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+1の食材で簡単に作れる!白菜の使い切りレシピ5選&余った時の保存方法

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冬の葉物野菜が安くなる時期がやってきました。
その中で特に鍋料理で大活躍してくれる白菜は「1/2で88円!?安い!」とついつい買ってしまうことが多いです。

そして買ったは良いものの「さて、どうやって食べようか……?」「冷蔵庫に入りきらないけど、白菜で何を作って良いか分からない」と悩んだ経験はないでしょうか。

白菜にはビタミンC、カリウム、ミネラル、食物繊維など、健康や美容にも良い成分が多く含まれているので、新鮮な内になるべく早く使い切ってしまいたい所です。家にある食材で簡単に白菜を大量消費できるレシピと、余ってしまった時の保存方法を紹介します。

白菜と豚肉のミルフィーユ煮

白菜と豚肉があれば、迷うこと無く重ね煮にして食べます。

味付けは面倒なので、いつも白だしで作ります。味に物足りなさを感じた時は、食べる時にポン酢や柚子こしょうを加えて食べると美味しいです。
材料を見ると水の分量が少ないように感じますが、フタをして煮込んでいくと白菜から良い感じに水分が出るので、焦げる心配はありません。

【材料】
白菜……1/4
豚肉(切り落とし、バラ肉など)……150~200g
その他野菜(大根、ニンジン、キノコなど)……適量
白だし……50cc
水……300cc

【作り方】
1.白菜を白い芯の部分と葉の部分を分けるようにVの字に切ります。
芯は繊維に沿って細切り、葉の部分も同じく細切りにします。長さは5~7cmほど。
ボウルに白菜を入れて、塩を振り、白菜全体に塩が行き渡るように混ぜます。
2.フライパンに砂糖と酢、輪切り唐辛子を入れて、砂糖が溶けるまで加熱します。
水気を良く絞った白菜を入れて調味料と和えます。
3.白菜をボウルに移した後、洗ったフライパンにごま油を加熱して、白菜と一緒に混ぜ合わせます。
フライパンを洗うのが面倒な場合は、フライパンに白菜が入った状態で、ごま油を加えて加熱しながら混ぜます。
塩で柔らかくならなかった白菜を柔らかくするのにも効果的です。

白菜のゆずびたし

「豚肉はないけど、冷凍庫にゆずの千切りはある」という時に作るのが、白菜のゆずびたしです。

ゆずを入れることで「白菜を煮ただけ」よりも、料理がワンランクアップしたように感じます。
油や肉を一切使わないので洗い物が楽、というメリットもあります。

【材料】
白菜……3~4枚
水……適量
塩……少々
ポン酢……適量
ゆず皮の千切り……適量
かつお節……適量

【作り方】
1.ざく切りにした白菜を、塩を入れた少なめのお湯で芯の部分が柔らかくなるまで蒸し煮にします。
2.白菜をザルにあけ、そのまま冷まします。
3.粗熱が取れたら水気を絞って器に盛り、ポン酢とゆず皮、かつお節をかけます。


▲よしながふみ『きのう何食べた?』2巻からのひと品。
私の料理のバイブル的マンガで、1話に複数品目の料理レシピが載っていてお得。

白菜とりんごのサラダ

旬のリンゴと白菜を使ったサラダです。
「給食に良く出てた!懐かしい」と思う人はどれくらい居るでしょうか。

甘いのが苦手な人は、レーズンはお好みで入れても入れなくてもOKです。

【材料】
白菜……4~5枚
リンゴ……1/2コ
レーズン……大さじ1~2杯
マヨネーズ……大さじ1~2杯
塩、黒コショウ……適量

【作り方】
1.白菜はざく切りにして、茹でるorレンジ加熱で柔らかくします。加熱し過ぎに注意!
塩を振って揉むよりも、白い部分が硬くなりにくく、塩を使わないので味の調整がしやすくなります。
2.リンゴをいちょう切りにします。
3.水気を絞った白菜とリンゴ、レーズンをボウルに入れて、マヨネーズと和えます。
最後に塩や黒コショウで味を整えて完成。

