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採用情報サイトや就活本には載ってない、就職活動の前に準備しておきたい5つのこと

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就職活動前の準備と言えば「リクルートスーツ」「証明写真」「自己分析」「企業分析」「エントリシートや筆記試験、面接対策」「インターンシップ体験」……などがぱっと思い付きます。

今回はリクナビやマイナビなどの就活・採用情報サイトや就活本には載ってない、私が実際に就活をした時に「これをやっておけば良かったな」と思うことを中心にまとめてみました。

今後の就職活動で何かの役に立てば幸いに思います。

一番安く切符が買える金券ショップの確認

就職活動は交通費が結構かかります。
特に就職先を「地元」ではなく「関東」「近畿」と広い範囲で考えている人は、遠方の企業に出向くこともしばしば。

なるべく交通費安く抑えるには、金券ショップを利用するのが一番手っ取り早い方法です。

ネットで調べても、各金券ショップの切符の取り扱い状況や値段は書いていないことが多いので、普段良く行く金券ショップの営業時間と取り扱いのある切符、各切符の値段をメモしておくと便利です。

例えば就職活動先で金券ショップがあった時に比較ができるので、今買った方が高いのか安いのか分かります。
金券ショップで購入する切符の有効期間は2~3ヶ月くらいはあるので、安い所で何枚かまとめて買っておくと

交通系ICカードに5,000円分チャージ

交通系ICカードとは、公共交通機関を利用する際、改札口の読み取り機に「ピッ」とタッチすれば、運賃の支払いができるプリペイドカードのこと。例えばSuica、ICOCA、PASMOなど。

交通系ICカードを購入して、事前にチャージしておくと「切符を買うのに手間取って、乗らないといけない電車に間に合わなかった」という事態を防止できます。

土地勘がない所へ就職活動に行くと「改札口は見つかっても切符売り場がどこにあるか分からない」「到着駅名は分かるが、何円の切符を買えば良いか、すぐに料金表を見ても全く見付からない」場合が多いです。

時間通りに企業説明会や面接に行く為にも、交通系ICカードは一枚あると、心強い存在になってくれると思います。

1,000円からチャージ可能ですが、1,000円だとあっという間に無くなり、何度もお金を入れる必要がある面倒さが出てきます。

チャージ金額は5,000円が目安。
5,000円もあれば、手持ちのお金が無い時も、電子マネー払い可能なお店での買い物や支払いに使いやすいです。

「金額が大きいと、落とした時に大変……」と思うかもしれませんが、紛失した時は再発行すれば、チャージ金額は戻ってきます。
ただし再発行可能なのは、記名式と定期券などに限られます。再発行には再発行手数料とデポジット代が約1,000円かかるので、なるべく落とさないように注意して下さい。

またSuicaだと携帯電話やスマフォと紐付けられる「モバイルSuica」もあります。

全国で相互利用可能な交通系ICカードを1枚持っていると、他の都道府県に行って就活する際にも役立ちます。

交通系ICカードによって、それぞれ特徴やお得な特典が異なるので、よく使う交通機関の交通系ICカードでどこが良いか比較してみると良いです。交通系ICカードと紐付けられるクレジットカードもあります。

【全国で相互利用可能な交通系ICカード一覧】

Kitaca(キタカ)……JR北海道の札幌を中心とした駅で利用可能。
Suica(スイカ)……JR東日本、東京モノレール、お台場電車りんかい線、ニューシャトル、伊豆急行、仙台空港鉄道。モバイルSuicaあり。
PASMO(パスモ)……東京、埼玉、千葉、神奈川など首都圏にある大半の私鉄。バス特で運賃割引。
TOICA(トイカ)……JR東海の一部沿線。
manaca(マナカ)……愛知県名古屋を中心とした、ほぼ全ての私鉄とバス。乗車でマイレージポイントが貯まる。
ICOCA(イコカ)……JR西日本、京阪、近鉄。KIPS ICOCAは近鉄グループのKIPSポイントが貯まる。
PiTaPa(ピタパ)……関西、岡山、静岡エリアに各鉄道、バスが対象。運賃割引あり。唯一のポストペイ(後払い)型カード。
はやかけん……福岡市地下鉄。地下鉄利用でポイントが貯まる。
nimoca(ニモカ)……西日本鉄道と九州北部の鉄道やバス。乗車や電子マネー払いでポイントが貯まる。
SUGOCA(スゴカ)…………JR九州の一部沿線。乗車や買い物でポイントが貯まる。

