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靴下は裏返したまま洗濯が正解!?長持ちさせる10のポイント

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数あるファッションアイテムの中でも、買い換える頻度が高い「靴下」

「穴が空く」「生地が薄くなる」「履いている途中でずり落る」「毛玉やケバができる」「ヨレヨレでくたびれた印象になる」など、買い換える理由は色々とありますが、買った後の扱い方次第で、靴下の寿命は大きく変わってきます。

履き心地の良いお気に入りの靴下は、長く履きたいものですよね。

今日から使える靴下を長持ちさせる方法を「洗濯」「干し方」「履き方」「たたみ方」「直し方」「新しい靴下の選び方」の5つの項目で紹介したいと思います。

洗濯

靴下を裏返して、ネットに入れて洗濯する

靴下を最も長持ちさせる洗濯方法は「手洗い一択」

それでも靴下の為だけに手洗いするのは、正直、面倒ですよね。

他の洗濯物と一緒にまとめて洗う際は靴下を裏返して、ネットに入れて洗濯するのが◎。


靴下の傷みは「靴下と靴」や「靴と床」など、外部との摩擦によって発生しやすいので、裏返して洗濯することで外側の傷みを軽減させる効果があります。

ネットに入れるのは、他の洗濯物とからまりや摩擦を防ぐ為。
靴下が伸びるのが最小限になり、干す際も取り出しやすくなります。

「家族が靴下を裏返したまま洗濯機に入れるから腹立つ」という話を良く聞きますが、靴下を長持ちさせる洗濯方法としては裏返しがベストなので「返す手間を省いてくれた」と思えば、あまりイライラせずに済むのではないでしょうか。


ちなみに靴下売り場で働いている友人から聞いた話ですが、靴下の品質表示を見て「手洗いは面倒だわ……」と購入をためらう人は結構多いみたいです。

そんな時は「靴下を裏返してネットに入れて洗濯すると、かなり毛羽立ちやダマが軽減されて長持ちしますよ」とアドバイスすると「良いこと聞いたわ~」と買ってくれる確率が5割くらい上がるそう。

干し方

直射日光が当たらない日陰で干す

ゴムは紫外線に当たると劣化が進むので、干す時は直射日光が当たらないように陰干しをします。

干す所が日光が当たりやすい場所であれば、タオルなど他の洗濯物で影を作ると良いです。

口ゴム部分を挟んで干さない

靴下の伸びや履き口のゴムの劣化を防ぐ為には

  • つま先や靴下の真ん中部分などを挟んで干す
  • 平らな所に置いて干す「平干し」をする

という方法も有効的です。

たたみ方

丸めずに折りたたむ

靴下をタンスに収納する際「片方の靴下のゴムで、両方の靴下を束ねてクルッと丸める」という人多いのですが、履き口のゴムが伸ばしっぱなしになるのでNG。

「四角くたたむ」ことで、ゴムの負担を減らせるだけでなく、かさばらず収納でき、引き出しを開けた時に一目でどんな靴下を持っているのかも把握しやすくなります。

1.足裏部分を上にする。
2.かかと部分を折り、平面的にする。
3.履き口部分を内側に折る。
4.足先部分を履き口部分まで折る。
5.ゴムの中へつま先を入れる。

靴下のたたみ方は、こちらの動画が参考になります。

履き方

爪をこまめに切る、保湿をする

靴下を長持ちさせるには「足」にも注目。

特に靴下や靴のサイズは合っているのに、やたらと「つま先部分に穴が空きやすい」や「かかと部分が薄くなりやすい」という場合は、一度、良く足の状態を確認してみましょう。

【つま先部分に穴が空く】
原因:爪が長い
対処法:爪切りで爪を切る&ヤスリで仕上げる

【カカト部分が先に薄くなる】
原因:カカトがガサガサ
対処法:角質取りや保湿でカカトを滑らかに保つ

履く時に伸ばし過ぎない、上げ過ぎない

靴下を履く時、力を入れて引っ張ったり、大きく広げたり、上げ過ぎたりしていませんか? 

余計な力を加えてしまうと、靴下全体が伸びてしまい、ダルッダルになる大きな原因になってしまいます。

「伸ばし過ぎない」「広げ過ぎない」「上げ過ぎない」が靴下を履く際の3大原則です。

自分の足に合った靴を履く

サイズが合わない靴を履いていると、どうしても靴の中で摩擦が起こりやすくなり、穴あきや生地の薄れの原因になります。

以前「かかとの上部分が、やけにすり減るな」という時期があったのですが、良くよく思い出してみると、靴ずれが起こりやすいパンプスを頻繁に履いていた時でした。

  • 自分の足に合った靴を履く
  • 靴ヒモやストラップをしっかり締める
  • 中敷きを入れる

など、靴と靴下がズレにくくする対策が必要不可欠です。

直し方

「つま先やかかと部分に穴が空いたり、薄くなったりしているけど、他の部分はまだまた丈夫」という時に使える、靴下の補修方法を紹介します。

なるべく早いうちに始末することで、靴下の寿命を伸ばします。

【小さい穴】
指が入る程度の穴であれば、糸だけ使ってぬえばOK。
ポイントはしっかりと目の詰まった生地の部分を選んで針を通していくこと。
穴周辺は生地が薄くほつれやすくなっている為、穴をふさいでも近い場所から再び空いてしまうことが多いので注意。

【大きい穴】
糸だけでは対処しきれない穴は、靴下と同じ色の別布を当ててぬいます。
端処理の手間を考えると、使う別布は生地ほつれにくいフリースやフェルトがおすすめ。

「針や糸が使えない」という人は、アイロンで接着できる「靴下用補修布」を使うと良いです。

新しい靴下の選び方

3足1000円ではない、ちょっと良い靴下を買う

靴下の値段と耐久性は比例関係にあり、値段が高くなれば高くなるほど、長持ちしやすい傾向にあります。

今まで三足1,000円の靴下しか履いていなかった人が、1足700~1,000円する日本製の靴下を履き始めると「丈夫さが全然違う」と驚くことも。

新しい靴下が欲しいと思った時は

  • 今、話題の靴下は三足1,000円で買って、流行中の1シーズンで履き倒す。
  • 仕事やプライベート問わず、利用頻度が高いベーシックなタイプは、ちょっと良い靴下を買う。

という風に靴下に応じて書い分けるのもアリですね。

自分の足のサイズに合う靴下を選ぶ

靴下のサイズは商品によっても異なりますが

  • レディース:22~24cm
  • メンズ:25~27cm

が主な基準になっています。

自分の足のサイズが24cmで、靴下のサイズ展開が「23~25cm」と「24~27cm」の2種類あった場合は「23~25cm」を選んだ方が、かかと部分が余らずにきちんと履けます。

大は小を兼ねるで24~27cmを選んでしまうと、かかと部分がタブついて履き心地が悪いだけでなく、余計な摩擦を起こして靴下を傷める原因にもなります。

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(書いた人:昼時かをる)