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最寄りは何駅が良い?地元民が教える造幣局桜の通り抜けへのアクセス方法まとめ

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【更新日:2016年4月7日】

大阪の春の風物詩と言えば「造幣局の桜の通り抜け」が全国的にも有名ですね。

大阪造幣局構内の旧淀川沿いの全長560mの通路に、約132品種350本の桜が咲き乱れます。桜の時期を見計らい、毎年1週間だけ一般開放されます。

花が集まってまりのように咲く大手毬や赤手毬、八重桜、二度桜など、他では見られないような珍しい桜を鑑賞できます。

毎年多くの人で賑わう桜の通り抜けですが、大阪市内でもアクセスがやや不便な所にあり「どう行けば良いの?」と迷う人も少なくありません(私も最初、非常に困りました……)。

「今年こそ、桜の通り抜けに行ってみたい」「どこから行くのが、効率良く見て回れるの?」という人向けに、アクセス方法をまとめました。

造幣局 桜の通り抜けの基本情報(2016年度)

開催地:大阪造幣局
開催日:4月8日(金)~14日(木)
時間:平日10~21時/休日9~21時 日没後(18時頃)から、ぼんぼりでのライトアップあり。
観覧料:無料


アクセス方法

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「電車」または「バス」を利用して、最寄りの駅またはバス停から歩きます。

造幣局の桜の通り抜けは南門から北門への一方通行(約560m)
北門からの入場は不可な為、通り抜けに行く際の最寄り駅やバス停は「造幣局より南にある所」になります。

別段、造幣局より北にある所から行っても問題ないのですが、遠回りになりがちです。
ただし「出店や屋台を先に見たい」と思う人は、そちらのルートの方が効率的かもしれません。 

電車

各桜の通り抜けの出入口から近い最寄り駅は以下の通りです。

【通り抜け入り口(南門)】
地下鉄谷町・京阪本線「天満橋」駅(北出口):徒歩10分
JR東西線「大阪天満宮」駅(2番出口):徒歩15分
JR東西線「大阪城北詰」駅(3番出口):徒歩15分

【通り抜け出口(北門)】
JR東西線「大阪天満宮」駅:徒歩15分
地下鉄谷町線「南森町」駅:徒歩15分
JR環状線「桜ノ宮」駅:徒歩15分

おすすめルートは「大阪城北詰駅or天満橋駅→桜の通り抜け→大阪天満宮駅or南森町駅」

造幣局の桜の通り抜けへのアクセスは色々ありますが、初心者の人でも迷わずに行きやすいのは「大阪城北詰駅または天満橋駅→桜の通り抜け→大阪天満宮駅」だと思います。

【行く時のおすすめルート1(最寄り駅:天満橋駅)】

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▲天満橋駅→天満橋→造幣局のルート

京阪・地下鉄の天満橋駅(てんまばしえき)から、大川に向かうと、天満橋がすぐに見えてくるので、橋を渡り、川沿いに北上します。

JR環状線の天満駅(てんまえき)と名前は似ていますが、全然違う場所なので注意して下さい。


【行く時のおすすめルート2(最寄り駅:大阪城北詰駅)】

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▲大阪城北詰駅→川崎橋→造幣局のルート

大阪城北詰駅と大阪天満宮駅は両方ともJR東西線で、大阪駅ではなく北新地駅に発着します。

京橋駅で環状線と東西線の乗り換えが可能なので「大阪→京橋→大阪城北詰(160円)」が分かりやすいかと思います。
ちなみに京橋駅から大阪城北詰駅までは徒歩10~15分ほど。京阪本線の高架下をずっと進めば、たどり着きます。

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▲川崎橋

大阪城北詰駅(2番出口)から、京阪本線の高架下をずっと真っ直ぐ行くと、右側に川崎地蔵尊と川崎橋が見えてくるので、橋(自転車・歩行者専用)を渡ります。

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渡り終わるとすぐに桜の通り抜けの入り口(南門)があります。後は順路通りに行けばOK。

ちなみに川崎橋を背にして歩くと、大阪城まで行けます。歩道橋を渡ると間違いないです。

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▲ここから眺める川辺りの桜もなかなか綺麗。
写真は桜の通り抜けが開始する1週間前に撮影したもので、残念ながら桜の通り抜けの時期はほとんど散っている状態でした。


