今年大流行中のガウチョパンツ。
南米の民族「ガウチョ」が履いていたパンツを元にしたもので、すそが広がったゆったりしたシルエットが特徴的です。
「着心地が良く、動きやすくて、体型カバーにもなる」として、多くの女性が履いているガウチョパンツですが「下ろすとすそが床に付くので、トイレに行きにくい」という声も多く聞かれます。
私もガウチョパンツを持っており、前々から「トイレに行くのが大変な件」で悩んでいました。
調べてみると「ヘアゴムを使って、すそを足首に固定する」「すそをたくし上げて、パンストやベルト部分に挟み込む」「洗濯ハサミですそをベルト部分で留める」など、様々なアイディアが出ていましたが、どれも道具を用意したり、確実性が無かったりで面倒そう……。
という訳で、一度取り付ければ、後は手ぶらでOKなリボンを使った「床にすそが付かなくなる方法」を試してみたので紹介したいと思います。
用意するもの
- リボン10cmを2本
- 針と糸
- ハサミ
使用するリボンは、ガウチョパンツの表には出ないので「太め」であれば何でもOKです。
今回は端の処理(ほつれ止め)はせずに使いましたが、気になる人は接着剤やマニキュアを塗ったり、ライターや着火マンで熱処理(化学繊維のリボンの場合)をしたりして下さい。
糸はガウチョパンツの生地と同系色にすると、縫い目が目立ちません。
すそにリボンをぬいつける
ガウチョパンツを裏返して、わき部分のすそから約5cmの所にリボンをぬいつけます。
外から見えなければ、リボンの向きは縦横どちらでも大丈夫です。
両方のすそにリボンを付ければ完成です。
実際に使ってみる
トイレへ行ってガウチョパンツを下ろす前に、ガウチョパンツ全体をまくり上げて、端に付けたリボンをガウチョパンツのベルトループ(前部分)に結びます。
後は「ちょっと床に付きそうだな……」と思う部分を持ってガウチョパンツを下ろせば、かなり床にすそが付きにくいのを実感できると思います。
いかがでしたか?
トイレに行く時、ガウチョパンツのすそが床に付きにくくなる方法としては、
- ベルトの近くとすそにスナップボタンを付ける(下ろす前にスナップで止める)
- すそ部分にリボンやゴムを通す(下ろす前にリボンやゴムで、すそをギュッと締める)
というのも考えたのですが「すそにリボンを付ける」が、一番手間なく材料も少なくできる方法かなと思います。
今後もまだまだ続きそうなガウチョパンツブーム。
各アパレルメーカーにはトイレ対策に「すそにリボン付け」を是非とも実践して欲しいものです。
(書いた人:昼時かをる)