白菜の浅漬け

「浅漬けの素を買う程でもないが、酢や砂糖を混ぜて作るのは面倒」という時は、薄口しょうゆと塩昆布(または刻み昆布)を混ぜて、浅漬け容器を使って漬けます。

即席漬けとは違い、すぐに食べると固くて美味しくないので、1~2日冷蔵庫に入れて食べ頃を待ちます。
白菜以外にも大根やニンジン、キュウリを入れても美味しく漬かります。

【材料】
白菜……2~3枚
塩昆布……小さじ2~大さじ1
薄口しょうゆ……キャップ1杯

【作り方】
1.白菜をざく切りにして、塩昆布と混ぜ、浅漬け容器に入れる。
2.キャップ1杯の薄口しょうゆを回しかけ、容器のフタを閉める。
3.冷蔵庫で1~2日置き、食べ頃になるまで待つ。


▲浅漬け容器


▲薄口しょうゆは「あなん谷醤油 淡口」を使っています。

辣白菜(ラーパーツァイ)

中国料理でたまに見かける白菜のお漬物です。白菜と家にある調味料で簡単にできます。
日本の浅漬けとは異なり、お酢と唐辛子を使った酸っぱくてしっかりとした味が特徴的で「白菜の浅漬けに飽きた」と言う時にもピッタリの一品です。

【材料】
白菜……1/4
塩……小さじ2~大さじ1
砂糖……大さじ1
酢……大さじ3
輪切り唐辛子……適量
ごま油……大さじ1~2

【作り方】
1.白菜を白い芯の部分と葉の部分を分けるようにVの字に切ります。
芯は繊維に沿って細切り、葉の部分も同じく細切りにします。長さは5~7cmほど。
ボウルに白菜を入れて、塩を振り、白菜全体に塩が行き渡るように混ぜます。
2.フライパンに砂糖と酢、輪切り唐辛子を入れて、砂糖が溶けるまで加熱します。
水気を良く絞った白菜を入れて調味料と和えます。
3.白菜をボウルに移した後、洗ったフライパンにごま油を加熱して、白菜と一緒に混ぜ合わせます。
フライパンを洗うのが面倒な場合は、フライパンに白菜が入った状態で、ごま油を加えて加熱しながら混ぜます。
塩で柔らかくならなかった白菜を柔らかくするのにも効果的です。

白菜が余った時の保存方法

白菜を使った料理を一度作ってしまうと、食べ切るまで使わないことが多いので、なるべく鮮度を保った状態で保存しておきたい所です。

余った白菜の保存方法を形態別にまとめてみました。
ちなみに白菜などの葉物野菜は一度で使い切らない場合、外側から1枚ずつはがして使うと長持ちしてくれます。

カット済み(ざく切り、千切りなど)

カット済みの白菜はラップやジップロック袋、保存容器に入れて、冷蔵保存します。
野菜は切り口が多いほど傷みやすいので、早めに使い切るようにしましょう。

またジップロック袋に入れて、空気を抜き、冷凍庫に入れて冷凍保存をするという方法もあります。
解凍すると「ふにゃ」っとした食感になるので、凍ったままスープやみそ汁に入れると良いです。炒め物に使う場合は自然解凍か電子レンジを使って解凍後、水気を絞ってから炒めるようにしましょう。冷凍することで加熱時間が短くなるので、光熱費の節約にもなります。

1/4~1/2カット

濡らしたキッチンペーパーで芯の部分を包み、ラップを巻き、冷蔵室や野菜室で立てて(芯の部分を下にする)保存します。
立てて保存が難しい場合は、白菜の重みで葉が傷まないように切り口を下にして置きます。

丸ごと1玉

丸ごとの場合は新聞紙やキッチンペーパーで白菜全体を包み、袋に入れて冷暗所(直射日光の当たらず、湿気が少なくて涼しい所)で保存します。
冬場であれば3~4週間は長期保存が可能です。夏場はどうしても傷みやすいので、できれば冷蔵庫に入れておくと安心です。

(書いた人:昼時かをる)

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