【帰る時のおすすめルート(最寄り駅:大阪天満宮駅or南森町駅)】

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▲造幣局→大阪天満宮駅or南森町駅

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造幣局の正面入口がちょうど国道1号線に面しているので、入口から向かって左(西)にずっと進めば大阪天満宮駅(と地下鉄の南森町駅)に着きます。
JR環状線の天満駅や桜ノ宮駅へ行くよりも、分かりやすいルートなのでおすすめです。

大阪天満宮駅から北新地駅まで電車に乗り、徒歩で大阪駅または梅田駅まで向かう。または南森町駅から東梅田駅まで乗り、徒歩で大阪駅または梅田駅……という感じ。

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▲「屋台を楽しみたい」or「人が多過ぎて北門出口まで行けない」という場合は、右側にある公園降り口から出ることをおすすめします。

大阪駅前からの直行バスあり

「なるべく歩きたくない」という場合は、バスの利用がおすすめ。

大阪市交通局では通り抜けの期間中「さくらバス」を運行します。

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大阪駅前(地下鉄御堂筋線梅田駅18番出入口近く)から天満橋まで/桜の宮橋から大阪駅前までの直行便です。

1時間あたり平日は4本、休日は6本。片道15分。
料金は「大人210円/子ども110円」とやや高めですが、JRや地下鉄の最寄り駅まで歩かなくても済むのがメリットです。

ちなみに造幣局の正門前近くに桜の宮橋(大阪市営バス、近鉄バス)のバス停もあります。地下鉄門真南方面と大阪駅前方面があり、1時間に5~6本運行しています。

【関連リンク】

✕自動車 ◎電車 ◎バス

造幣局の敷地内や周辺には駐車場がありません。

京橋や天満周辺には色々と駐車場が見当たりますが、やはり桜の通り抜けの時期はどこの駐車場も常に満車状態だと考えて問題ないです。

駐車場を探す時間や、歩く距離、駐車料金などを考えても、電車やバスをおすすめします。
または遠方でどこかの駅近くにある駐車場を探して、そこから電車に乗るという「パークアンドライド方式」を利用しても良いかもしれません。

ちなみに桜の通り抜けの時期は、周囲は交通規制が行なわれているので、近場を通ったり、送り迎えなどしたりする際など注意して下さい。
平成28年桜の通り抜け 交通規制及び順路図[PDF]

いかがでしたか?

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最後に桜の通り抜けで気を付けたいことをまとめておきます。

・会場内での飲食や喫煙は不可。
・自転車やペットの入場は不可。
・期間中の造幣博物館や工場の見学は休止。
・立ち止まらず、ゆっくりと歩いて行くこと。
・休日や平日の夜間は来場者は多め。平日の日中や雨の日は比較的空いている。
・所要時間は約20~30分。混雑具合やどれだけ桜を見たり、写真を撮ったりしたいかによります。

桜の通り抜けは「立ち止まらず、ゆっくり歩きながら、多種多様な桜を眺める」というイベントで、シートを広げて大人数でワイワイやるのは、大阪城公園や毛馬桜之宮公園、大川沿いが向いています。

ただし造幣局の桜の通り抜けの桜は遅咲きタイプが多く、一般的なソメイヨシノなどは散っている可能性も高いです。

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▲毛馬桜之宮公園(2015年)の様子。造幣局の桜はびっくりするほど満開で見頃を迎えていました。

満開の桜の下、お花見したいのであれば、桜の通り抜けよりも1週間早い時期を選ぶのがベスト。

桜の通り抜けの周囲には、屋台や出店が立ち並び、かなり賑やかな雰囲気になります

ベビーカステラ、たこ焼き、お好み焼き、海鮮焼き、串焼き、きゅうりの一本漬け、わたあめ、トルネードケバブ、スーパーボウルすくい、スマートボール、射的など色々。

出店エリアも桜の通り抜けも、かなり多くの見物人や観光客でごった返しているので、くれぐれも迷子や落し物などにはご注意下さい。

(書いた人:昼時かをる)

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