最近人気のクラフトグッズ「マスキングテープ」は様々な柄やデザインがありますが、今回紹介するのは竹定規がデザインされた「mt ex竹定規」です。
mt ex竹定規が魅力的なのは、ノスタルジー感じるデザインだけではなく、実際に正確な定規としても利用できること。
▲定規のメモリはかなり正確(マスキングテープの性質上、将来的に伸びる可能性ありますが……)。
そんな定規マスキングテープを使った、日常生活のちょっとした所が便利になる活用法をまとめました。
ノートや手帳に貼って簡易ものさし
ノートや手帳、クリアファイルなど、普段使っているものに定規マスキングテープを貼ると「ちょっと長さを計りたい」という時に便利に使えます。
普段はなかなか定規を持ち歩かない場面が多いと思いますが、普段使っているものに定規機能を付けておくと、何かと役立ってくれます。
自宅だと机の一部分に貼っておけば「あれ?定規どこへ仕舞ったっけ?」という時でも素早く長さを計ることができます。
台所で食材の長さや厚みを計る
料理を作っていると、意外と長さや大きさを計る必要がある機会に出くわすことがあります。
例えば「じゃがいもを1センチ角に切る」「キャベツを1.5cmのざく切りにする」「にんにくチューブ1cm~1.5cm入れる」「クッキー生地を1.5cmの厚さに伸ばす」「16cmの片手鍋を用意する」など。
目分量で作る時はそうでもないのですが、レシピ通りに作る場合だと、細かい所がやはり気になっていきます。
大体の長さや大きさを知りたい時、いちいち定規を用意するのは面倒なので、キッチンの一部分に定規マスキングテープを貼っておけば、目分量で失敗することもありません。
▲餃子作りに「長ネギ10cm」が必要だったので、定規マスキングテープで計って切る。
マスキングテープの耐久性を考えると、貼る場所には注意して下さい。
ちなみに「食器棚の棚部分にマスキングテープでアクセントを付ける」という使い方もなかなか可愛いです。
▲これは本棚ですが見た目がなかなか面白い。
文字が整ったメモが残せる
▲お名前シールとして、メガネケースに貼ってみる。
マスキングテープの使い方として「文字を書いて、メモや名前テープ代わりに使っている」という人も多いですが、そんな時に使うといつもより整った文字が書けます。
綺麗で整った字を書くには「字の大きさを揃える」「ひらがなは漢字よりも小さめに書く」などのコツがありますが、定規マスキングテープのメモリを見ながら「1文字1cm」「ひらがなは小さめ」を意識すると、結構良い感じになります。
定規マスキングテープは見た目もシンプルで、性別問わずメモテープに使いやすいと思います。
洋裁で使う
「定規マスキングテープは使える!」と一番実感できるのは、洋裁や手芸をする人ではないでしょうか。
私もその一人なのですが、例えばこんな便利な使い方があります。
ミシンで真っ直ぐ縫う為の補助に使う
ミシンで真っ直ぐ縫うのは慣れてないと難しいです…。そんな時はほれ、マスキングテープを貼るのです。補助線になってくれます。ズルではない pic.twitter.com/2BKdiU9AS6
— 朝日君は初心に帰ろうぜ (@asahirio_1023) 2014, 11月 12
ミシンで布を真っ直ぐ縫う時、慣れていないとあっという間に布が曲がって縫い代がガタガタになる……という洋裁あるあるも解決。
マスキングテープを貼ると、縫う時の補助線になってくれます。
注意したいのは、ミシンの押え金の下には布を奥へ送る為のギザギザな金具がついていること。
縫っている内にマスキングテープが剥がれて、金具や縫っている所に巻き込まれる心配もあるので、様子を見ながら縫っていくことが大切です。
ミシンや作業台にペタリ。ちょっと計る時に便利
洋裁をしていると、様々な場面で長さを計ることが多いです。
色々と材料や道具を出しっぱなしにしていると「今縫い代3cm計りたいのに定規が見付からない!」という事が結構起こります。
作業前にミシンや机に定規マスキングテープを貼っておくと「そこには確実に定規がある」と分かっているので、どこかへ行きやすい定規やメジャーを探すことなく、作業がスムーズに進んでくれます。
新しい糸と比較して、今夜だけで大体これくらいの糸を使いましたよ的な写真を。
最後の方で下糸2回目巻いたので、ホントはもう少し少ないですが。
この間買ったマスキングテープをミシンに貼って使ってみました。
ミリ単位も見れるし便利でした。 pic.twitter.com/aGheoXKTsz
— Fatima@常時睡眠中 (@fatima_ff14) 2014, 10月 9
このあいだ買った定規柄のマスキングテープがすごい便利!ミシンにも机にも〜至る所に貼って測ってます(笑) pic.twitter.com/mnTv3AzX1P
— 手芸センタードリームイオンタウン姫路店 (@dream_himeji) 2014, 9月 11
等間隔に印を付ける
洋裁だと「縫い代を折ってアイロンをかける」という作業が結構あります。
例えば縫い代を2cm取りたい時、4cm部分に印を付けて布を折りアイロンを掛ける訳ですが、定規の4cm部分にマスキングテープを貼ると、等間隔に印をつける時に地味に便利です。
5cm10cm部分にしか印が付いていない定規を使って作業をしていると「途中で必要な数字が分からなくなる」ということが結構起こるのですが、マスキングテープを貼って視覚的に数値が分かれば、計量ミスも軽減します。
裁縫道具箱に洋裁道具以外に入れておくと便利なのはマスキングテープ
定規に縫い代の倍の長さの位置にしるしをしておくと
こんな感じで綺麗に縫い代を折るときの等同じ幅で印をつけたいときに便利
http://t.co/gvwf27vC4R pic.twitter.com/1NDeIZjKF0
— 洋裁工房のうさこ (@yousaikoubou) 2014, 11月 14
定規マスキングテープではなくても、もちろん普通のマスキングテープでもOK。
これは洋裁以外でも、等間隔に印を付けたり、紙を綺麗に折ったりする時にも使えるテクニックです。
いかがでしたか?
数あるマスキングテープの中でも「実用性No.1!」と言えるのが、この定規マスキングテープではないでしょうか。
今回紹介したのはmt ex竹定規ですが、他にも様々な目盛り付きマスキングテープが出ています。
数字付きのマスキングテープは「切った時に数字が中途半端だと使いにくい」というデメリットがありますが、物の長さを計るのではなく数字をメインに使う時には何かと便利だと思います。
やや落ち着いた感のあるマスキングテープブームですが、まだまだ多くのマスキングテープが店頭には並んでいるので、お気に入りを見付けて色々と使ってみて下さい。
(書いた人:昼時かをる)
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