クリアファイルと封筒、切符の3点セット


選考の際に「履歴書やエントリーシートは郵送で送ること」と指定する企業も多いです。
封筒切手クリアファイルの3点セットは、慌てて買いに行かなくても済むように、複数セット用意しておくと安心です。

書類はクリアファイルに入れて郵送するのがビジネスマナー。
クリアファイルに添え状、履歴書、エントリーシートを入れることで、配送時の汚れや破損などから保護する役割を果たします。購入する際は、透明でロゴなしがベスト。

封筒の大きさは履歴書(A4サイズ)を折らずに入れられる角2号(240×332mm)が使いやすいです。封筒の色は白と茶色などがありますが、あれば白色が無難。

履歴書は信書に該当するので、宅配便やメール便では送れません。
信書は基本的に郵便だけ。その為、履歴書を送るには「定形外郵便」が最も向いています。

定形外郵便の基本料金は「50g以内 120円。100g以内 140円」。
添え状+履歴書+エントリーシート+クリアファイル+封筒の重さであれば、50g以内に収まるので120円切手1枚で足ります。
不安な人は計量器で計ってみるか、郵便取り扱いがあるコンビニや郵便局に持って行って、調べてもらって下さい。

「基礎的なビジネスマナーを知っているか?」は選考でも見られるポイントの一つなので、過不足ないようにします。

ちなみに私は「履歴書やエントリーシートを送る際は、添え状を書く。書類はクリアファイルに入れること」を、就職活動が終わった後に知りました……。
私が郵送で送った企業には一社も面接に行った記憶が無いので、そのあたりも厳しく見られていたのだと思います。

郵便局の営業時間、ポストの集荷時間、届くまでの日数

履歴書やエントリーシートを送る際「企業宛に○月○日まで届くように郵送すること」と、期限が設けられている場合が大半です。

「まだ日数あるだろう」と思って送らないでいると、あっという間に期限が来てしまうので、事前に「何日の何時までに郵便局の窓口に出したり、ポストに投函したりすれば間に合うのか?」を調べてから、履歴書やエントリーシートを書き始めることをおすすめします。

郵便局によって窓口受付が異なるので、最寄の郵便局と受付時間が遅い郵便局を調べておくと安心。

同じく最寄りのポストの場所と集配時間も確認しておきたい所ですが、それらに関しては郵便局の公式サイトに記載されていないので、以前のクートンブログで紹介した「ポストマップ」を利用してみて下さい。

乗換案内&地図アプリのインストール

就職活動をしていると、土地勘がない場所に行くことも良くあります。

そんな時に役立つのが乗り換え案内アプリ地図アプリ
方向音痴な私はGPS機能を使った位置情報の確認は非常に助かりました。

乗り換え案内アプリは「Yahoo!乗り換え案内」「ジョルダン乗り換え案内」「駅探」、地図アプリは「Google Maps」「Yahoo!地図」などあります。

私が実際に使っていたのは「Yahoo!乗り換え案内」と「Google Maps」。
複数アプリで同じ場所にルート検索をすると、目的地までの行き方が異なる場合も多々あったので、自分にとって最適な行き方を調べる為にも、複数のアプリを使ってみることをおすすめします。

いかがでしたか?

私は卒業間近の2月中旬まで就活で色々と苦労したので「できれば些細な所で苦労して欲しくない」と思い、今回の記事を書いてみました。

「なるべく就活の面倒さを減らしたい」「他の就活生と差をつけたい」と言う場合、上記のことを一つでも実践してみると、地味ながら役に立ってくれるはずです。
「内容が役に立った」と思った人は、友達や後輩にシェアしてもらえると嬉しいです。

(書いた人:昼時かをる)

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