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手のひらサイズの「豆皿」を日々の暮らしの彩りに。小粋で楽しい使い方

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豆皿とは直径が3寸(約9cm)に満たない小さな和食器のこと。

手のひらに収まるサイズの本を「豆本」と言うのと同じく「豆皿=小さい皿」という意味です。

一口で「豆皿」と言っても、色や形は非常に多種多様。
他のお皿よりも手頃な値段で、持っていてもかさばらないので、ついつい色々と集めてみたくなります。

豆皿には「ご飯茶碗」や「湯のみ」など、用途の名前が付いていない分、使い方は様々。

手のひらサイズの愛らしい「豆皿」の使い方、ほんの一部を紹介してみたいと思います。

塩・調味料を入れる、薬味を盛る

豆皿は「手塩皿」とも言い、元々塩や醤油、酢などの調味料を入れる目的で使われていた小さなお皿です。

本来の用途で利用するならば、刺身用のしょうゆ皿、餃子用のタレ皿、めんや丼ものを食べる時の薬味やお新香など、ちょっとしたものを入れてみます。

豆皿の中でも深さがあるものを選ぶと、端からこぼれる心配がありません。

おつまみを入れる

料理を盛るには一口二口分の量にしかなりませんが、何種類かの酒のつまみを盛って出せば、客人への粋なおもてなしに使えます。

豆皿の色や形に合わせて、少量を品よく盛れば、お酒や飲みの雰囲気もぐっと美味しく良くなりそうですね。

取り皿にする

「料理が少量しか盛れない=少量を品良く見せられる」と考えると、大皿料理やお菓子の取り皿としての活用法も見い出せます。

例えば昼下がりのアフタヌーンティー時に、一つは角砂糖入れ、一つはクッキーの取り皿、一つは茶こし入れとして使ってみる。

家庭内ではなかなか利用する機会が少ない取り皿ですが、思い切って使ってみると、一味違う食事やお茶の時間が過ごせそうです。

アクセサリー入れに使う

豆皿を「食器」として使うだけではなく「入れ物」として見てみると、また色々と使えそうな気がします。

お気に入りの指輪やイヤリング置きとして、豆皿を使ってみると、互いの魅力が何倍にも引き立ちます。
アクセサリーに「置き場所」ができることで、適当な場所に置いて失くす心配も減らせます。

お香を立てる

豆皿を「香皿」として使ってみる。

専用の香皿がなくても、一般的なお皿で代用が可能な為、お香の色や香りに合わせて豆皿を選んでみると、また面白いです。

コーンタイプはそのまま置き、スティックタイプは適度な長さに折って香立てに入れます。

香立てには「斜め」と「真っ直ぐ」タイプがありますが、小さい豆皿に使うならば「真っ直ぐ」が向いています。

皿立てに置いて飾る

「柄とデザインが素敵過ぎるので、食器棚に入れっぱなしにするのはもったいない」「思い出あふれる品なので、気がついた時に見られるように置いておきたい」という場合、飾って楽しむのも良いですね。

手のひらサイズで置き場所に困らないので、玄関先や寝室のベッドサイド、TVボードの上、飾り棚など、好きな所に飾ることができます。

豆皿は、さながら「ミニチュアのアート作品」という所。
季節や場所、部屋の雰囲気に合わせて豆皿を選べば、小さいながら存在感あるインテリアになります。


皿立てを探す時は「豆皿立て」「皿立て3号(約10.5cm前後の丸皿に対応)」で見てみると良いです。

いかがでしたか?

「豆皿は小さいから使いにくい」というイメージを持っている人も少なくないですが、あまり固定観念を持たなければ、人それぞれで色々な使い方ができると思います。

雑貨屋さんや食器専門店、はたまた骨董市に立ち寄った時には、是非とも「豆皿」にも注目して見て下さい。

(書いた人:昼時かをる)