Webマンガと言えば、以前は個人サイトやイラスト投稿サイトなど、個人が自由に投稿・発表するイメージがありましたが、最近ではジャンプやサンデー、モーニングなど漫画雑誌を発行する出版社などが媒体となり、オリジナルの新作マンガを配信する所も増えてきました。
マンガの更新が不定期になりやすい個人サイトと比較して、毎日または毎週の定期更新で新作が読めるので「アクセスすれば、必ず新作がある」という楽しみがあります。
Webマンガを配信するサイトと作品数は非常に多く、いくつかのサイトを巡回していれば自分好みの作品が見つかります。
どれも面倒な会員登録なしで、サクッと読めてしまう作品ばかり。基本的に平日に更新されるので、お昼ご飯を食べ終わった後、配信されたマンガを読むのが仕事中の楽しみの一つになっています。
私が普段良く読んでいる出版社発のWebマンガを配信するサイトと作品をまとめてみました。
「最近、面白いマンガに出会えてない……」「空き時間を有効活用したい」という人の参考になれば幸いです。
ほぼ毎日配信
マンガボックス(DeNA)
→マンガボックス (MangaBox)を読む!
毎週水曜日から毎日3~5作品を公開。
一部の作品を除き、基本的に1週間で全作品の最新話が読めるようになります。
マンガボックスは元々、スマホ・タブレット用アプリで過去のバックナンバーは読めませんが、最新話やダイジェストはパソコンからも見られます。またAndroid版では読めない一部の作品も読めます。
マンガボックスの編集長が樹林伸氏の為、天樹征丸や安童夕馬、伊賀大晃などの名義で携わった作品(高遠少年の事件簿、エリアの騎士、新宿D×Dなど)が多いのも特徴。
「進撃の巨人」など有名作品のスピンオフや既に単行本が出ている作品も配信しています。
【読んでいる作品】
小出もと貴『サイコろまんちか』、渡部まさみ『くのいち女子高生 音無さん』、あわ箱/天樹征丸・さとうふみや『金田一少年の1泊2日小旅行』、蔵西『流転のテルマ』、さんりようこ『酪農みるく!』、衣谷遊『攻殻機動隊S.A.C.』など。
裏サンデー(小学館)
→裏サンデーを読む!
毎週月~金曜日に何かしらの作品が公開。1話から数話、前話と最新話が読めます。
毎週火・金更新の「クラブサンデー」や、ほぼ毎日更新の「やわらかスピリッツ」も無料で読めるWEB漫画を配信しています。
【読んでいる作品】
ONE『モブサイコ100』、はらまさき『ラブ・ボーイ・ラブ』
モアイ(講談社)
→モアイを読む!
モアイは「モ」ーニング・「ア」フタヌーン・「イ」ブニング合同Webコミックサイト 。
モアイ限定のWebコミックは平日は毎日(一部は週または月1)更新。単行本に未収録の部分が読める方式になっています。
連載作品の1話試し読みの他、ちばてつや賞入選作品もあります。
【読んでいる作品】
はるな檸檬『ZUCCA×ZUCA ヅッカヅカ』、沼津マリー『インドでキャバクラ始めました(笑)』、駒井悠『大人のそんな奴ァいねえ!!』、まずりん『独身OLのすべて』
毎週配信
ガンガンONLINE(スクウェア・エニックス)
→ガンガンONLINEを読む!
毎週木曜日に配信。1話と最新話が読めますが、作品によっては前話が読める場合も。スマホ・タブレット専用の「ガンガンONLINEアプリ」もあります。
【読んでいる作品】
忍『ヤンデレ彼女』、椿いづみ『月刊少女野崎くん』、ウダノゾミ『田中くんはいつもけだるげ』、君塚力『第三次性徴期、大塚くん!』
Champion タップ!(秋田書店)
→Champion タップ!を読む!
毎週木曜日に配信。全て新作。
ヤングチャンピオン連載中のカレー沢薫『国家の猫ムラヤマ』のスピンオフ作品『タップ! 出張版 文化庁チンアナゴ長官』は週およそ3で更新。
【読んでいる作品】
忍『息子の嫁』、みのる『神のごときミケランジェロさん』、カレー沢薫『タップ! 出張版 文化庁チンアナゴ長官』
特定日に配信
EDEN(マッグガーデン)
→EDENを読む!
毎月5日20日に更新。
無料で読めるのは各作品の1話と最新話、前話だけ。
マッグガーデン・コミック・オンラインがメインの配信ですがYahoo!ブックストアでも読めます。
【読んでいる作品】
小林ユミヲ『にがくてあまい』
となりのヤングジャンプ(集英社)
→となりのヤングジャンプを読む!
作品によって毎週、隔週、不定期と配信日が大きく異なります。
バックナンバーは1話~数話と単行本に未収録の話がかなり読めるので、途中から読んでも話についていきやすいです。
【読んでいる作品】
ONE・村田雄介『ワンマンパン』、カロリン・エックハルト『奥さま Guten Tag!』
他にもWebマンガを配信しているサイトは数多くあります。
参照:日本のウェブコミック配信サイト一覧
ウェブコミック配信サイト - Wikipedia
「何か面白いマンガないかなー」と思った時は、各サイトを訪れてみると新しい作品との出会いが待っているかもしれません。
(書いた人:昼時かをる)
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