一人暮らしをしていると「自分の為だけに毎日毎日料理を作るのが面倒」と思うことが多々あります。
そんな時に作っておけば良いのが「常備菜」です。
常備菜とは「保存がきいて、作り置きができるおかず」のこと。
常備菜を何品か大量に作り、ローテーションで食べていけば、3~4日分は料理をせずに済みます。食材は1種類だけではなく、複数の食材を使うと彩りや栄養バランスも良くなります。
ご飯を温めて、時々みそ汁を作ればOK。たまに肉や魚を買ってきて調理すればタンパク質不足になる心配もありません。
「料理をするのは面倒だけど、冷蔵庫におかずが無いから今日は早く寝る」というようなストイックな食生活を送る必要性もないです。
私が普段良く作っている常備菜をまとめてみました。
フライパンや鍋一つあれば、10~20分で出来てしまう簡単なものばかりです。
どの食材もスーパーで1つ98円の特売価格で安く購入できて、調味料も台所にあるものばかりなので、食費を節約したい人にもおすすめです。
常備菜レシピ7選
- 雷こんにゃく
- 大豆とこんにゃくの煮物
- 長ネギのコンソメ煮
- かぼちゃの煮物
- セロリとニンジンのキンピラ
- ほうれん草のピーナッツ和え
- ほうれん草と切り干し大根のおひたし
- ピーマンの焼きびたし
雷こんにゃく
沸騰したお湯で1~2分茹でた一口大のこんにゃくを、ごま油で良く炒める。
輪切りにした唐辛子、あわせ調味料を入れて、汁気が無くなるまで炒め煮をする。
好みで一味唐辛子やかつお節をかけて完成。
大豆とこんにゃくの煮物
こんにゃく1枚を角切りにして、茹でてアクを取る。
水100cc、しょう油大さじ2、みりん大さじ3、昆布一切れを一煮立ちさせてから、こんにゃくと水煮大豆1パックまたは一袋を入れて、汁気が無くなるまで煮る。角切りにしたニンジン1/2本を加えると彩りが綺麗。
長ネギのコンソメ煮
水200cc、コンソメ1個を鍋に入れて火にかけて、適当な大きさに切った長ネギ4本を入れる。フタをして長ネギがくたっとなるまで中弱火で煮る。温めても冷やしても美味しい。
かぼちゃの煮物
鍋に水と調味料、一口大に切ったかぼちゃを重ならないように入れて強火にかける。
沸騰したら中火に火を弱めて落し蓋をして、かぼちゃが柔らかくなり、煮汁が少なくなるまで煮る。
セロリとニンジンのキンピラ
細切りにしたセロリとニンジンを、ごま油を入れたフライパンで炒める。
しんなりしたら調味料を加えて汁気が無くなるまで炒めて、最後に白ごまを振る。
大量に作る時はセロリ3~4本、ニンジン1本、ごま油大さじ1、酒、しょうゆ、みりん各大さじ1.5~2、白ゴマ少々。
ほうれん草のピーナッツ和え
しょう油大さじ1、みりん大さじ1、砂糖小さじ2、粉末ピーナッツ大さじ3を鍋に入れて火にかけ、やや硬めの和え衣にする。茹でて切ったほうれん草一束と和える。
ほうれん草と切り干し大根のおひたし
切り干し大根25gを水で戻して、軽くゆでる。ほうれん草1束を切ってゆで、流水でアク抜きをする。切り干し大根とほうれん草の水気を絞り、割り下(しょう油、みりん、水各大さじ1を入れて煮切ったもの)で和える。柚子の刻んだものを加えると美味い。
ピーマンの焼きびたし
縦に半分に切り種を取ったピーマン4~5個を、キッチンペーパーを敷いた上に並べて、オーブントースターで8~10分ほど焼く。適量の白だしと水、すりおろしショウガを少々混ぜて浸け出汁を作り、焼いたピーマンを浸して一晩置く。かつお節を振って完成。お弁当に入れる時は、かつお節を下に敷くと汁漏れの心配が少なくて済む。
自炊、料理初心者におすすめしたい一冊は、よしながふみの『きのう何食べた?』。
「長ネギのコンソメ煮」と「ピーマンの焼きびたし」は『きのう何食べた?』のレシピを元に作っています。
料理漫画ですが気取らず簡単に作れる家庭料理のレシピが多く紹介されていて、読むと「あぁ美味しいご飯作らんとな」と料理するやる気も作ってくれます。
モーニング(講談社)で月1で連載中ですが、モーニング公式サイト「モアイ」にて一話読めます。宜しければ。
きのう何食べた? / よしながふみ - モーニング公式サイト - モアイ
(書いた人:昼時かをる)
▼ 他にもこんな記事書いています ▼