さや手の厚みによって人それぞれ異なる。
一般論としては、指の太い人は「太め」、細い人は「細め」が使いやすい。
太さの最大が1cmになると女性だと、持ちにくさを感じやすい。

【箸先の形】
先丸:箸先が丸いタイプ。最も一般的な形。
先角:箸先が面取りされており、麺類もつかみやすい。麺用のハシ(ラーメンハシ)に多いタイプ。
先削り:箸先にかけてランダムに削りが入っており、滑りにくく掴みやすい。
乾漆:乾燥させた漆を粉末状にして、箸先に吹き付けたもの。滑りにくく使いやすいが、口に入れた時に「ザラッ」とした感触があるので好き嫌いが分かれる。

スプーン

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▲テーブルスプーン(長さ17.5cm)、デザートスプーン(長さ13cm)、れんげ(長さ15cm)

スプーンに関しては、テーブルスプーンとデザートスプーン、レンゲの3種類さえ揃えておけば大丈夫。

【テーブルスプーン】
ディナースプーンやカレースプーンとも呼ばれる。大きめのスプーン。
長さは17cm~21cmほど。
カレーやシチュー、スープなどをすくったり、大皿から小皿へ取り分ける時に使ったりと何かと万能に使える。

【デザートスプーン】
長さは13~18cmほど。デザートや果物をすくうのに使う。ティースプーンやコーヒースプーン代わりにも。

【レンゲ】
汁物やスープをすくうのに使う。
木製や漆塗り、陶器、プラスチックなど、材質は様々なので「主にどの料理で使う機会が多いか?」で選ぶとマッチ率が高くなる。

フォーク

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▲ディナーフォーク(長さ18cm)、デザートフォーク(長さ15cm)

フォークは長めで大きい「ディナーフォーク」と小さめの「デザートフォーク」の2種類を用意しておきたい所です。

スプーンとセットで使う機会が多いので、スプーンと大きさや色合い、デザインを揃えると、違和感が出ません。

必要に応じて買い足せば良いもの

使う用途が限られており「あれば便利かな?」と思う食器やカトラリー類は、最初から何でもそろえない方が良いです。

例えば

  • 木皿
  • 長方形の平皿
  • 仕切り付き食器
  • 小鉢・薬味皿
  • しょうゆ皿・豆皿
  • ガラスボウル
  • マグカップ以外のカップ
  • グラタン皿
  • ナイフ
  • マドラー

などが挙げられます。

あまりにも枚数が多いと、特に一人暮らしの場合は「買ったは良いけど、全然使っていない」という食器類も出てくるので、最初は持つものを汎用性の高いもので厳選しておいて、新生活を始めてから数ヶ月~数年後に「やっぱり無いと不便」と感じた時に買い足すことをおすすめします。

食器の選び方

  • 一人暮らしでも二人分用意する
  • 食器の定番は「白」
  • 電子レンジ対応の表示に注目
  • 食器より保存容器を優先的に揃える

一人暮らしでも二人分用意する

一人暮らしで収納スペースが限られているとは言え「一人分だけ用意する」のは、ちょっと考えた方が良いです。

私がおすすめするのは「一人暮らしでも二人分用意する」こと。同じ食器をペアで買います。

その理由は以下の通り。

  • 作り置きした料理を保存するのに同じ食器があった方が便利
  • 同じ種類の食器だと重ねやすく、収納スペースに収まりやすい
  • 友だちや恋人が遊びに来て、料理を振る舞う際に、同じ食器が2枚あった方が都合が良い
  • 同じ食器を後から買おうとしても、在庫切れで買えない可能性が高い

2人以上が遊びに来た場合は、食器やカラトリーが足りなくなるのですが、紙コップや紙皿、割り箸を用意すれば大丈夫。
意外と同じ部屋に3人以上がいる機会は少なく、2人きりの場合が圧倒的に多いので、とりあえず「2人分」がちょうど良いのです。

2人分用意することになれば、持つ食器とカラトリーは単純に2倍量になるので「最低限必要なもの」を厳選して揃えると無駄がありません。

「家にたくさん人を呼ぶのが好き」「料理大好き」という私の友人は最初から結構な枚数の食器を持っていたので「何枚セットで持っているか?」は、好み次第ではありますが。

食器の定番は「白」

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どの料理にも合わせやすく、使い勝手が良いのは「白無地」の食器。

他にも「茶・黒」「透明(ガラス)」なものは、何にでも相性が良いですね。
複数の色を使う場合だと、同じお店で揃えると食器全体に統一感が出やすいです。

「新生活応援フェア」で取り扱われている食器は、桜や若葉があしらわれていることが多く「可愛いから」という理由で選んでしまうと、将来的に「今、秋なんだけどな。まぁ仕方ないけど……」と思いながら使い続けることになります(実体験)。

模様が付いている食器を選ぶ時は、柄の持つ季節感にも注意して下さい。

電子レンジ対応の表示に注目

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食器を選ぶ際は「電子レンジ対応」に注目。

一人暮らしだと「作り置きした料理を電子レンジで温めて食べる」という機会が非常に多いので、やはり普段使うお皿が「電子レンジ対応かどうか?」というのは確認しておきたいですね。

お店で売られているほとんどの食器は「電子レンジ対応」だと思いますが、和食器だと「陶器はNGで磁器はOK。水が染み込むタイプの食器は割れる可能性あり」、洋食器だと「金が入ったものは火花が出て危険」という食器もあるので、やはりチェックしておきたいですね。

他にも「食洗機対応」「オーブン対応」「耐熱性」など、使う用途によって、買おうとする食器が適しているかも見ておきましょう。

食器より保存容器を優先的に揃える

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一人暮らしの食事は「一度に大量に料理を作り、明日、明後日も食べる」というケースが目立ちます。

その為、普通のお皿に盛ってラップをするよりも、保存容器に入れた方が積み重ねもしやすく、狭い冷蔵庫内を有効に使えます。

「食器は何を買って良いか分からない」と悩んだ時は、保存容器としても使える食器を選んでみても良いですね。

耐久性が高く値段も安い「ジップロックコンテナ」のようなプラスチック製、姿が美しい琺瑯(ほうろうせい)製、フタ付きで電子レンジ対応の小鉢など、色々な種類があります。

いかがでしたか?

実家にいた時は自分好みの食器で食事をする機会は少なかったと思います。

一人暮らしの醍醐味は、好きなもので自分の住まいを構築できること。

まだ食器を買うまでに余裕がある人は、時間がある時に雑貨屋さんやお店の食器コーナーを覗いて「ご飯を食べる時、どんなお皿が有れば素敵だろうか?便利に使える?」とイメージトレーニングをしておくことをおすすめします。

それでは良い新生活を。

(書いた人:昼時かをる)